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日野と三菱ふそう統合、1年の遅延背景に不正問題と競争法リスク
最近のニュースについて田中さんと山田さんが興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:ほんなら、山田さん、この日野と三菱ふそうの統合のニュースについてどう思います?
山田美穂:そうですね、田中さん。計画が1年も延期しているのは驚きですが、競争法の許認可と日野自のエンジン認証不正が背景にあると聞いています。けど、それにしても1年はちょっと長引きすぎですよね。
田中太郎:うん、まあ、競争法の許認可取るのに時間かかるっちゅうのもわかるんやけど、そもそもそれを見越して計画立てたはずやないか? なんでこんなに後手後手に回っとるんやろな。
山田美穂:日野自のエンジン認証不正が大きな要因かもね。米司法省の調査も進行中とのことだから、罰金がどれだけ高額になるか、ダイムラー・トラック側もリスクを見極めるのに慎重になっているんでしょう。
田中太郎:そやな、罰金のケタが不明っちゅうのは確かに心配の種やな。それでダイムラーのモチベーションが下がってきとるっちゅう話も無理ないわ。
山田美穂:そう、その問題が続いている限り株主にも説明できないですし、統合がうまくいくかどうか不透明ですものね。それに、トヨタ側も支援には限界があるって言ってますし。
田中太郎:せやけど、燃料電池システムやら水素活用での連携は興味深いやん。協業がうまくいけば、脱炭素社会へ向けた一歩になるかもしれんけどな。
山田美穂:確かに技術的なシナジーは期待できます。ただ、日野自の業績予想が不透明なままだと、企業経営としての健全性が条件となる上場にも影響しますよね。
田中太郎:上場の条件も満たせんとあかんし、投資家への説明責任も重大や。特に日野自の株主総会が6月26日に控えているし、ここでどう説明するかやな。
山田美穂:そうですね、ステークホルダーへの説明がうまくいかないと次のステップにも進めませんもの。これからどうなるか、引き続き注目していく必要がありますね。
田中太郎:そうやな、統合がうまくいかへん可能性も半分くらいあるっちゅう見立てやけど、業界全体に与える影響も大きいやろな。ほんまに目が離されへんわ。
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