- お役立ち記事
- シャープ、EV事業へ進出:挑戦と課題の狭間で
シャープ、EV事業へ進出:挑戦と課題の狭間で
最近のニュースについて田中さんと山田さんが興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:美穂はん、このシャープのニュース読んだか?うちの工場でも結構な話題になっとるんや。
山田美穂:はい、読みました。シャープがEV事業に進出するというのは驚きですね。特にコンセプトモデル「LDK+」は面白そうですが、不安点も多いですよね。
田中太郎:せやな。EV自体は親会社の鴻海精密工業頼りやけど、シャープがどれだけ独自性を出せるかがポイントやな。ま、うちも新しもんには常に挑戦したい気持ちはあるから、ちょっと応援したい気持ちもあるわ。
山田美穂:ただ、鴻海のプラットフォームを使うってことは、結局シャープ単体では動かせない部分が多いですよね。この状況では、シャープらしい製品をどうやって作るかが難題です。
田中太郎:そうやな、シャープの強みは独自の技術とスピード感やったはずや。それがちゃんと維持できるかどうかがカギやで。でも、液晶事業から転換するっていうのもかなり大変な話やな。
山田美穂:特に液晶事業の構造改革は大きな課題ですよね。テレビ用大型液晶パネルの生産を停止して、データセンターや太陽電池の生産にシフトするっていうのはコストと時間がかかるし、リスクも大きいです。
田中太郎:でも、それこそ挑戦の価値はあるんちゃうか。市場も変わるし、新しい分野で競争力つけるのも一つの戦略やと思うわ。シャープのDNAがまだ残ってるなら、何とかなりそうな気もするけどな。
山田美穂:確かにスタートアップのスピード感を持っているのなら、チャンスはあるかもしれませんね。ただ、最近5年間は新規開発に投資ができていなかったと聞きます。これをどう乗り越えるかが課題です。
田中太郎:そうや。投資ができんかった理由が鴻海の助力が十分やなかったっていうのも気になるところやな。今後どれだけ鴻海と上手くやって、新しい事業を育てられるかが重要やろな。
山田美穂:また、シャープの強みである家電や複合機などの「ブランド事業」から成長領域を創出できる可能性も見逃せません。これらの分野での技術力はまだ健在でしょうし、市場ニーズを捉えた新製品の開発が期待されます。
田中太郎:せやせや。その点では、技術展示会「シャープTech―Day’24」が一つのターニングポイントになるかもしれんな。そこでどれだけ市場に訴えることができるかは見ものや。
山田美穂:シャープがこの展示会を通じてどんなメッセージを発信するか注目ですね。もし成功すれば、株主や市場からの信頼も回復できるかもしれません。
田中太郎:まぁ、どっちにしろシャープはこれからが正念場やな。我々もお手本にして、自分たちがどうやって成長していくべきか考えなあかんな。
山田美穂:おっしゃる通りです。シャープの挑戦を見守りつつ、自分たちの最善策も常に考え続けていきましょう。
資料ダウンロード
QCD調達購買管理クラウド「newji」は、調達購買部門で必要なQCD管理全てを備えた、現場特化型兼クラウド型の今世紀最高の購買管理システムとなります。
ユーザー登録
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。
NEWJI DX
製造業に特化したデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目指す請負開発型のコンサルティングサービスです。AI、iPaaS、および先端の技術を駆使して、製造プロセスの効率化、業務効率化、チームワーク強化、コスト削減、品質向上を実現します。このサービスは、製造業の課題を深く理解し、それに対する最適なデジタルソリューションを提供することで、企業が持続的な成長とイノベーションを達成できるようサポートします。
オンライン講座
製造業、主に購買・調達部門にお勤めの方々に向けた情報を配信しております。
新任の方やベテランの方、管理職を対象とした幅広いコンテンツをご用意しております。
お問い合わせ
コストダウンが利益に直結する術だと理解していても、なかなか前に進めることができない状況。そんな時は、newjiのコストダウン自動化機能で大きく利益貢献しよう!
(Β版非公開)