製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?
一人一人の性格、能力、違う中で
公平な評価、公正な評価というのは非常に難しいです
どうやってこれをなくすことはできないので正しく評価するか
常に人事部門ですとか、人材開発部門
いろんなところで取り組んでいます
実際に一人一人が全てやっていること、違いますし
評価も違うので
これもまったく公平にすることが無理です
だからといって諦めるか
そうでもないです
給与体系の見直しだとか
労働のあり方も、テレワーク、在宅勤務が急に増えて
大きく今変わろうとしています
ただ工場はテレワークというわけにいかないので
どうしても工場で仕事をしなければいけませんけれども
それでも交代勤務などで在宅の時間は増えました
さらにロボット化ですとか自動化、知能化で
在宅でできる仕事もどんどん増えています
逆に在宅になることによるコミュニケーション不足
メールやwebでの会議などもありますけが
それでも今までから比べるとコミュニケーションが大きく減ってます
このコミュニケーションが減っている中で
日々変化する仕事のモチベーションを高めるために
何をしなければいけないか
これまでの人材の研修だとか
メンタルヘルスケアだとか
そう言ったものだけでは補えないという時代に入っています
目標管理についても成果報酬なのかそれとも
今までの年功序列的な考え方がいいのか
これもなかなか実は難しいところです
特に日本の工場では匠の技術
これは熟練度、経験年数によって
右肩上がりで上がっていくものですが
ある一定の年齢からは、習熟度はだんだん下がってきますし
高齢化することによって細かい仕事ですとか
長時間の過酷な仕事がしづらくなっています
なので役割分担が変わってきます
そういった過酷な環境が
少しでも改善しなければいけませんし
出来るだけ若い人にチャンスを与えて世代を交代させる
ということが必要になりますけれども
そういったものづくりのサプライヤー
単なる生産性の向上だとか品質の改善をしましょう
と言ってもここまで来てる限界の中でできること
どこまでフレキシブルに対応できるかということを
考えていかないといけません
ロボットが作る機械部品などはロボットの作業性能によって
生産性が上がりますけれども
手作りの製品になるとあくまでも人の手作業なので限界があります
生産性と言っても1日に人の手で作れる数には限りがあります
なので匠の世界の製品は製品の価格も非常に高く
生産数量も非常に少量なので
限られたものにしか使えません
でもその良さを感じて買ってくれるという需要もあります
今後日本が目指していかなければならないのが
今までの工業製品が特に家電のように
中国や東南アジア、韓国などに奪われてしまって残っているのが
高付加価値、メイドインジャパンの匠の技術
こういったものになってきます
その時にこれまでのサプライヤーの評価
今までの単純な生産性
コスト削減、品質だけでは測れないものが出てきています
それをどうやって評価した上で
そういったサプライヤーに作ってもらって製品に仕上げるか
というのがこれからの課題になってきます
これを数値評価で表すのは非常に難しいですけれども
是非これを複数の部門や企業が客観的な評価基準を作って
これで正しく評価をされる匠のサプライヤー
こうもいったもの
さらにそこで働く年功と言われる技術者
こう言った人たちが正しい評価を受けられる環境を作っていくのが
今後の日本の生き残る道ではないかと思います
ぜひ労働環境、今このように変わりつつある中で
より良い仕事をするために何をすべきか
今までの評価、改善ポイントの先にあるものは何か
というものを考えていくべきだと思います
今日は以上です
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。