製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?
今日は購買部門の人材を育てるの中で
中堅のスタッフないしは
初級の管理職レベルの人材を育てる
という話をしていきたいと思います
基礎が身に付いた購買スタッフが
いろんな業務を経験した上で
今度は部下を持つとか
ある程度の権限を持って
サプライヤーと交渉するという時に必要な話をしていきます
まず必要な情報
それから部下のマネジメント
人事マターに関してはそこは人事にお任せするとして
また、私もいろんな経験をしているので
人事の評価制度だとかKPIの話も
また別途していきますけれども
まずは目標管理
スタッフが複数いるのであればどうやって業務の配分をするかとか
評価をするかとか、いろんなことをしていった上で
成果が上がったらどれだけ今度その
評価を次に活かすかということになります
それからサプライヤー
どれだけいろんな関係の中で
場合によっては金額が大きい取引になると
自分のさらに上、役員レベルの承認が必要となった時に
部下がいるマネジメントレベルの購買のマネージャーとして
役割としては何をすべきかということになるんですけれども
ある程度の事業方針や事業戦略
販売戦略に基づいて生産計画が決まり
購買部門が求められている役割
コスト削減、品質の向上から始まって様々な効率化
新しいサプライヤーや新しい素材、新しい組み立て方に対応できる
原材料部品の調達ということをやっていく
そういったものをやっていくために、仕入れるために
どこからどういう情報を仕入れて
仕入れた情報の中からスタッフが仕入れた情報の中から
何が役員レベルに報告すべき内容なのか
事業計画にプラスになるのかというものを選び出して
整理してまとめ上げるという力が必要になってきます
そして事業戦略として今後の事業の柱となっていく製品が見えてくれば
それに対する新しいサプライヤー、新しい素材の購買
どうやって確保するか、競合他社と争った時に
自分たちが有利に立てるか
これは一歩先に行動を起こすということが大事です
そのためにもいろんなサプライヤー以外も含めて
人脈ネ、ットワークを構築するということが
マネジメントレベルには求められると思います
色々な組織があります
工業界の団体組織だとか
経団連から始まって
日経連、商工会議所の組織
様々な人の交流があります
同業の集まり、それから同じ購買という職種での集まり
様々なネットワークあります
そういった形で人脈を構築する
その中で本当に信頼の置ける人とのつながり
怪しいものは情報漏洩になるので
非常に慎重になるべきであるんですけれども
プラスになる情報を仕入れるためには
ある程度、業務外の人脈というものも必要になってきます
こういった形で少しずつ情報や人脈
広げていくということになりますし
自分が担当している範囲の隣、
経理、生産管理、品質、アフターサービス、マーケティング、営業
そしてシステムや総務、人事、様々な部門に
ある程度顔がきくというような繋がりも必要になってくると思います
ぜひ様々な方面にネットワークを広げて
自分が仕事をしやすい環境を作ってください
部下が活躍しやすいようなフィールド
それから情報、それから方向性を与えてあげて
何が今求められていて
何が最終的なゴールなんだ、目的なんだということを
明らかにした上でその方向へ向かわせるということが
マネジメントとして必要になってくると思います
だからよく納期管理だとか価格交渉で
部下が頼りないとマネジメントレベルが取り上げてやる
というようなことがあるんですけれども
それは本来の姿ではないです
ある程度やっぱり任せるということと
自分がやるべきことは何なのか
これを非常に明確にしなければいけない
会社によっては色んなポリシーがあって
そこはミドルマネジメントがすべきことという風になっていれば
それはそれでいいとは思うんです
ですが若手を育てるということと
上司それから役員レベルへ報告して
今後どうあるべきということを示すためには
言われたことだけやっている購買では駄目です
積極的にこうあるべきという指針を示して
今、原材料部品の市場はこうだとか
競合他社がこういうことをしているとか
新しい素材や新しい技術が生まれて
こうすれば更にコスト削減につながるよとかという
積極的な自発的な提案ができる購買部門でなければならないと思います
マネジメントレベルとしては
そういったこと、部下が仕入れた情報をいかにまとめ上げて
会社の利益や顧客の利益のために
これだけ貢献できるんだということを
PR、アピールできるような
マネージャーでなければいけないと思います
今日はここまでになりますけれども
さらに購買の部門長としてすべきこと
あるべき姿、今後さらにデジタル化、知能化、自動化になって
購買のマネージャーの役割もだんだん変わってきました
それに合わせて どういうことをすべきか
という話をまた別途させていただきたいと思います
本日は以上になります
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ではまた
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。