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ニーズを的確に把握し、行動を促すエンジニアの「質問力」「提案力」強化養成講座

目次
ニーズを的確に把握し、行動を促すための「質問力」向上術
製造業界では、日々新しいニーズが生まれ、それに応じた対応が求められます。
特にエンジニアは、商品開発から生産、品質管理に至るまで、多岐にわたる業務を担っています。
そんな中で重要となるのが、「質問力」です。
ニーズを的確に把握するためには、適切な質問をすることが大切です。
質問によるニーズの深掘り
顧客や他部署とのコミュニケーションにおいて、一般的な質問を投げかけるだけでは表面的な理解に留まることがあります。
そこで、まずはオープンクエスチョンを用いて、相手の話したいことを引き出しましょう。
「なぜそのように考えるのですか?」や「その結果、どうなりましたか?」といった質問を繰り返すことで、背景にある意図や問題点を浮き彫りにすることができます。
5W1Hを駆使した具体的な質問
5W1H(Who, What, When, Where, Why, How)をベースにした質問は、ニーズの詳細を具体的に探る際に有効です。
「誰がこの問題に関わっていますか?」や「どこの現場でこの問題が発生していますか?」などを尋ねることで、問題の全体像を把握することが可能です。
また、「どうやってその問題を解決する予定ですか?」といった質問は、解決策を考える上でも役立ちます。
提案力を高めるために必要なポイント
質問力で得た情報をもとに、次は提案力の強化です。
具体的で納得感のある提案を行うためには、クリティカルシンキングとロジカルシンキングの両方が求められます。
クリティカルシンキングの活用
クリティカルシンキングとは、情報の真偽を見極め、自分の考えを批判的に検討する思考法です。
提案を行う際には、得た情報を疑い、複数の視点から検討することが重要です。
例えば、ある解決策が短期的には有効であっても、長期的な影響を考慮すると不適切である可能性もあります。
そのため、事実確認をしっかりと行い、自他共に認められる結論を導き出すことが求められます。
ロジカルシンキングで根拠を明確に
ロジカルシンキングにより、提案の根拠を明確にし、相手を納得させるための論理的な説明を行います。
提案内容は、具体的なデータや成功事例をもとに提示することで説得力が増します。
「〜だから、〜である」という因果関係を明示することで、相手の納得感を高められます。
製造業界における具体的な実践例
製造業においては、日々の業務の中で提案力と質問力が活用されています。
ここで、具体的な実践例を通じて、これらのスキルをどのように磨くことが出来るか考えてみましょう。
生産ラインの改善提案
例えば、生産ラインの改善提案を行う際には、現場の作業員とのコミュニケーションが最初のステップとなります。
現場の方々から具体的な問題点を引き出し、その情報をもとに効果的な改善策を検討する。
「この作業のどの部分が時間がかかっていますか?」と質問することで、問題点の特定が可能となります。
品質不良の原因分析
品質不良の原因を分析する過程でも、適切な質問力が重要です。
「いつからこの不良が発生していますか?」「どの工程で問題が発生していますか?」といった具体的な質問をすることで、原因を絞り込むことが可能です。
その後に提案する解決策は、過去のデータや同様の事例を基にした説得力のあるロジカルシンキングでまとめると良いでしょう。
新しい時代に対応するためのデジタルスキル
昭和から続くアナログの業界であっても、デジタルスキルの習得は避けて通れない道です。
デジタルツールを駆使することで、質問力と提案力をさらに高めることができます。
データ分析技能の活用
製造業の新しいトレンドは、ビッグデータの活用にあります。
生産現場から集めたデータを用いて、製品の品質向上や生産効率改善に役立てることが可能です。
データ分析に基づいた質問や提案は、より具体的で納得感のあるものとなるでしょう。
オンラインコミュニケーションの活用
業務の効率化には、オンライン会議ツールやチームコラボレーションプラットフォームの活用が不可欠です。
これにより、短時間で多くの情報を共有でき、問題の迅速な解決が可能です。
オンライン上でも、対面と変わらないレベルでの質問力と提案力を発揮するスキルが求められます。
まとめ:継続的な学びと挑戦
ニーズを的確に把握し、行動を促す「質問力」「提案力」は製造業において欠かせないスキルです。
これらのスキルは、一朝一夕で身につくものではなく、日々の業務の中で意識的に磨き続けることが重要です。
また、デジタルスキルの習得と活用も、これからの業界では必須と言えます。
常に新しい情報と技術を取り入れ、自らのスキルをアップデートし続けることが、製造業の発展に貢献する道となります。
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