製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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嘘みたいな本当の話!天気と気象が購買に必要な情報である理由

嘘みたいな本当の話!天気と気象が購買に必要な情報である理由

今日は購買の仕事と直接の関わりがある天気、気象、気候の話を詳しくしていきたいと思います。

普段私たちが色々な物を、買う、生産する、サービスを受けるなど色々な環境の中で仕事してるわけですけれども、

日々の天気や春夏秋冬の季節、さらには今は地球温暖化といった長期トレンドの気象の変化、または台風ですとか大雪、さまざまな気象災害。

これらと購買の業務、関係することが非常に多いです。

基礎知識としてまず気象、気候、天気、これについて深い理解があるということが購買の仕事にプラスになるんだということをぜひ理解してほしいと思います。

その中で今日はまず地球レベルのグローバルな話から進めさせていただきます。

ゆくゆくはさらにピンポイントを絞って日本の話、さらに各都市とか地域別のピンポイントの天気に至るまで段階を踏んで話をしていきます。

購買部門と地球温暖化

まずは地球レベルの気候の話。

今まさに地球温暖化これをどうやってっ防止するか、という話が世界中で議論されてます。

この温暖化に関しては避けて通れないという時代になってしまいました。

産業革命以降、どんどんどんどん地球の気温は上昇の一途をたどっています。

上がったり下がったりを繰り返しながらこの200年の間でかなり温度の変化がありました。

歴史から見れば氷河期だとか、かなり暑い時期とか、さまざまな時代があっての今なのでまあそう大したことはないという事ってあるんですけども、

我々の日々の人間の暮らしの中では平均気温が1度2度上がるだけで大きな影響になってしまいます。

例えば真夏、今40度を超えそうな日々が続くということが起きた場合に健康への被害ですとか、様々な冷房に対する電気エネルギーの限界とか、

いろんな影響が出てきます。

さらには冬季の雪が降らないですとか、氷が凍結しないとか、南極や北極の氷が溶けてだんだん海水面が上昇してるとか、いろんな問題もあります。

実際にこの我々人間の暮らしと直接関係あるとかないとかいろんな議論もされているんですけれども、

実際には二酸化炭素をはじめとする地球の表面を覆っている大気、これが直接太陽光のエネルギーを受けるということと、もう一つは地球内部のエネルギーが外へ放出されるというバランスが崩れるとこれがどんどん温暖化する、ないしは気温がどんどん下がってくということになります。

実際には火山の噴火で大気中に有害物質が放出されたり、太陽光を遮ることによって熱エネルギーの供給を受けなくなると地球の温度ってどんどん下がっていったりします。

そういう様々な変化があるわけなんですけれども、地球全体で見れば太陽光を浴びている赤道と北極や南極ではかなり気候が違う訳ですよね。

そういった土地、地域でどのような気候になっているかによってそこで暮らす人、そこで取れる農産物ですとか産業それぞれ有利、不利ということがあるわけです。

実際には世界の気候区分というものが地図で示されているんですけど、簡単に言ってしまえば赤道直下これは熱帯雨林という気候で、ものすごく暑いわけなんですが、南極北極は1年中雪と氷に閉ざされた寒い世界ということです。

これもだんだん変わりつつあるという現状です。

購買部門と11の地球の気候

非常に大雑把な話をすれば日々の購買業務、特に海外調達で関わりある話を中心にしていきましょう。

実際にはまず11の区分があるわけなんですけれども、高い山、高山、標高の高い所は空気が薄いとか、気温が低いとかというところ、

氷雪気候というところはいわゆる北極と南極および雪が溶けないという地域、

そしてもうちょっと暖かくて雪が溶けて植物が生えたりする季節があるいうのがツンドラこれはグリーンランドですとかシベリアですとか、カナダの北部とかフィンランドとかいったところで見られる土地です。

さらにもうちょっと暖かいところシベリアよりもうちょっと暖かいロシア、カナダ、アラスカとかいったところのさらに温暖な地域、海に近いところ、

こういったところは亜寒帯、ないしは冷帯の多雨気候と呼ばれる地域があります。

そしてさらにもう少し暖かくなると西岸海洋性気候、これは主にヨーロッパ、イギリスですとかスウェーデンですとかこういった地域で見られる気候。

さらにもっと暖かくて今度雨がどんどん増えてくると我々の住んでいる日本そして中国、その他にも世界各地に日本に似た気候のところがあります。

さらに似たような地域なんですけれども夏と冬の雨が多い少ないの関係が逆転するところがあります。

日本の場合ですと冬場に雨が少ない、夏に雨が多いと、この逆で冬に雨がいっぱい降って夏に雨が少ないというのは地中海性気候で、

これはオリーブとかブドウとか夏の乾燥に強いレモンとかいった農産物の生産に適してる時期、地域ということになります。

さらに今度は雨がだんだん少なくなってくると砂漠気候これほとんど雨が降らない、砂ばかりの植物が生えない地域。

もうちょっと雨が降る季節がある、これがステップ気候。

そのステップ気候からさらに今度は雨季と乾季がはっきりしていて夏の暑い時期と、それから雨季、雨が降らない乾季これがはっきりしているのがサバナ気候。

最後に1年中暑くて雨もいっぱい降るという熱帯雨林気候、基本的には赤道付近に熱帯雨林気候があって、

この分布としては当然有名なアマゾン、それから東南アジアでいけばボルネオ島とかジャワ島とかマレー半島とかこういったところ。

あとはアフリカの中部、こういったところが熱帯雨林気候で、その熱帯雨林気候を挟む両北部、南部ここにサバナ気候。

典型的なのは南米とそれからアフリカいろんな動物がいるサバナですけれど、こういったところ、さらには東南アジアでいけばカンボジアだとかベトナムとかタイとかこういったところが雨季と乾季がはっきりしてるサバナ気候。

さらにそのサバナ気候に隣接するところが砂漠気候であり、ちょっと寒い地域で少し雨が降るとこになるとステップ気候ということになります。

このサバナからステップにかけては農産物が取れる物っていうのもあったりします。

実際には暖かい地域、乾燥してる地域、寒い地域、それぞれで特徴があるわけですけれども、農産物の話をしてしまうとまた別の分野なってしまうのまたそれは別の機会にお話ししたいと思います。

こういった地域、どうしてこういうことになるかということになるんですけれども。

当然地球はぐるぐる太陽の周りを回ってる時に傾いてるので、夏と冬で太陽の光の動き方が当然違ってくると言うことになるわけで、

1年中、太陽の光をいっぱい浴びる赤道付近は当然雨もたくさん降るし、1年中寒い季節もないということになります。

逆に、南極北極はほとんど日が当たらないとか白夜って言われる逆に1日中、日が沈まない時期があったり様々ですね。

 

このような地域、緯度、北極と南極、

北と南に挟まれて真ん中が当然暑いわけなんですけども、それ以外にもう1つ影響を与えるもの高さ、標高が高いか低いかです。

特別に高山気候とは別にあるわけなんですけれども、それとあともう1つが海に近いか、内陸か。

海に近いと海の海水温ってそれほど実は一年中大きく地上の温度ほど変わらない、冬に凍結してしまうということはないわけですよね。

海水温、当然冬寒くて、夏温かいと言っても凍ったり溶けたりという劇的な変化をしているわけではないです。

 

南極だって北極だって海水自体が固まってるわけじゃなくって真水の部分が凍結してるだけで凍ってはいないですよね。

そういった海に海の温度に影響されている海岸の近くの海洋性の気候、これは比較的温暖なので、

例えばイギリスだとかスウェーデンとか日本よりもはるかに緯度が北にありながら海が凍結しない、雪が降るけれど日本ほど積もらないのはそれぞれ理由があるわけですよね。

海に近いか、逆に、海から遠い内陸、例えばシベリアとかアラスカとかカナダの北部とかこういったところは冬場、劇的に気温が下がります。

このように海洋性の気候なのか、それから太陽の光をたくさん受けるのか、それから緯度が高いところにあるか、低いところにあるか、そして標高として高いところ、低いところにあるのかによって気候というのは変わってきます。

 

購買部門と天気、気象はどう関係あるのか

それぞれアフリカ、アジア大陸、南アメリカ、北アメリカ、オーストラリア、それぞれの大陸はどこにあってどんな地形でどんな気候かということがある程度分かるとそこでどのような農作物がとれるかとか、そこで工場を作った場合に有利なのか不利なのか、地理的に遠い近いということだけではなくて気候的にメリットがあるメリットがないという話になってきます。

たくさん雨が降るから水が豊富なのか、逆に多すぎて洪水になってしまうのかとかいろんなことを考えなければならない。

当然どうしてそうなんだってことをある程度分かった上でそこから調達するのか、そこに工場を建てるのか、様々な条件を思いがめぐらして決めてくということになります。

こういった気候と日々変動している天気こういったもの様々な条件を購買で考えると、原材料、部品を調達する時にコストがかかる、かからないとか、

品質が保てる保てないとかにつながります。

さまざまなことを考えていく上で最低限知っておくべき環境というものがあると思います。

こういった物の考え方もたくさん知っておくべきです。

購買の中で基礎知識としてまず世界全体でどういう地域がどういう気候になっているんだ、どういう気象条件なんだってことを知っておく。

さらにそこには日本のように台風が来るのか、それからアメリカのハリケーンはどこに来るんだ、どこだったら雪が降る、どこだった雪は降らない、

それによって作れるものとか備えなければいけないものとか色んなものが変わってきます。

さらには高温多雨だと湿気の問題だとか、健康管理の問題だとか、いろいろな病原菌の話だとか衛生管理の話とかさまざまな気を配らなければいけないってことが出てきます。

 

このように世界では11個の分類に分けてどこがどういう気候になっているということを今日、簡単に説明しましたけれども、

1個1個詳しく説明してどこの気候にはどんな作物があって、そこにどんなメーカーがあって、どんな作業があるんだっていう話をしていくとまたまた長くなってしまいますけれども、追々そういった話もしていかなければいけないと思ってます。

当然国際調達、海外から原材料、部品を調達するということであればどこのメーカーはどこに工場があって、どのくらいの生産能力だとか、

どういう環境で作られているとか、品質の管理の問題だとか、そこで暮らしてる人達の問題とか様々な情報があればあったでメリットです。

是非興味を持ってこういった天気、気候の分野にも時間を割いて勉強してほしいなと思います。

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