製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?
段取りの話のまとめについてですけれども
最初に話した木を切る話
何のために木を切るんですか
その目的、購買であれば
何のためにその原材料、部品を買うんですか
その部品が果たす役割、機能、目的、何なんですか
っていうことを突き詰めて考える
これは購買部門だけで考えることではなくて
生産部門や設計、研究開発部門、サプライヤー
色んな所と一緒になって考える
それが本来の目的を果たすのであれば
この素材やこの形状この仕様じゃ駄目だっていうことであれば
違うものを買うということになります
違う形状なのかそもそもその部品自体はいらないのか
っていう話になりますよね
言われた通りこれ買いましたっていうことでは
なかなか購買部門だけでなくて
企業が進歩しないし、お客様のニーズに答えられないと思います
競合他社や競合しない全然違うところの会社が同じ目的を果たす
全然別のものを製品として売り出した時に負けてしまいます
競争相手はどこにいるか
ディズニー7つの法則では
全ての企業が競争相手だよ
お客様が比較するのであればメーカーだけじゃなくて
サービス業も含めて全部競争相手
さらに別の本では競争相手、5つの分類をしています
それは同業他社それから新規参入
さらにお客さまそれからサプライヤー
いろんな形でお客様という
社内のお客様なのか外のお客様なのか
エンドユーザーのお客様なのか色んなことがあります
サプライヤーもそうですよね
元々の1番川上の原料メーカーから
自分たちが直接取引をする代理店やメーカー、加工業者
こういったものすべて取引先
利害が対立することもあると思うんですね
このような色んなところにいる競争相手
敵対する関係、場合によっては一緒に取り組む関係
こういったものがある中で
本来の目的を見失わないために
常に最終的なゴールがどこにあるのかを見ながら
そのプロセス、最短距離を通るために
途中の過程、何をいつどういうふうにすべきか
っていうスケジュールを立てるということ
それを今どこまでできているかっていう進捗管理をすること
こういったことが大事になります
当然その周辺の様子も見えてないといけません
競争相手だけではなくて
協力する相手、ある作業、プロジェクトのプロセスの中で
自分たちのやる前と後、トヨタでも言ってます
前工程、後工程
お客様という考え方で
どうやって次へバトンタッチするのが
合理的なのかっていうことを
考えながら仕事をするという話にもある通りで
段取りという言葉にある中でいかに余計な話
無駄な話をしないか
作業をしないかということです
ぜひそういったことを
考えながら日々の仕事をしてほしいと思います
今日はここまでになります
この段取りに関してもタイムマネジメントだとか、プロジェクト管理だとか
いろんな話に通じることがありますので
またそれは別に話をしていきたいと思います
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。