製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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そこの購買マン!購買スキル満載の書籍、今すぐこれを読みなさい!

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今日はビジネス書の中でMBAが学ぶ50冊の本

これを1冊にまとめたものがあります

MBA必読書50冊を1冊にまとめる、こういう本がありまして

忙しくて50冊全部を読めない人がこの1冊で

50冊分のエッセンスを身につけるというものがありますので

是非これをご紹介したいと思います

この50冊を1冊にまとめた内容っていうのは本当に

キーワードとなるところしか書いてありませんので

本当に必要な場合はその50冊のうちの数冊を

自分のものとして知識を仕事に活かすために

やっぱり読む必要があると思うんですね

でも概要をおおよそ知っておきたいということであれば

まずこの1冊を手に取ってざっと目を通して興味のあるところ

自分の仕事に必要のあるところから

丁寧に読んでいってさらに必要なところをまた

それぞれの書籍で補うというふうにすればいいのかなと思います

 

この1冊の中にまとまっている内容を簡単に申し上げますと

事業戦略、顧客とイノベーション、起業

新しく仕事を始めるということと新規事業、

それからマーケティング、リーダーシップと組織

それから人材っていう風にまとまっています

これ全部丁寧に話をしてしまえばそれこそ著者に

丁寧に話してもらうのが一番早いですし

50冊それぞれの著者に解説してもらうのが1番なんですけれども

私なりに購買の業務の立場から、購買のプロから見て

使える情報というものを取り出しましたので

今日はそれを中心にお話ししたいと思います

 

とても全部は無理なのでこの中で

本当に購買にとって必要なもの

具体的にはこの中のマーケティングの話ですとか

それから競争相手の話とか顧客の話とか

直接、間接的に日々の部品や消耗品、原材料の調達に

関わり合いのある話をしようと思います

いろんなところでいろんな話をしてきていますけれども

例えば孫子の兵法ですとか交渉学、交渉術、段取りの教科書

いろんな所でいろんな話があります

さらにはディズニー7つの法則ですとかカーネリーが書かれた人を動かす

という本があったり

あとはドラッカーのマネジメントとか皆さんだいたい読んでると思うんですね

でもなかなか日々の仕事に

じゃあどこの部分を

どうやって活かすか

なかなかそうはいっても

なかなか現実の通りにならなかったりします

でも知っておいてそれを頭に入れながら仕事をする

ということは無駄でないと思うんですね

 

この中でまず1つ目、事業戦略をしていく中で

1つ競争相手の話が書かれています

これまでディズニー7つの法則は

全てが競争相手になり得るという話をしていますが

この本の中では私も1回話をしていますけれども

大きく5つに分類しています

買い手、売り手、代替品、同業者、新規参入者

この5つなんですけれども

買い手って何かって言うと購買ですと購買自身が買い手ですよね

購買の業務における買い手というのは

お客様、実際に製品を買ってくれる人

売り手っていうのはまさに購買が日頃交渉してる相手

サプライヤーさん、メーカーさんとか代理店さんとか

部品、消耗品、買っているのが購買

売っているのが売り手

その売り手それから

自分が買っている部品や完成品の製品の

代替品が競争相手

例えばOA機器、色々なものがどんどんどんどん代替されて変わってきてますよね

ペーパーレスになってしまえば

プリンターが競争相手とするのが

別のメーカーじゃなかったりします

紙に出さないのであれば

そのシステム自体が競争相手になってしまいますよね

コピー用紙を作っている

売っている会社もペーパーレスって

ある意味恐ろしい脅威の相手ですね

競争相手ですね

単に競いあっている、コピー用紙を作っている

別のメーカーだったり

文房具の販売店、代理店だけが競争相手じゃないですね

代理店、代替品がどんどんどんどん解釈が広がって

いろんなものが代替品になっていきます

それから同業者

同業者はそれこそ例えば

カメラとかコピー機、富士ゼロックス、リコー、Canon

いろんなメーカーがあると

その中での競争相手、同業者ですよね

OA機器メーカー、新規参入者

韓国メーカーとか中国メーカーとか

次から次へと振興の国でより安くて

よりいいもの、なかなかいいものって難しいんですけども

まず価格的に安いもの、まず参入してくるのであれば

価格で勝負っていうことが多いですけど

この新規参入者、この5つが競争相手になりますよ、ライバルになりますよ

こういったものを相手にして日々仕事をしていく

 

この本には色々なケースが書かれていて

コンビニエンスストアとか小売店舗

私がいたテスコとかイオンエブリとか

こういう食品スーパーの競争相手って何だろうとか

例えば他の小売店舗、ネット通販、生協、その他の宅配システム

今ではアマゾンとか楽天とか

いろんなオンラインサービス、みんな競争相手になっています

これは新規参入者でもあり一部同業者でもあり代替品のサービスでもある

売り手でもあると、非常に複雑な関係です

なのでこの5分類が綺麗に分かれているわけじゃなくて

今複雑に絡み合ってるという状態です

 

私が実際に4年半、中国で仕事をしていた中で

自分の建設機械の原材料、部品、備品を調達するにあたって

直接関係はなかったんですけど

やっぱり気になったのが中国の小売業界

一部消耗品を買うので関わり合いがありました

それから面白かったのが広い三一重工の工場の中に

去年ローソンのお店がオープンしました

工場の敷地内ですよ

日本のコンビニのローソンです

周りには中国の便利店

いわゆるコンビニエンスストア、漢字で書くと

中国語と言えば日本人が見たら便利店ね

あ、便利ね

コンビニエンスだね

分かるんですけれども

品揃えは一生懸命勉強していますが

日系のファミリーマート、圧倒的に中国で日本の

ローソンやセブンイレブン圧倒的に強いですけれども

それはかつてファミリマートの大株主であった

伊藤忠の社長が

日本大使館の大使

中国における大使をやっていたということもあって

いろんな人的なつながり、ネットワークもあったっていうこともあって

ファミリーマート強いんですけれども

私がいた湖南省の長沙になぜローソンがオープンしたか

競争相手がある中でなぜ

これ色々な背景があります

ここではちょっと別の話になってしまいますので

ここまでにしておきますけれども、ローソンは

中国の中では圧倒的に地元の

中国のコンビニエンスストアが上位で

1、2、3、4

4社あってその次にファミリマートが登場して

次に中国メーカーがあって

その後続いてローソン、セブンイレブンっていう形になっています

トップが圧倒的に強いんですけれども

品ぞろえは日本から比べるとまだまだというのも

物流において日本のようなきめ細かな

デリバリーサービス、配送システムが出来上がっていない

国土があまりにも広すぎて時間指定の配達が殆ど無理なぐらい

長距離なんですね

なので生鮮食品がなかなか置けない

だから長期保存が可能なもの

加工食品だとかスナック類だとか

なかなか温度管理とか湿度管理がいらないような

缶入りの飲料とかそういったものを中心に置いてます

 

でもどんどんどんどん進化していて

物流網が高速道路とか

だいぶ整備されて改善されると

中国も日本のようなコンビニエンスストアにレベルアップしていくのは

そう遠くはないと

元々、中国では地元の小売り店があり

日本でも一緒ですけれども大型店舗があり

外資のスーパーもやってきて

近々イオンも長沙に作るという話もあります

カルフールとかロータスとか

いろんなお店がひしめいてる中で

どうやってコンビニが生き残っていくか

中国でまだまだ認知度が低いんですよ

日本に憧れていて

セブンイレブンとかローソンとか

ファミリーマートとかっていうそういうブランド

空港だとか高速鉄道の駅だとかポツポツ出始めています

こういったところで競争相手にするのが何

コンビニエンスストアの競争相手って何

今までの昔ながらの商店ですよね

中国ではやはり専門店が非常に多いですね

例えば果物オンリーの果物店すごく多いですよ

日本ではもうだいぶ廃れてなくなってしまいましたけど

中国ではそういう専門店

もうお酒かタバコだけを売っている店とか

まだまだそういう商店がいっぱいある中でいろんなものが置かれている

実はいろんなものがまだまだ抜けているっていう

中国のコンビニエンスストアですけれども

お客のニーズが何なのか

競争相手がどうなのか

じゃあコンビニエンスストアの代替

実はこの代替が脅威です

中国がどんどんどんどんタオバオだとか

オンラインでネットで

普通にみんな買い物しているという

これがあってなかなかコンビニエンスストアの

成長が難しいという背景もあります

電子決済、無人化がなかなか難しい

実験で無人店舗をやってみたけどうまくいかない

結局商品の納品は人間が届けなきゃいけない

賞味期限があったものは

どんどんどんどん新しいものに入れ替える

この作業が中国人にとって面倒くさい

こういういろんな障壁があって

競争相手であるはずの同業他社とか代替品だとか新規参入者とか

これが入り乱れた状態になっていて

さらにオンラインだとか新しいシステムが入ってきて

いつどういう形でこの競争の中で残っていくか

まだまだ混沌とした状態です

 

これはほんの一例ですけれども

こういった形でいろいろな変化がある中で

じゃあ購買の仕事にどういうことが活かせるの

競争相手をどこと決めて

そこから見積もりとるの、ものを買うの

サービスを買うのっていう話になっていきます

そこまで膨らませながらここで言いたいこと

伝えたいことを汲み取って仕事に活かすということが大事ですよね

こうやってどんどんどんどん深く入ってしまうと

なかなか先に進みませんので

もう1つ別の項目の話をちょっとしてみようと思います

 

顧客、新規顧客とそれから機能客

これをどうやって捕まえるか

これは営業戦略になっていくんですけれども

実際に購買が調達していく原材料、部品が

どのぐらいの品質や機能、性能であるべきか

これが顧客が何を望んでいるか

っていうことがわからないとなかなか難しいです

なので時間が許す限り

営業部門が本来知っておくべき

顧客満足度の話だとか何を望んでいるかとか

そういったものを知っておく必要があると私は思っています

 

なので是非その顧客獲得のために何をしていくかとか

顧客からどういう情報を得るかとか

それを分析して次の製品にどうやって活かすかとか

この本の中ではどうやってその情報を取るかとか

宣伝広告をどうするかという話が書かれていますけれども

その顧客の情報を営業部門から

購買部分がそっくり譲り受けるってわけにはいかないですけれども

少しは分けてもらって日々の原材料の調達に活かす

ということをしていいかなと思うんです

 

この顧客の情報をどうやって入手するかとか、分析の方法とか

どんどんどんどん進化して変化しています

例えば資生堂さんが

オンラインでカスタマイズの一人一人

ネットを見てる人にお勧めの商品を宣伝広告する

これは特殊なビッグデータの解析で顧客を機能客と新規顧客と分けて

広告宣伝活動してると

どうやって効果的な

広告宣伝から機能客になってもらって

継続的な取引

いわゆる安定的なロイヤリティのある顧客へ育てていく

っていうことを考えていく

これが購買にどういう風に繋がっていくかっていうと

安定した顧客がいるということは

購買の調達においてもサプライヤーと長期取引き

安定的に供給を受けることで

どんどんどんどん生産の効率化、品質の安定、プラスに働くことが多いですよね

刻々と変化する中で明日どれだけどういう品質で

分からない状態で買うというのはなかなか難しい

だからそういう情報も必要と

そのためには

安定した顧客をどれだけ獲得できるか

営業任せになるということではあるんですけども

そこから得られた情報をどうやって購買の仕事に活かすか

ということも考えていいのかなと

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