製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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製造業調達購買部門にとっての最適な品質は何かをご存知ですか?

製造業調達購買部門にとっての最適な品質は何かをご存知ですか?

今日は品質の話をします

ものを買うときに最適な品質ってなんでしょう

例えば自動車やカメラ、食品、人的なサービス

いろいろなもので品質、考え方が変わります

でも共通することもあります

過剰な品質とか品質が悪いとか

そういったときに何を基準にして人は品質がいいとか

悪いとか判断しているのか

 

例えば自動車で品質が悪い、故障が多い、燃費が悪い

いろんな形で感じることができます

その原因ってなんだろう

単に原材料や部品の素材の品質が適切でない

基準を満たしてない不純物が入っている

それだけではないですよね

例えばネジの締め付けがバラバラ

数値が決まっていてその通りできていない

というようなこともあれば

そこまできちっとやっているのに

お客様へ届ける時に粗雑に扱った

モノであれば梱包が適当だった

お客様の手元に届いた時にキズがあった

使っていて故障した

いろいろなところに品質の問題って隠れています

 

まずは購買としては素材が基準書通りか

図面通り作られているか

っていうところから始まります

組立て格好から梱包出荷

製品に関しては

それぞれの生産技術ですとか物流部門

そういったところの責任になりますけれども

原材料調達における梱包出荷ですとか

生産の不具合については

購買の責任になります

 

サプライヤーをきちんと管理できているか

指導ができているかということになります

 

サプライヤーに図面を渡してこの通り作って下さい

 

サプライヤーは多分言うと思うんですね

 

「はい!図面通り作りました!出荷前に検査をして合格をしていないものは外しました。

合格品だけを納品しています」

ですが実際に生産現場で部品が届いて

組立てを行おうとした時に

 

あれ?傷がついている

サイズが違う

決められた色でない

形が違う

いろんな問題が発生しています

そういったものをなくす

これは品質管理の仕事の一つです

 

図面の中に最低基準を決めることも重要です

長さや重さであればプラスマイナス一定の範囲内に収まっていることが

品質を満たす場合もありますし

それが絶対的な数値

例えば公差プラスマイナス0.1ミリなのか

決められた基準の0.5%以内なのか

といった相対的な数値

場合によっては双方の絶対的な数値

相対的な数値

両方を決める場合もあります

 

また複数の部品を積み重ねて

合計のサイズが基準を満たしているか、いないかっていう

ことも決める場合があります

積み重ねた結果

最終的な基準値に満たしています

保護の部分のサイズが合格基準内であっても

それぞれが最低限ギリギリだったといったとき

 

これを積み重ねた結果

トータルで基準に満たしていないと言うことが起きるかもしれません

したがって基準を決める場合

合格不合格の判断をする場合

複数の計算測定ですとか基準を決めて

それを満たしているかいないかという検査をすることも必要になって

それをサプライヤーに正しく伝え

実行するためには定期的に

サプライヤーを訪問したり

レポートを出してもらったり

場合によってはサプライヤーと一緒に改善に取り組んだり

ということも必要になります

 

自分が経験した中でちょっと特殊な品質

例えば食品

これは一番重要なのは衛生管理

健康に被害がないかということが

まず求められます

今では賞味期限だとか消費期限

衛生管理以外のこと細かないろんな基準

これを満たしていないと販売できない

非常に難しい製品の購買になります

 

更にもうひとつ難しいのが

人の命に関わるもの

いっぱいある中で

医薬品、製薬品

薬も人の命に関わるので

検査基準、品質管理基準に満たしていないもの

これは売ることができません

管理は非常に厳しいです

 

他にもいろいろ

命にかかわるようなものはたくさんあります

 

自動車だってそうですね

安全基準を満たしていない車は売れませんし

ブレーキや根本に問題があって

事故が起きて人の命がなくなってしまっては取り返しがつきません

そう言ったことから

品質の管理というものはとても大事です

安く買うこと

納期を守ること

欠品しないこと

購買の仕事って大事なんですけれども

品質を満たす

それは単に図面通りに作ってもらって納品するだけではないですよね

その先

それを買ってくださったお客様に事故があったり怪我がないようにするために

物が作られる

その原材料部品を調達する購買はサプライヤーと共に一緒になって

品質管理に取り組まないといけない

この品質

何をもって合格か不合格か判断する基準となる図面や仕様書となる

基準となる公差の数値

それを定期的にチェックするのか

抜き打ちなのか

一つのミスも許さないのか

それぞれ部品の性質や役割によって違います

 

最適な管理が求められている今の世の中で

購買の仕事、とても大事です

調達する上で品質の重要性を分かっていただけましたでしょうか

この話はまだまだ

いろいろと難しい問題がありますので

またの機会にお話ししたいと思います

今日は品質の話はここまでにしたいと思います

以上です

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