製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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図解で説明!表裏一体の品質と価格。正しく理解するためには!

図解で説明!表裏一体の品質と価格。正しく理解するためには!

今日は品質と価格のバランスについて

詳しいお話をしていきたいと思います

その為にまず

これをご覧いただきたいと思います

ご覧のとおり左上を

私たちは目指していきたいと考えています

左上って何かと言うと現状よりも品質は高く

価格は安くということです

このグラフにおいては

上へ行けば行くほど品質は良くなります

この黒い斜めの線の上が

品質と価格のバランスが保たれている場所

顧客が

望んでいるところ

当然、低品質低価格

高品質高価格

それぞれ今、市場で売られている値段が

ほぼバランスが保たれているという状況です

これが線の下側になると

品質がお客さんの満足に達していない

線の上、斜めの線の上だと品質のバランス

ほぼお客様の満足いたしているということになります

そして左側へ行くと

値段が安いということなんですけれども

単に安いだけでお客様の満足はされていません

品質とバランスよく価格の設定がされていれば

お客様の満足はできます

高品質で高価格

低品質で低価格

それぞれでバランスが取れていないと

お客さんは高いと感じることもありますし

安いと感じることもあります

なので購買部門が目指すのは

お客様が満足する価格で製品が売れるために

どれだけ適正価格で原材料を調達できるかということになります

現状が品質が満たしていなければ

当然品質を高めていかなければなりませんし

価格が高いということであれば

引き下げる話をしていかなければいけません

 

品質と価格は表裏一体ですので

それぞれ単独で話をすることはあまり適当ではありません

よく単に「安くしてください」

という話がありますがそれは十分じゃないですね

 

必ず今の品質を保ちながら安くしてくださいなのか

今の品質をさらに高めながら安くしてくださいなのか

今回は多少品質が少し落ちても

思い切って安くしてください

その時々の状況で交渉の仕方も変わってきます

 

これからお見せするグラフについて少し説明します

矢印に方向性と太さ、長さに意味合いを持たせてます

線が太いというときは取引金額が大きいという意味

それから長い線は品質や価格の変更の度合いが高い

細ければ少額の取引

太ければ大量の取り引き

線が長ければ価格でも品質でも変更する度合いが高い

なのでこれからお見せするグラフが線が長いと

交渉は非常に難しくなります

値下げの幅が大きいとか品種の改善率が高いとか

かなりいろいろな取り組みをしていかないと

目標達成はできません

 

その具体例をお見せしたいと思います

このように太い線、長い線

それから線の向き、方向ですね

その時の状況によって

目指す交渉の内容が違っています

上へ向かえば向かうほど品質を高めていく

左へ行けば価格を引き下げていく

右へ行けば価格を高めます

価格を高めて品質も向上させる

 

例えば高付加価値、新しい機能の追加

例えば車ですと

自動運転とか新しい安全装置とか

今までのABSだとか自動ブレーキシステムとか

さらにはバックモニター

いろいろな新しい安全装置が付いて

コストが増えていきます

ある程度の売り上げはやむを得ないという考え方と

現状の価格を維持しながら

品質を高めていきたいという思いと

さまざまだと思います

お客さまがどれだけ性能、品質の改善を求めているかによって

値上げが受け入れられる時、受け入れられない時

いろいろあると思います

できれば少しでも安くしたい

先程のグラフでいけば

青い矢印、品質を高めてコストを下げたい

黄色い矢印ですと

品質を高めてなおかつ価格も高くなっている

 

多くの購買が求めるのは青い矢印です

時によっては緑の方向性

黄色い方向性ということもありますが

それはそう多くはないと思います

でも実際に実現の可能性の高いのは

青よりは緑や黄色であることが現実です

 

このようにサプライヤーと購買の間で話し合う価格交渉

品質改善の交渉、取引金額や改善の幅によって

その内容は大きく変わってきます

具体的には工場の生産現場とか物流だとか販売の仕方とか

発注の方法とか多岐に及びます

またそういった細かい話は

これから少しずつしていきたいと思います

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