製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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工場で「つくる」ために購買の役割を明確にしてみた

工場で「つくる」ために購買の役割を明確にしてみた

購買部門が必要とする情報の第4回目になるんですけれども 

今日は実際に生産活動 

工場でものを作るにあたって 

購買部門が必要とする生産に関わる様々な情報についてお話をします 

全部で12項目あります 

製品ごとの生産予定数量 

原材料部品の在庫数量 

材料部品のリードタイム 

製品の販売期間と数量の予測 

自社の生産設備の稼働状況 

原材料部品の倉庫の空きスペース 

工場の作業工程別進捗状況 

納入された原材料の不具合不良について 

そして生産工程の効率化に関わる改善提案 

作業時の不具合 

原材料の廃棄ロス 

不良品の返品に関するデータ 

こう言ったことが実際日々の工場の生産の中で 

様々なことが起きてる中で購買にとってプラスになる情報 

どうやってこの情報をサプライヤーに伝えて 

納期や数量も調整を行って欠品をしない 

ないしは過剰在庫を持たない、不良を出さない 

っていうことになっているんですけれども 

もうちょっと詳しく話をします 

  

実際に製品ごとの生産予定数量 

これなかなか予定通りにいかないんですけれども 

実際に発注書に記載する数量 

これ出来るだけ早め早めに伝えるということと 

変更があったら出来るだけ早いタイミングで修正の情報を伝える 

いかにこの修正を減らすかことになっていきます 

そして原材料部品の在庫数量 

欠品しない不良在庫長期在庫を持たない 

このためにはいかに、そもそも計画を大きく崩さないか 

ということと、変更になるのであれば 

いかに早いタイミングでこの情報を伝えてまず欠品しない 

欠品しそうになればさまざまな形で 

代替の納品だとか代替のサプライヤーだとか  

様々な対策をうつ 

長期在庫になりそうなものはいかに早いタイミングでそれを処理するか 

廃棄するか、引き取ってもらうか、別の売却とか 

いろんな形でとにかく処理をするかということを考えていくということです 

一定数量を下回ったら発注、自動発注システムの開発 

ということが必要になってきます 

 

そして3番目のリードタイム 

どれだけその原材料部品、発注してから届くまで時間がかかるんだ 

ということが必要な情報になってきます 

このリードタイムを正しく理解した上で 

これも自動発注システムに組み込むことによって 

欠品がなくなる、リードタイムがかかるものは 

それなりに早めに余裕を持って行動していくということを 

自動でやっていくというのが 

これからの目標になっていきます  

そして製品の販売期間 

数量の予測なんですけれどもサプライヤーへ  

発注、予告、原材料の準備、生産のコントロール 

季節変動が大きいものをどうやって平していくか 

こういうふうな設備って季節ごとで増えたり減ったりはしないので 

いかに需要が変化する中で 

その変化をうまく低く抑えて 1年を通じて 

できるだけならして生産をするかという工夫をしていかなければいけません 

これは営業の努力だったり、在庫管理だったり 

さまざまないろんな部門の協力が必要になってきます 

 

そして自社の設備の稼働状況 

実際に余力があるのか、フルなのか 

設備のメンテナンスも余裕があるのか  

何かトラブルがあって工場の生産ラインがとまってしまってはいけないので 

いかにそれを防ぐか 

というためにフルにさせない 

このために様々な設備の稼働状況は当然知っておくべきだと思います 

当然この管理は生産管理部門が行なっていることなんですけれども 

購買はそこから情報を仕入れて 

その状況に応じてサプライヤーに伝えるということは必要ですし 

プライヤーに関するこういった情報もある程度知っておく 

ということが大事だと思います 

  

急に増産になったときにフルで動いていてもこれ以上増産、 

無理だっていうことになってもったいないので 

そうならないようにするための事前の対策ということになっていきます 

原材料部品の空きスペース 

急に増産で急遽大量に入れなければいけないとなったとき 

保管スペースがないと品質管理が保てないまま 

野ざらしになってしまいます 

そういうリスクを防ぐために常に保管スペース 

在庫の増減に対応できる物理的な空間 

これを確保する、そういう情報を持っておく 

ということも必要です 

 

そして作業工程別、トヨタでもよく言っている 

ボトルネックの解消 

町の無駄をなくすというようなことで 

常にそれでも設備がそれぞれのかかっている時間が別々になるのであれば 

それをうまく調整して最適な環境で 

生産能力で人員で物が作られているかということは 

自社の工場、サプライヤーの工場、一緒です 

どれだけこれを合理的、効率的にしているかというものをある程度知っておく 

 何か突発事故があった時に対応できる状態になっているか 

ということを把握しておく必要があります 

 

そして原材料の不具合、不良について 

不良が発生したり  

不良率、データ取っていると思うんですけれども 

これはどのようにデータを使うか 

何でこのようなことが起きているのかという原因の究明と対策 

そしてこれをどこまで、いつまで減らすという目標立てて 

実際にそれを取り組むかということが必要です 

  

そして改善提案 

さらにそれをどうやって不良を減らして 

その空いた時間で増産し、無駄な 

時間を減らしたことによる利益の拡大を図るか 

ということが必要です 

 

そして作業時の不具合 

実際に加工、組み立て作業において  

起きている問題をいかに分析してそれをなくしていくか 

これは設計の変更ですとか部品の形状の変更だとか 

組み立ての仕方だとか 

モジュール化、ユニット化、  になっていきます 

 

そして廃棄ロス 

いかに無駄な原材料があるか 

これを見つけてなくすという工夫 

金属部品を大きなから鋼板から取る時にどれだけ効率よく取っているか 

これは最近はコンピューターで計算して 

廃棄ロスをより少なくする形に工夫はされていると思うんですけども 

さらにレベルアップさせる 

何をどうするかということは管理基準だとか 

様々な見直しで廃棄の量は減っていきます 

  

そして不良品の返品に関わるデータ 

不良を減らすためにどのような対策、原因分析を行っていくか 

こういった根本原因を探るというところから 

この話は始まるんですけれど 

こういった情報をどれだけサプライヤーに正しく伝え 

早期に解決するかはこのような生産現場で 

起きている情報をいかに購買業務に活かすか 

コスト削減、無駄をなくして効率よく生産するか 

というためにこれらの情報をぜひ駆使してほしいと思います  

入手して安心してはダメでこれをいかに 

次の仕事に活かすかということになります 

ぜひ、この話の続き、まだまだ購買部門が必要とする情報、続けてきます 

 

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