製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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暑い!熱い!アツい!東南アジアのサプライヤー!!

暑い!熱い!アツい!東南アジアのサプライヤー!!

今日は海外から原材料、部品を調査するにあたり

その対象地域として検討すべき

東南アジア、東アジア

これさまざまな地域によってそれぞれ特徴がありますので

その国ごとの特徴についてお話をしていきたいと思います

 

実際には東南アジアといっても

中国に接しているベトナム、タイ、ラオス、カンボジア、ミャンマー

さらにその南のタイ、マレーシア、インドネシア

西の方へ行って東南アジアから今度は

南西アジアの方に入っていくと

バングラディッシュ、インド、スリランカといった国があります

それぞれ今、既に日本の企業が多く進出して

工場が建てられています

それぞれ日本からの距離やその土地の特性、気候や地域で採れる産物

様々な理由があって

それぞれの工場が進出しています

特に今、注目を集めている

東南アジアの中でもベトナム

以前はタイとかシンガポールとかインドネシアとか

そういった地域

さらには繊維製品ていけば

スリランカとかバングラディッシュとか

それから大きな人口を抱えているインド

それからやっと情勢が安定してきて

取引が可能になってきた地域

ミャンマーですとかラオス、カンボジア

こういったところ、どうやって

工場を建てるかないしは

現地のサプライヤーと取引をするかということになるんですけれども

色んな情報源があります

ジェトロ、貿易振興機構の組織ですとか各国の大使館

それから各国の大使館の先にいるいろんな商工会議所

地元の国の情報機関

さらには大手商社の現地駐在員事務所

色んなところから色んな情報が入ってきます

銀行が比較的先行投資として早くに

駐在員事務所を設けたりします

まずは出店するか

工場を進出して建てるかどうかという判断は

まずは経済分析や色んな状況を調べた上で

ということになるので

銀行や商社の情報が結構早いと思います

今注目されている例えばベトナムにつきましても

どれだけ今すでに世界各国から色んな企業が進出しているか

どんな産業の分野が中心になっているのか

っていうことがあります

全てが同じように発展しているわけではないですし

国民性の問題があったり

港や空港、様々な交通のインフラ

それから工業団地やその他の

さまざまな設備、工業用水ですとか電力

そういったものがどこまで普及しているかとか

いろんな問題があります

一時期とベトナムが経済発展が目覚ましいので

国民性が比較的真面目であるということも含めて

日本に比較的に近いということから

進出を狙っている企業が非常に多くありましたが

まだまだ時期が早いということで

様子を見ているっていう企業も多いと思います

韓国のサムスンですとかいろんなところも狙っていて

工場進出をしようとしたりしていますけれども

なかなかうまくいっていないという部分もあったりします

 

ベトナムはバイクがかなり普及してる国なので

バイクに関わる部品だとか、バイクのメーカーだとか

進出ということもあるんですけれども

一旦撤退しかかってまたまた復活したとか

いろんなことがあります

例えばそのバイクなんですけれども後からやってきた

中国が安い商品、一生懸命売ってシェアを拡大しかけたんですけれども

品質で日本のヤマハ、ホンダ、スズキから比べれば劣るということで

シェアの拡大が止まりました

 

日本のブランドが復活して売上を伸ばしていくというようなことがあるように

東南アジアの品質に関わるものの見方も

安ければ売れるという時代が終わったということだと思います

なので進出していく企業も

単にコストが安い、人件費が安いだけで

進出するのは非常に危険

実際には国民性、どのような産業が今不足しているから

進出して欲しいのかっていうのは

政府の経済援助の問題もあり

いろんなサポートがあるかどうかとか

実際に売れるかどうかとか

いろんなことを考えなければいけないですし

最終的に作られたものはどこで売られるかというようなことも

考えなければいけません

電子部品などのように比較的軽いもの、小さいものとして

工場を建てるのが良い場所と

精密機械、半導体のような

ミクロン単位の高品位が期待されるものと

繊維製品、多少大雑把なものでもなんとか売れると

着ることができるというレベルとでは

全然品質管理が違います

なのでスリランカ、ミャンマー、バングラデシュで

工場がある繊維関係、アパレル関係の工場と

それから精密機械、電子部品の工場がある地域では

それぞれの目指す品質の管理レベルの差っていうのは

非常にまだまだ大きいです

国民がそこまで育っているかどうかという問題もありますし

経済力があるかどうかという問題もあります

 

タイなんかは比較的早くに日本の自動車工場が進出して

それに合わせて自動車部品メーカーだとか

建設機械メーカーも進出しして

かなりもう成熟しつつある地域であります

インドネシアについてはようやく高速鉄道の工事が進み

地下鉄の工事もあり

日本が進出したり中国と争って

色んなことをしながら人口もまだまだ増えている地域で

まだまだ発展途上国です

それだけ人が多く住んでいるということもあり

需要が見込めるので進出の可能性としてはありますが

要注意はイスラム文化の地域なので

工場を建ててももし撤退すると言った時に

簡単に撤退できないというリスクがあります

国民性の問題や宗教の問題もあって

こちらの思う通りに人が動かないという可能性もあります

それはマレーシアも共通で

大きなカルチャーギャップ

この差はどうしても埋まることがない大きな問題です

それを理解した上で進出しないと大変なことになってしまいます

さらにミャンマーですとかラオス、カンボジア

長い間に渡って政治状況が安定してなかったこの国たちですけれども

ようやく最近安定してきて

これからということなんですけれども

気候の変化という大きな問題を抱えて

水不足、様々な問題があります

なのでこういった地域への進出も慎重にしなければいけません

インドやスリランカ、バングラディッシュについては

また別の機会に詳しくお話をしていきたいと思います

私が三一重工の顧問として各国の様子

建機部品メーカーを中心に調べてきましたけれども

いろいろな政治的な背景、経済的な背景があって

地域差が非常に大きいこの東南アジア、南アジアですけれども

市場が発展するという潜在的な可能性を秘めているこの地域で

まだまだ日本がこういった地域から高品位の部品を調達する

という可能性は残っていると思います

その発展の途上については

是非自分たちの目で確かめてみてほしいと思います

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