「調達購買ノウハウ」の記事一覧
-
2026年10月17日
SUS420J2(JIS G 4303・G 4304・G 4313)の発注——棒と板で違う焼入焼戻しの硬さと刃物での指定
この記事のポイント(結論先出し) SUS420J2(炭素 0.26〜0.40%・クロム 12.00〜14.00%)は焼入焼戻しで硬くできるステンレスだが、「焼入焼戻し(Q)」の規格値は形によってまっ…
-
2026年10月17日
SUS310S(JIS G 4304・G 4312)の発注——SUS310S-HR との違いと高温引張試験の要求
この記事のポイント(結論先出し) SUS310S(クロム 24.00〜26.00%・ニッケル 19.00〜22.00%)は、JIS に二つの顔がある。ステンレス鋼の規格(板の JIS G 4304・…
-
2026年10月17日
シボ加工を金型に指定するとき——模様の識別・深さと抜き勾配・光沢の測り方と試作での承認
この記事のポイント(結論先出し) シボは金型の表面に付けた模様を、射出成形で樹脂に写したものである。指定では、模様(見本と識別番号)、付ける範囲、深さ、光沢、側壁の扱いを決める。側壁にシボを付けると…
-
2026年10月17日
成形品のヒケ・ウェルドラインの受入基準——JIS K 6900の定義と、見た目と強さを分けた決め方
この記事のポイント(結論先出し) 射出成形品のヒケとウェルドラインは、どちらも外観の欠点として扱われやすいが、受入基準では分けて考える。ヒケは肉厚が変わるリブやボスに出る表面のくぼみで[1][2]、…
-
2026年10月17日
樹脂の着色をマスターバッチで指定するとき——希釈比・ベース樹脂・色見本の管理と受入
この記事のポイント(結論先出し) 樹脂部品の色を発注書に「色番号」だけで書くと、どの方法で着色するかが仕入先任せになる。着色には、粉の着色剤を混ぜるドライカラー、液状のリキッドカラー、着色済みのペレ…
-
2026年10月17日
AS樹脂(SAN)とABS・ABS/PCの選び方——JIS K 6927-1・K 6934-1の違いと発注での指定
この記事のポイント(結論先出し) AS 樹脂(スチレン/アクリロニトリル共重合体・SAN)と ABS は、名前は近いが規格の上では別の材料である。JIS K 6934-1 は ABS を、スチレンと…
-
2026年10月17日
変性PPE(m-PPE)の選び方——JIS K 7313-1 の呼び方とPS系・PA系の違い、発注で指定すること
この記事のポイント(結論先出し) 変性 PPE は、PPE を何で変性したかで別の材料になる。JIS K 7313-1 は、ポリスチレンで変性したもの(PPE+PS)、ポリアミドで変性したもの(PP…
-
2026年10月17日
PVDF(ポリふっ化ビニリデン)部品の発注——JIS K 6935 でのグレード特定、MFR の条件、溶剤・アルカリの注意
この記事のポイント(結論先出し) PVDF(ポリふっ化ビニリデン)は、PTFE と違って熱で溶かして成形できるフッ素樹脂で、バルブ・軸受などの精密な成形品やライニングに使われる[4]。機械的性質はほ…
-
2026年10月17日
スポンジゴムの発注で指定すること——独立気泡か連続気泡か、密度・圧縮応力・へたりの測り方
この記事のポイント(結論先出し) スポンジゴムは、ゴムに発泡剤を配合し、加硫の進行に先立って発泡剤が分解して出るガスで多孔質にした加硫ゴムである[1]。発注で最初に決めるのは独立気泡か連続気泡かで、…
-
2026年10月17日
フッ素ゴム(FKM)の発注で指定すること——Type と加硫方式、アミン・アルカリ・蒸気・低温の注意
この記事のポイント(結論先出し) フッ素ゴム(FKM)は合成ゴムの中で最高の耐熱性・耐油性を持つとされるが[4]、「FKM」と書いただけでは中身が決まらない。FKM は構成するモノマーで Type …
-
2026年10月17日
EPDM の発注で指定すること——油・グリースに使えない理由、水・蒸気・ブレーキ液と加硫方式
この記事のポイント(結論先出し) EPDM(エチレンプロピレンゴム)は主鎖に不飽和結合を持たないので、耐候性・耐オゾン性・耐熱性に優れる[5]。その代わり鉱物油には弱く、O リングの材料選定指針はエ…
-
2026年10月17日
ニトリルゴム(NBR)の発注で指定すること——耐鉱物油用と耐ガソリン用、使ってはいけない液
この記事のポイント(結論先出し) ニトリルゴム(NBR)は、図面や発注書に「NBR」と書いただけでは一つの材料に決まらない。アクリロニトリルの量が多いほど耐油性は上がり、耐寒性は下がる[5]。O リ…