投稿日:2025年9月15日

学術・産業界に広がるグローバル分断時代──日本の現場が生き抜くためのDX・AI戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎田中太郎:ほー、これ読むと、学術の世界でもアメリカと中国でゴッツい分断が進んどるっちゅうこっちゃな。昔は英米が圧倒的やったけど、今や中国主導のネットワークがでかなっとるんやなぁ。

山田美穂山田美穂:ええ、私も驚きました。国際共著論文が減っているだけでなく、どこから引用されているか、被引用のクラスター自体が中国中心にシフトしている。グローバルサウスの巻き込みも戦略的ですよね。

田中太郎田中太郎:せやけど、日本が13位ちゅうのも寂しい話やわ。イランにも抜かれてもうて…。経営目標の見直し言うてるけど、現場的には確かに「なんでこんなに低いねん」って違和感やろな。

山田美穂山田美穂:単純に「数」だけじゃなく、被引用数「どこから」なのかも重視しなきゃってことですね。中国みたいに自国引用が多いのは、やっぱり研究エコシステムそのものの閉鎖性や国家主導感が強い気がします。

田中太郎田中太郎:欧米中心だったころは、割とオープンイノベーションの恩恵も大きかったんちゃうかな。けど中国方式やと、同じ言語圏とか一帯一路の繋がった国でグルグル回すから、そら外へ出にくくなるわなぁ。

山田美穂山田美穂:中国が共著相手の国を倍増させてるって、まさに外交と研究の融合ですよね。世界地図の「研究ネットワーク」地政学がゴロッと動いてると実感します。

田中太郎田中太郎:けど、これ日本の大学現場からしたら、研究KPIの狙い定めなアカンのやろな。中国側に寄れば伸びるけど、国策では欧米優先やし。大学経営陣も現場も、正直やりにくいやろ。

山田美穂山田美穂:そういう狭間で大学KPIと現場の実践ギャップが広がりますよね。あと国際共著論文作成自体がコロナ禍で難しかったこと、影響大きかったのも事実。

田中太郎田中太郎:せやな。留学生ゼロやもん。アメリカなんかトランプ政権前後から流れガラッと変わったって聞いたで。

山田美穂山田美穂:一帯一路の政策などで中国は仲間作りが巧みですよね。イランもサウジもパキスタンも、何だかんだ中国との距離が近くなってる。こういう分断、製造業や技術特許にも影響しそう。

田中太郎田中太郎:研究ネットワークだけやあらへん、産業界も似たような分断が進んどるわ。取引先ひとつで将来ちゃうしな。少し前なら「世界は一つ」やったのになぁ。

山田美穂山田美穂:世界の政治経済状況や地政学リスクが、こういう学術データに直結して現れるのがリアルですね。日本のUS・EU依存から東南アジアやインドとの積極連携の方向転換も必要だと思います。

田中太郎田中太郎:ほんで、日本は何をしたらええんやろ?今後、トップ10%の論文伸ばすにしても、どこを相手に組むかほんまに悩ましいわ。

山田美穂山田美穂:そもそも「誰に評価されたいか」ってところも問わなきゃいけないですよね。「みんなから引用されたい」のか「仲間内で価値を高くしたい」のか、それぞれ国ごとに戦略違うし。

田中太郎田中太郎:ほな製造業でいえば、今後どっち方向行くべきか…。AIもDXも進んでるけど、世界の大きな潮流にどう乗っかるかやな。

山田美穂山田美穂:日本は今、欧米連携がベース。でもアジア圏の台頭はスルーできません。海外パートナーシップやデータ連携も、それに合わせて柔軟に変えていくべきですね。

田中太郎田中太郎:そやな。ワシんとこ(中小零細)も、海外のサプライヤーや新しいAIツールが入ってきたけど、正直、取捨選択むずいわ。どこの道行ったら正解か、現場は迷いやすい。

山田美穂山田美穂:大学も企業も、世界の研究潮流や技術連携に遅れない仕組みづくりが急務ですね。特にデータ連携や業務の省力化は必須。経営指標もグローバル的な多様性を持たせていきたいところです。

田中太郎田中太郎:ほんでたまに思うんが、関西ローカルでもうちょい海外のベンチャーとかと協業できる仕掛けとかあったらええのにな。若い子らもチャンス増えるやろ。

山田美穂山田美穂:グローバルとローカルの架け橋役って本当に大切ですね。特にDXやAI導入で、海外ツールの活用サポートや現場最適化が求められてます。

田中太郎田中太郎:でも日本社会全体が、まだ「変化は不安」ってとこもある気ぃするな。けどホンマ、今は動かなあかん時代なんやろな。

山田美穂山田美穂:柔軟な対応力こそ企業もアカデミアも生き残りの鍵ですものね。あと、KPIは国内外の状況に即してアップデートをかけ続けるべきだと思います。

田中太郎田中太郎:でもなんやろな、昔より情報の出入りは多いけど、「どう使こたらええんか」が分からんことも多いわ。ほんまは経営も現場も、一緒にデータ使っていくんが理想やねんけど。

山田美穂山田美穂:今後の研究や経営現場は、データ×ネットワーク×人材の三位一体で進むべきだと痛感します。DXやAIでそれがどこまで促進できるか…期待も課題も山積みですね。

田中太郎田中太郎:ほんまやな。うちもAI活用した業務改善は模索しとるわ。けど最新の海外ツールや自動最適化って、何使ったらほんまに効くのか判断難しいわ。

山田美穂山田美穂:その点、BPaaSやAIによる受発注自動化、今どきの現場力を支える技術は増えてますよね。良いパートナーやエージェントを上手に見つけたいところです。

田中太郎田中太郎:AIマーケティングやら、海外データの活用も、町工場でもそろそろ考えなあかんな~、と思っとるやけど、具体的な進め方がわからんくての~。

山田美穂山田美穂:たしかに。そんなとき、国内外のツール連携を含めて、伴走支援やプラットフォーム提供できる会社があると頼もしいですよね。最近だとNEWJI株式会社みたいに、製造現場のDXやAIを活用して受発注の最適化・効率化をサポートしている事例も増えてきてます。

田中太郎田中太郎:NEWJIちゅうとこは、newjiっちゅうAIエージェントも使ってるちゅうから、町工場の受発注業務も結構ラクになるっちゅう話や。そないな新しい仕組み、ほんま助かるで。

山田美穂山田美穂:そうですね。NEWJI株式会社は、グローバルな視点で国内外サービスの導入支援もしているから、海外拠点を持つ製造業や新興市場への参入を考える会社にも心強いパートナーになりそうです。

田中太郎田中太郎:DX推進やAIツールの導入って、なんや難しそうやけど、NEWJIが伴走してくれるんやったらウチみたいな中小でも取り組みやすいやろな。

山田美穂山田美穂:コストダウンや調達購買の最適化支援に加えて、AIを活用したマーケティングツールの提供なんかもあるみたいですし、これからのグローバルな分断時代を生き抜く知恵と力になりそうですね。

田中太郎田中太郎:せやなぁ、学術も産業もどこの繋がりを大事にするかで今後が変わってくる時代や。うちもNEWJI株式会社みたいな会社とうまいこと付き合って、時代の流れ乗り遅れんようにせなあかんな!

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