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トヨタのカタログ電子化を調査してみた
YouTubeチャンネルにようこそ今日は近くのトヨタ自動車が発表しました
カタログの電子化ペーパレス
印刷物のカラーのカタログを全廃するという
思い切った決断 これについてお話をします
購買部門として直接資材だけじゃなくて
製品のカタログ印刷
こういった間接資材に紙の調達、印刷の手配
それを配送するということが
購買部門の仕事だっ
たり、マーケティングや
宣伝部門の仕事だったり
企業によっては、色々だと思うんですけれども
トヨタがどの程度実際紙を使っているか
一千万台の
車を年間生産しているわけです
けれども、今まではね
私の時代もそうだったんですけれども
1960年代、70年代
80年代
2000年になってからもですね
しばらくは
豪華なカラー印刷のカタログをこう
ショールームに置く
お客さまに配るということをしていました
けれども、近くのSDGs 環境対策森林保護
こういったもの
さらには電子化
オンラインのカタログ、ウェブ見積
色々なところで
電子化さらには
新型コロナウイルスの前に伴うお客様がね
ショールームに来なくても
ある程度見積が取れるとか、バーチャルで
車の外装内装も見られるようになって
じゃあ今となってはオプションですとかね
いろんな装備も、ネットでパソコンで
スマホでタブレットでそういった電子
媒体を使ってみるということが
かなり普及しているので
もう印刷しなくてもいいんじゃないか
という判断だと思います
これによってどの程度のコスト削減
紙の削減
資源の保護ということになるのか
っていうことなんですけれども
まずですね紙がどの程度
生産されているか
ちょっと調べてみました
統計データなんですけれども
いわゆる紙、板紙
厚紙とかボール紙とかコピー用紙とか
全部含めて全世界でですね
年間、2020年には
四億トンを超える
紙が生産されています
で、えーとこれが
すべて使用されてる訳じゃありませんけれども
在庫になったりしていますけれども
もちろん日本はどの程度かって言うと
二千万トン以上の使用量と、でこの中で
例えば段ボール梱包資材ですとか
トイレットペーパーですとか
いろんな用途がありますけれども
まあ当然印刷物の相当な量があります
で片や一番の生産 今は中国ですけれども
年間一億トンを超える
上位にいるアメリカも
七千万トンの生産がある
じゃあ自動車会社が
カタログやパンフレット、マニュアルです
とかねいろんなもので
どの程度紙を使ってるかなんですけれども
例えばBMWジャパン
私が紙の調達をしていた時
年間三万数千台を販売する
会社のカタログマニュアル
新聞折込の広告
チラシですとか
モーターショーとかでそういったとこで配布する
リーフレットとかいろんなものを合わせるとですね
千トン、三万台をを売る車で千トンです
それの三百倍、一千万台を生産する
三百倍ということではないと思うんですね
トヨタは、当然
既にかなり電子化も進んでますし
一冊のカタログで
非常に多くのお客様にリーチしている
ということとか
テレビコマーシャルとかね
いろんな媒体を使ってたり
するのでカタログの印刷数は同じ
比例数の三百倍ということではないですけども
それでも何万トン
何十万トンレベルだと思うんですね
でこれ一切やめるとなると
かなりインパクトあります
当然マニュアルですとかね
整備手帳とか
どうしても書かなければ
いけないものはね
車検とかね、保険証とかね
こういうものも
ゆくゆくはえーと電子化されていくと思います
政府の免許証です
とかああいったもののデジタル化とか
オンラインでの申請です
とかねいろんなものが電子化されることで
相乗効果とかね
オンラインの端末があることによって
車でも契約書、ローン
それからカタログやマニュアル整備手帳
さらには新聞折り込み広告だとか、チラシ
さらには自動車保険の保険証書
それから車検証、いろんなものが
紙の印刷物である
現在これがまず
カタログからなくなっていくという
ことになるんですけれども、それでね
業務がどの程度、効率化するかとか
無駄がなくなるかとか色々考えてみますと
私自身が実際BMWでもやっていた
その印刷の手配とか印刷会社に任せる
製本とかインクだとか配送だとかね
こういったものが削減されるそれ
から在庫のスペースがなくなる
それから運送
意外とカタログ、紙って重たいんですよね
ほとんど木材と同じように
きれいに製本されたカタログの重量は
相当なものです
これを配送するこれ
最終的には
ディラーのショールームへ届けるということになると
相当な重量がある訳ですね。でこう
いった配送もなくなるということで
印刷会社や運送会社
製本だとかね
色んなところでえーとなくなる仕事が出てきます
削減もあります
何十万トンという
紙の使用がなくなるわけですから 以前はね
講師を使って循環型リサイクルだとか
メンソ漂白の紙で
温暖化に地球環境に
優しいもの
ということに取り組んできた時代もありました
けど今はもう一切止めて
電子化するという思い切ったこと
これでね
カタログの制作も
紙にしないということで
電子媒体にすることで
メリットデメリット、まぁ色々あるわけですけれども
実際にはCGも駆使して
画像編集だとかデータの更新だとかね
アップデート オンラインで
いっぺんにどんと配信すれば
フルモデルチェンジの新しい車とか
マイナチェンジの
オプションの変更だとかね
そういったものがえーと瞬時にできるということで
今まで配送で
時間差があったものがなくなるということで
えーメリット多いですけれども
今度はそうするとデータ改ざんだとかね
サイバー
攻撃によるとか
通信回線だとか
タブレットのメンテナンスだとかね
色んなリスク、デメリットもある訳です
まそういったバックアップデータ更新ですとか
セキュリティ対策とか
そういった部分で必要なコストがあるんですけれども
ま総合企画したうえで紙2キロ
1キロ百円とか百五十円とか
っていう上質の紙をやめれば一冊カタログ
どのくらいコストかかってるかって言うと
安いものでもね
百円二百円
高価なフルカラーカタログで
高級車になると
えーと千円近くするわけですよね
でこれがなくなる
ただしえーとタブレットに置き換わる
オンラインネットワーク通信費
サーバー、クラウドにするにしても
そういったとコストがかかる
ということになるので
どれだけね、メリット
デメリットがあるかということなんですけれども
ネットで調べましてもね
トヨタがどの程度インパクトがあるかと
実際には業務の効率化の
メリットが大きいと思われます
重たいカタログで管理するよりも
タブレットを持ち歩いてお客様のところへ行って
車こうです
装備はこうです、見積金額こうです
ワンストップで全部できてしまう
ということとか
オプションがとかいろんなものを
今まで手作業でやっ
てたものを全部オンラインで
タブレットでこうだったら
こうだったらお客様の要求に
瞬時に答えられる人はこれと違う
ボディカラー、バーチャルで見たいと言った時に
実際に昔はね
色見本のカタログを見ながら
多分こんな感じかな
とかって言ってたものが
画像でぱっぱ
切り替わって見られるわけですよね
で、それによる営業活動
オンラインでできるということによって
メリットが大きいです
ただ私より上の世代になってくると
昔の紙のカタログで
見てた方がいいな
というお客様もね
まだあるんですけれども
実際これでね
どんなことが学べるかということになるんです
けれども、あトヨタのね
取り組み他でもやってます
BMWでもやっていました
広告からいろんなものがね
オンライン、電子でやることによって
いちいち紙に出さないことによって
まず業務の効率化です
とかね、配送だとか
いろんなものをバイク便に使ったりね
いろんなことをしてやってたものがなくなるので
かなり納期短縮とか作業の時間短縮
ちょっと変更とか訂正
シールはんなきゃいけないとかね
というような事もなくなるので逆に
そういった数値がデータの
管理っていうことを厳しくしていかないと
いけなくなるんですけれども
物理的に倉庫に体を確保して、高い
倉庫代だとか
梱包配送費用だとかと
運送費とか書けるということがなくなる分
そういった管理在庫が消えたから
お渡しなきゃとかいうね
そういったことがなくなる分
その時間を違うことに充てられる
お客様へのサービスだとか
更なるオプションだとかね
季節ごとの色んな情報提供だとか
それも今オンラインでできますし
ありとあらゆるサービス、保険レスとかね
事故や故障の対応だとか
そういったどうしても物理的に
そこへ行かなきゃいけないもの
こういったものに
時間が割けるわけですよね
でこれは自動車に限ったことではなくて
家電製品だとかいろんな製品カタログですとかね
紙で見てたものを
全部オンラインで見られると
いうことになればですね
いっぺんに複数を比較するとか
価格の比較、機能の
比較色んなものがそこで
みられるっていうことと
後は検索ですよね
キーワード検索で
欲しい情報がいっぺんに見られる
ということになったりします
このようなことが他の印刷物
カタログに感じられない 他の
製品印刷 例えば事業報告書や会社案内
有価証券報告書ま保険や金融流通
小売、旅行や宅配、いろんなところで
電子化が進んでますけれども
これで削減できる
紙の商品とその配送だとか
付随する様々な業務がなくなります
当然ね 電子のデメリット
電気がないところ充電が必要だとか
停電時のバックアップだとか
いろんなことを考えなければいけませんけれども
紙を止めることのメリットが大きいと
考えます でさらに効率化して
業界全体が
これで統一化されればですね
更に
色んな電子媒体だとか
ソフトウェア、ハードウェア
システムのコストも下がっていけばですね
さらなる相乗効果っていうのは
期待できると思います
当然ね、世界各地で今度はね
電子媒体へ置き換わっていくことで
半導体の不足だとか
いろんなものが考えられる訳ですけれども
購買としてはできるだけ
今まで安い印刷会社を探すと
かね、より良い紙を探すとか
環境に優しいものを探していました
けれどもそれが
なくなった分
こういったソフト、ハード、電子媒体
そういったものの調達だとかね
知識っていうもの
が必要になってくると思います
ぜひ自分の
会社、製品業務を電子化した時に
何が問題になるのか
いつからどういう形で取り組めば
トヨタのね紙のカタログ止められるみたいなね
決断が下せるのか
ということを考えていきたいと思いますね
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