製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?
今日は購買の中でも
重要な業務
コスト削減の目的について
お話をしようと思います
そもそもコスト削減って誰のため
何のためにやるの?っていうことなんですけれども
大事なのはそれが自分のため
お客さんのため、会社のため
誰のため、何のためといったその先にある本当の目的って何でしょう
日頃そういったことを考えて
仕事をしていますか?ということで
実際に私が購買の仕事をやっていく中で
常日頃思っていたことがあります
人のために何ができるか
自分が人のために役に立つということは
一体どういうことなんだとか
購買の仕事の中で
人の役に立つということは
どういうことをやればいいだろうか
っていうことを考えてました
コスト削減
上から目標を与えられて
これをやりなさいということではなくて
自分からなぜこの仕事をやっているのか
その目的をいつも考えて取り組むということが大事じゃないかなと思ってます
じゃあ実際にコスト削減したお金って
どういうところで使われるだろう
企業の場合は
原材料を調達してものを作って
お客様に売って
それをまた売り上げを新しい原材料を買って
また作って売って
これの繰り返しになります
このキャッシュフローの中で
少しでもお金が増えていくこと
これが誰のためになるのか
コスト削減することによって
手元に残る利益
原材料を買って少しでも利益があって、売れて
だんだんだんだん生産量が拡大するのか
どんどんどんどんその利益を使って設備投資をするとか
研究開発をするとか
お客様のために何ができるのか
もっと良い製品、壊れにくい製品
便利な製品、性能機能がアップする
さらに新しい世代のより使い勝手の良いものへ変えていく
そのためには
単に同じものを同じ値段で売って
ということをずっと繰り返していては
進歩がない訳ですね
その進歩を果たして
その結果、その利益は
お客様に還元するという気持ちで
取り組むと責任感
使命感を持って仕事ができると思います
実際に私がコスト削減をする中で
サプライヤーにお願いしたことがいくつかあります
削減した結果その利益はこういうことに使います
例えば車でいけば
自動車の安全性を高めるために
ボディ合成を強くする
エアバッグ、新しい前照灯と
そういったものを装着することで
少しでも事故を減らしたい
そのために研究開発が必要です
その研究開発費、自社のコスト削減、業務の効率化
生産性の向上のためにいろいろ取り組んでいますけれども
サプライヤーの皆さんにも協力してほしいという話をしました
それはメーカーだったり物流の会社があったり広告代理店だったり
いろんなところにいろいろなお願いをしています
自分たちの給与ももちろん大事ですが
さらにその利益を使ってこういうことをやりたい
という明確な話をしました
特に事故を減らしたい、人の命を守りたい
という思いで具体的にこういう研究開発費にこれだけのお金が必要です
なので各社に少しずつ負担をしてもらって
分担をしてもらって
それを実現しようというお願いをしました
そういう品質の向上、安全性の向上
最終的には製品を買ってくださって
車を買ってくださって
乗っていただいたお客さんが
安全に事故がなく
たとえ事故があっても
命が守れるという製品になれば
必ずそのコスト削減で増えた利益が
お客様のプラスになって還元されます
そういった研究開発費
安全性能ですとか、より使い勝手の良い、便利な車
例えば環状性能
排気ガス規制をクリアするために
地球の環境を守るために開発費が必要です
そのお金を
どこから捻出するのかというようなこと
もちろん自分たちの給料
モチベーションを高めるためには
それなりに最低限の給料が必要です
物価が上昇すれば
少しずつ給料もアップしてほしいと思います
一生懸命仕事をしても
見返りがなかったらなかなかやる気が出ませんね
家族の生活もあります
そういった社会貢献
場合によっては環境対策
研究開発
こういったもの
自分たちにも入ってきますし
お客様、企業それぞれにメリット、利便性をもたらします
このような取り組み
こういったコスト削減を通じて
どれだけ社会に貢献できるか
自分が単なる自己満足ではなくて
お客様の利益そういったもの
さらには自分たちの次世代の将来のために
何ができるかということを考えながら
新しい素材を開発するための研究
さらに若手の人材の育成のための研修
いろいろなところにお金がかかる
そのお金を捻出するためにコスト削減
単なる値下げ交渉で利益を増やすのではなく
コスト削減したことで得た利益で
新しいことに取り組む
そういった取り組みをする原資となる
利益拡大のために購買は貢献できる
そういった思いで
ぜひコスト削減に取り組んでほしいと思います
これからさらにコスト削減の具体的な手法についてお話をしますが
その具体的な手法の背景にあること
最終の目的は何?
単に製品を少しでも安く
生産効率を高めるだけではなく
さらにその先にあるお客様の利益
我々がお客様に還元する
そういった思いで
ぜひ取り組んでいただきたいと思います
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モチベーションを持ちながら更にレベルアップをして
自分の成長もあり、お客様の生活の向上もあり
そして未来の環境にも優しい製品を
提供する、そのために
ぜひコスト削減で得た利益で社会の貢献
未来のために
いつでも利益で得たお金を使っていきましょう
今日は以上です
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。