製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?
今日は購買改革
この中で人材の育成
購買スタッフをどのように3年計画、5年計画の購買改革の中で行っていくか
という話をします
実際に仕事をするのが今後、自動化、知能化が進んでも
最終的な判断は人ということになります
どんな素晴らしいシステムを入れても
購買管理規定を入れても、組織を築いても
良いサプライヤーがあっても
最終的に色んな変化に応じて日々の仕事をこなしていく
問題を解決していくのが購買のスタッフであり
部門長であり役員ということになります
なのでずっと人が入れ替わらないということもあり得ないですし
頻繁にコロコロ変わるというわけでもないんですけれども
その数年、ないしはもっと長い期間
購買部門で担当者や部門長、役員が仕事をしていく上で
何が大事かっていう人材の育成、担当者レベル
マネジメントレベル、知識や経験、色んな判断力
さまざまなものが必要になってきますが毎年同じようなことをやっていては
進歩はありませんので
年と共にだんだんレベルアップをする、スキルアップをする
知識はできるだけ増やさないで
それはコンピュータだとかで
データベースのほうに委ねて
いかにその情報をうまく活用するか、そういうスキルを身に付ける
必要な情報をたくさんある中でどれを取り出すかっていうことをできる
担当者、部門長ってあってほしいというために色々な
トレーニングを積んでいくわけですよね
人材のトレーニングの中で当然必要なのが
まず最低限コミュニケーション能力
自分が何を考えているのか、上手く相手に伝える
それから相手から聞いたことが理解できて
行動が取れるということで
インプットの部分とアウトプットの部分
双方、コミュニケーションの能力っていうのが重要になります
これアウトプット大全だとかインプット大全というビジネス書がありますので
是非そちらもご覧いただきたいと思うんですけれども
人のコミュニケーションは言語、会話、文字によるものっていうものが
実は半分もありません
2割3割程度で残りは目で見て直感的に判断する
画像だったりグラフだったりいろんなもの
こういったもの実際に資料を読んでも
なかなか伝わらないものが棒グラフだとか
いろんな図表を見せられて、ないしは画像を見せられて
一発で理解できるっていうインパクトのあるもの
こういったものをどれだけ上手く活用できるか、見せられるか
っていうことが購買に限らず
ビジネスにおいて重要なスキルになっていきます
データがあります
その数字を縦横の一覧表に並べてそれをプロジェクターで
スクリーンに投影してもなかなか伝わりませんけど
それをグラフ化する適切な
棒グラフだとか折れ線グラフだとか円グラフだとか色んなものを活用しながら
こうですと見せてそのデータとなる根拠はこういう数字ですと
両方見せて、いかに今どういう状況にあるか
今後どうしていきたいのかというような
コミュニケーションを取るとか
どこの部分とどのようなコミュニケーションを取るのかとか
問題があった時にいつ誰に連絡をして
問題を解決したらよいのとかというその
コミュニケーションのスタイル
それから情報の共有、ネットワークの問題
更に何を伝えるかというその情報の価値、取捨選択、判断力、行動力
こういったものをどんどんどんどん
スキルアップさせていかないと
なかなか企業としてレベルアップしないし
国際社会、競争の激しいグローバルなビジネスの世界では
なかなか生き残っていかないです
世界のトップ企業はそれぐらいのことはどんどんどんどんやっています
私も外資系でいろんなスピードや正確さ、両方求められました
コミュニケーションスキルだとか
プレゼンテーションのスキルとか
いろんなものも求められました
大事なのは誠意を持って取り組むということと
すぐ行動に移すということと冷静な判断
一瞬の迷いがあったりしてもいいんですけれども
すぐ次の行動に移す
100パーセント常に正しいというわけではない時にいかに早期にリカバーする
ミスを挽回するという努力だけじゃなくて
実際にその対策、これを常に打てるという過去の失敗、成功の経験
このデータをいかに次に活かすかというようなことを
どんどんどんどん身に付けていくと
それを身につけるだけじゃなくて、知ってるだけじゃなくて
それを実行に移す
実行に移して成果を上げてなんぼです
結果が出なければどんなにそのプロセス、過程が素晴らしくても評価されません
これが外資の世界です
結果が全てです
だからといって途中のプロセスがおろそかでは結果は出ません
プロセスがしっかりしていて
初めて結果が出るか出ないかになります
プロセスどうでもよい、結果は全てです
ではなくて
きちっとしたプロセスを踏んだ上でそれでも成果が出ないということがあります
それでは評価されないんです
成果を出さなきゃいけないということで
その成果が出なかった時に
どういうリカバーを取るとか、代替プランを立てるとか
ということをしていかなければいけない
そのためにコミュニケーションの能力、人材、ネットワーク
そして専門的な知識
知識はネットに任せてそれをどうやって活用するか
リアクションを早く問題があった時に
いかにリカバーするか
よくうまくいったこと、成功したことは上司に早く伝えるんですけど
そうじゃないことをなかなかネガティブなことを伝えない
それでは駄目です
悪い話ほどをできるだけ早くに伝えるというような
ものの考え方、公平であり公平であり隠さない
当然対外的には機密保持は守らなければいけないんですけど
社内的に問題が起きた時に
いかにいろんな部門の協力を仰ぐために必要な情報を開示するか
ということが大事です
こういった考え方でサプライヤーの協力を仰ぎ
他の部門、生産部門だとか営業、アフターサービス、マーケティング
経理、人事、総務いろんな部門の協力を得ながら
購買の仕事をしていくということになりますので
そういった具体的な研修のプログラムについては
私も何回も色んな部門の購買スタッフだけじゃなくて
色んな人達を指導してきました
ぜひ詳しい話はまたアドバンスコースで
お話をさせていただきたいと思います
ぜひその詳しい話はNEWJIチャンネルに登録してもらって
アドバンスコースでお話を聞きながら
お互いに勉強していきたいと思います
本日はここまでになりますが
ぜひNEWJIチャンネルの登録、コメントをお願いいたします
ぜひいいなと思ったら高評価のことも忘れなく
お願いしたいなと思います
これからもNEWJIチャンネルをよろしくお願いいたします
今日は購買改革における人材の育成を中心に
何をどうしていくべきかというようなお話をさせていただきました
今日は以上です
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。