製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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若手の購買スタッフを育てる〜購買業務の付帯事項編〜

若手の購買スタッフを育てる〜購買業務の付帯事項編〜

若手の購買を育てる3回目になります 

今日お話をしたいのは購買業務の付帯事項 

様々な雑多な業務があります 

基本的には価格交渉だとか納期管理だとか在庫管理 

数量は適正であるかどうかとか、欠品しないかとか 

生産工程におけるスケジュールの変更に合わせて 

サプライヤーへの発注数量や納期の変更こういったもの 

もしトラブルがあった時の返品やクレーム対応 

そういったものが日々の仕事の中で多いと思うんですけれども 

それ以外の仕事についてお話をしようと思います 

  

どれだけ新しいサプライヤーの情報を収集できるか 

そしてどれだけ新しい素材 

新素材、そういったものの知識、情報の収集先 

どこからそういった情報を仕入れたらいいか 

ということがまず分かっているということと 

新素材や新しい加工組み立ての技術 

生産さらに完成品の新しい機能や性能 

そういったところまで情報としては仕入れておく 

さらには競合他社がどんな製品を作っているんだ 

それによってどんなサプライヤーから 

どのくらいのクオリティの部品や原材料を調達しているんだ 

ということを知っておく 

さらにはその原材料部品の市場 

世界でどういう企業がそれを調節しているんだ 

経済的にどのような価格のトレンドになっているんだ 

世界の在庫状況は潤沢なのか 

不足しているのかというような 

マクロからミクロに至るまでの経済情報や 

新素材、新技術の情報 

それから新規サプライヤー、既存のサプライヤーの与信調査、生産能力 

様々な情報を常に仕入れておくということが大事です 

 

そのサプライヤーが自社製品を買ってくれてるとか 

 逆に売ったり買ったり 

双方の相互関係があるのかとか 

競合他社に売っているという取引の実績があるかどうか 

ということも貴重な情報になります 

基本的にはリスクマネジメント、情報漏洩を防ぐために 

色んな取り組みをしていくわけなんですけれども 

購買部門として大事なのは 

サプライヤーに必要な情報は出す 

だけど必要以上の情報は出さない 

守秘義務契約を守っているかどうか 

大事な情報が例えば新しい技術や特許、申請中のこととか 

どこまで漏洩せずにきちっと管理できているか 

最近はパスワードを教えて 

サプライヤーに自社のシステムにアクセスさせて 

情報を取るということが行われ始めていますけれども 

どこまで規制をかけるかとか色んな問題があります 

そして生産部門や設計部門、研究開発部門が  

新しく開発した製品や原材料部品 

それに対して今度、部品の番号が取られて 

データベースが出来上がった時に 

その新しい部品の情報が 

どこまでサプライヤーに伝わっているかというコミュニケーション 

それから新製品やアフターサービス 

そしてマーケティングの市場の顧客のニーズ 

こういったものをどこまで仕入れて 

自分の原材料調達の仕事に活かすかという社内のネットワーク  

それから顧客から仕入れた情報 

そしてそれを新しい製品につなげるという情報の流れ 

そして購買のメインである  

サプライチェーンマネジメント 

原料からメーカーから 

それを組み立て加工して製品になって 

アフターサービスに至るまでの 

時間的な流れ 

ものの流れ 

お金の流れ 

このフローをどこまで業務の中でデータとして自分の部門 

個人のレベルで仕入れてそれを更新し 

常に最適の状態を保っているか 

そしてさらにコスト削減を行っているのであれば 

その進捗状況や効果測定というものを常日頃やっているか 

こういったさまざまな付帯業務があります 

どれだけそれが日々の生産や品質向上のために 

プラスになって働いているか、いないのか 

それが仕事の優先順位のランク付けになっていきます 

当然利益や顧客の利益 

会社の売り上げに貢献度の高いものから 

時間を割く比率を高めていくということになり 

それが毎日変化するのであれば毎日見直しをする 

それは他の購買のスタッフとの連携 

それから部門長との上下のコミュニケーション 

さらにはサプライヤーとのコミュニケーション 

そういった形で常に新鮮な最新の情報をベースにして 

仕事をしていくということが 

まず購買の若手スタッフとして 

基礎となる心得という風に思います 

本日は第3回目 

ここまでになりますけれどもまだこの話もう少し続けたいと思います 

是非、若手の購買の皆さん 

このようなコミュニケーションだとか 

情報の収集の能力だとか 

特に新製品や新技術 

新規サプライヤー候補 

こういった情報の収集も 

どんどんどんどん積極的にやってほしいと思います 

あくまでも上司を相談した上で何を優先すべきか 

というのを判断しながらやっていってほしいと思います 

  

本日は以上になります 

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以上です 

  

  

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