製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?
購買部門が必要とする情報
今日は気象を中心にした自然現象や物理
このような人間の手では変化をつけることが非常に難しい
情報の入手について詳しくお話をしたいと思います
日々刻々と変わる気象、天気、さらに長期的な気象の変化
さらには地理的な条件
様々な情報が購買にとって必要である
その情報がどれだけ価値を生むか、ロスを減らすかという話をしていきます
実際にはまず工場の立地から
地理的な要因
例えば港に近い、空港に近い、鉄道や道路のアクセスが良い
これはまず地理的な条件として必要ですし
そこの土地が例えば地殻の問題
用は活断層のそばにあるのかないのか
地震が起きた時に被害があるのかないのか
そして台風が来る、来ない
こういった傾向がある、降水量が多い少ない
様々なものが直接影響します
例えば日本の場合ですと地震や台風の被害が多い少ない地域に
大きな差があります
いかにこの地理的な不利な条件を避けるか
もちろんアクセスが良いですとか に近いとか
工業用水が比較的手に入りやすいとか
日照時間が長いとか、地球の温暖化に対して
問題がない気候であるとか
様々な要因を検討しなければいけないと思うんですけれども
それには限界があります
ではその変化に対してどのような対応するかという前に
まずそもそもそういったデータを
どこからどういうタイミングで入手して
業務に活かすかということになります
短期の予報
例えば5分後の気象の変化
ゲリラ豪雨ですとか急なにわか雨
こういった情報が必要なのは
例えばイベントや野球場など、屋根のないところでは
その天気が目の前のビジネスに大きな影響を与えます
スーパーもそうですよね
明日台風が来るということであればお客さんは
備蓄用の保存食を買いに来るということであれば
そういったものを品揃えとして店頭に並べるとか
さまざまな対応が必要になります
中長期的には夏場、水不足になりそうだとか
冬、温暖化傾向であるとかいうことであれば
衣料品が冬物売れる、夏物売れる
そういったことから始まって
農作物が取れなくなる
それによって食品を加工している工場では
原料の調達が難しくなるとかさまざまな手を打たなければならない
それも数ヶ月先を予測しなければならない
ということになっていきます
いかにこういった情報を仕入れるか
今は気象の情報もウェザーニュースなんて有料で
高付加価値な情報を入手することはが可能です
こういった気象予測
そして地理的な条件、物理的な情報
こういったもの、どれだけ完成品を消費市へ
より早く新鮮な状況で
異常なく届けるかというためのこととか
長期的には台風や地震
さまざまな自然災害にどこまで対応できるかとか
さまざまな情報を入手することでまだまだ
リスクを削減する、コストを削減する
ということが可能になってきます
実際に起きる気象条件をなくすことはできないので
それに対してどうやったら対策を打つ、災害を防ぐか
ということになっていきます
なかなか購買部門だけでは取り組めない内容もあります
防災に関しては総務部門ですとか
リスク管理をしている部門の協力が必要になってきます
こういった情報を仕入れることによって
長期的な気候の変動によっては
作っている製品によって在庫を増やすとか逆に絞るとか
今後売上が上がるとか減るとか
という見通しをもとにサプライヤーへの増産や減産を依頼する
ということも必要になってきます
こういった情報もぜひ購買にとって重要な情報と考えて
ぜひ定期的に入手して分析し
それを業務、日々の発注や長期的な契約の上限などに
活かして欲しいと思います
今日は以上になります
是非このNEWJIチャンネルに登録していただいて
これからまだまだ詳しいお話を続けていきますので
お聞きいただきたいと思います
コメント、高評価ボタン、よろしくお願いいたします
以上です
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。