製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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調達購買部門は視点を変え、最も穏当なイノベーションのため模倣せよ

調達購買部門は視点を変え、最も穏当なイノベーションのため模倣せよ

今日もMBA問題解決100の基本のビジネス書の解説していこうと思います。

細かくお話をずっと続けてきているんですけれども、購買部門だけではなくいろんな組織において役立つことがたくさん書かれているので、さって流してしまうにはもったいないと思いまして解説をさせて頂いてます。

実際に日々の私の購買や総務、管理本部ですとか、時には経理、人事いろんな所に携わってきましたけれども基本的に通ずるものがいっぱいあります。

前回お話ししたコミュニケーションギャップ、相手の立場に立った話とか、最近はメールのやり取りでかなりコミュニケーションが一歩通行になっててフェストゥフェス、ダイレクトでコミュニケーションを取ってると随分違うということ。

言った言わないから始まり、メールを送ったイコールそれは同意されたことではないよという話、了解という返事をもらったけどそっから先前に進まない動かない、要は納得されても行動が伴わないとそのコミュニケーションは意味を持たないよということなどたくさんありました。

まあ自分一人では何もできないので相手に動いてもらってことが大事なんですけれども。

基本はプラン・行動・チェック・アクションのPDCAを回す

今日はですね33番目、基本はプラン・行動・チェック・アクションのPDCAを回すことということ。

稲森さんの言葉。前回の最後にお話ししましたけれども、もう1回復習としてお話しします。

業績報告会で行うべき6つの項目、

一つ目、うまくできない人、部門には原因を考えさせ実効性のあるアクションにつなげるように励ます。

二つ目、できている人、部門は褒めてベストプラクティスを共有する、承認欲求を満たす。

三つ目、出席者の上級管理職には難しい、厳しい質問をして緊張感・責任感を保つ

四つ目、全社で行うことで企業の一体感を創出する、全体最適を引き出す。さらに部門間格差を解消する、経営理念戦略を直接正しく伝える。そしてPDCAを回し組織をエネルギーを吹き込む。

当たり前に疑問を持ちそれを打ち破った人間成功してがする

今日からこの4つ目に入ってくんですけれども、それまでのものの見方を変えてみるということで、人間はどうしてもそれまでの物の見方や発想法に縛られてしまいがちです。

天動説と地動説の話はビジネスの世界にも同じことが言えると、これまでの当たり前に疑問を持ちそれを打ち破った人間が効果的な問題解決に成功してきました。

ダイソンが開発した羽根のない扇風機がいい例です。

視点を変える技術なんですけれども、ここの項目では34から40まで全部で7つ、

まず誰も気づかないような答えを出すという時に、

ものを言うのは想像力や直観である、そして問題そのものから一時的に離れよ。

次がSCAMPERはアイデアを生み出す質問のチェックリスト。

何らかの不調和が存在する場合それは我々の認識のどこかが間違っている可能性がある。

模倣は最も穏当なイノベーションである。

何がの後になぜが来る。

創造的な製品ほど合理的な問題解決が必要という事で、ロジカルだけでは限界があると。

誰も気づかないような答えを出すときにものを言うのは想像力や直感力、グローバルな共通語は英語ではなく数字とロジックである。

日本の関西、大阪や兵庫に阪急電鉄という鉄道会社があります。この会社には女性だけの団員で構成する宝塚歌劇団があり、役所は名優をスカウトするのではなく宝塚音楽学校で新人から育成する方式を採用。

有名な俳優、歌手との契約が出来なかった宝塚ですけどアイディア、発想は理論だけではない。

本を読んだり、他人の真似をして身に付くものではない。人にやり方を聞くことでもない、それでも自由な発想は鍛えられる。

私もねかなり鍛えられたわけですけれども、誰のため、何のため、問題そのものから一時的に離れよ。

例えば書く文字が汚い。きれいな字を書く練習、手書きを止める?PCを多用する?代筆を頼む?

このような場合ね重要なことは美しい文字を書くではなく、読み間違いしない正しいコミュニケーションであればきれいに書く練習よりもよっぽど大事だということ。

他の方法で問題解決をすると、私自身がサプライヤーの現場調査、改善指導の中で有効だと思ったことは伝える力は機械設備、運動器具や物流手段の3Dを手書きで端的に示すこと。

文字では伝わらない情報を絵・イラスト・図に書いて示すというように、問題解決に使える手段はどんなことでも活用していくこと。

複数の手段を使う、言葉だけに頼らない。

問題解決を根本から考えることが重要。手段よりも目的を果たすことを重視するということを実践してきました。

事の本質ということです。

次いきます。

水平思考の定番SCAMPERはアイデアを生み出す質問のチェックリスト

SUBSTITUTE 入れ替える

COMBINE 組み合わせる

ADAPT 当てはめる

MODIFY 変更する

PUT TO OTHER USE 他の用途に用いる

ELIMINAT OR MINIFY 排除または縮小する

REARRANGE OR REVERSE 並べ替え・逆転する

考え方、入れ替え、組み合わせ、当てはめ、変更、他の用途、排除、縮小、並べ替え、逆転こういったもののアイデアを生み出すチェックリストということです。

目的が同じでも前提は異なると何らかの不調和が存在する場合、それは我々の認識のとこから間違っている可能性があると、

物理学者アイザックニュートンの言葉です。

認識の差を理解して埋めていく作業が必要です。

目的が共通で目指す方向性手段に差異がある場合は歩み寄って調整する。

理想は対立する意見、手段、方針が両立する解決策を考えることが望ましいが実際は簡単に見つからないことが多いと、双方が理解しあえる妥協でない実行。

プランを考えるにはあらゆる可能性を列挙して実現性の高いものを選択することになる。サプライヤーとの条件交渉はこれに該当する事が多い。

リスクは他人に取らせよ

そして38番 リスクは他人に取らせよ

模倣は最も穏当なイノベーションである。ある研究によれば真のイノベーターはビジネスとしてあまり成功しておらず、それを研究して改良したプレイヤーの方が良い成果を残している。

但し工業製品で特許の問題があり簡単にはできないことを知っておく必要がある。

研究開発費や実験費用・リスクが少ない模倣は独自性に欠けるので、競合他社との差別化が難しい性能や品質で顧客に訴求しなければならない事は言うまでもありません。

このような積極的に賛成しかねる事なんですけども、要は中国の建機メーカーが日本のコマツや日立建機、コベルコ、アメリカのキャタピラこういったところを結構真似していたんですね。

二番戦士という事で結局は限界があります。

やっぱりコマツが強い、キャタピラーが強いっていうのは独自の開発をしてきたから。

やっぱりそれなりにトップ、二番、三番の日立建機まで含めて優秀な企業はそれなりです。

後を追う者はどうしても限界があります。

このMBA問題解決100の基本ぜひ最後までお話を聞いてほしいと思います。

あまり興味ないところもですね飛ばすのではなく、ざっと目を通すぐらいはして欲しいと思います。

今日は以上です。

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