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購買と天気に関わる話、日本編
今日は購買と天気、気象に関わる話
第3回目として日本の気候
これについてお話をしようと思います
日本は大きく分けてこのように6つ
北海道、太平洋側、日本海側
そして長野県、山梨県を中心にした中央高地
そして瀬戸内海、せとうちですね
そして沖縄と小笠原という形になります
まだ北海道は亜寒帯、多雨気候
いわゆる日本列島の温暖湿潤気候よりちょっと寒いとう地域です
そしてと太平洋側と日本海側
どちらも温暖湿潤気候なんですけれども
明らかに雨の降り方、雪の降り方が
太平洋側、日本海側、大きく違います
ご存じの通りで日本海側、冬 雪が多いです
逆に太平洋側、冬 比較的乾燥して雪、雨あまり降りません
そして瀬戸内は1年間を通じてあまり降らないですし
中央高地、標高がそもそも高いので気温が若干低めであります
それから内陸なので¥比較的乾燥して雨があまり降らない
降らないと言っても砂漠のように降らないわけではなくて
比較的少なめということです
特に太平洋沿岸の中でも房総半島、伊豆半島、さらには紀伊半島
それから四国の南部、それから九州の南部
こういったところは特に太平洋岸の千葉は相当な雨が降ります
実際に降水量も実はかなり違います
東京で1500ミリ、1600ミリ、多い時でも1800ミリくらい降るんですけれども
三重県の尾鷲に至っては
多い時は4000ミリを超えるような
降雨量があったりするという年もあります
逆に瀬戸内側とか中央高地1000ミリに満たないというような
少ない降水量事ということもあったりします
年によって多かったり、少なかったりするんですけれども
それだけの違いがあります
それから日本海側と太平洋側の大きな違いは
その冬場の雪が降る、降らない
太平洋側はほとんど雪が降らない
たまに 低気圧の影響で
東京周辺とかに雪が降るということがあるんですけれども
日本海側のようにずっと雪が降ってそれが降り積もって
2メートルも3メートルも積雪になるって事はまずないです
このように違いがあって
温度による違いは当然緯度の違い
さらには海に近いか内陸かによる
海洋性なのか内陸性なのか
そういった違いがまず日本の狭い国土の中でもあるわけです
日本列島は縦長の島ですし、
さらに九州より南の沖縄は亜熱帯という気候になります
小笠原もそうですよね
こういった違いがある日本です
当然それによって作られる農産物とか
工業とか産業も違ってきます
地域差があります
それに見合ったメーカーさんの工場の立地だったり
生産物があったりするわけですけれども
当然わかった上で工場の立地があったりするんですけれども
それ以外の大都市のそばに
消費地に近いところに工場を建てるとか
農産物の産地に近いところで
その農産物の加工の工場があったりとかということではあります
日本としてはかつては石炭とか一部銅とか
産出したことがあったのですが今ほとんど枯渇してしまって
世界に誇れるのは金とか
そういう貴金属のごく一部だけになってしまいました
そうすると日本立地の中で考えなきゃいけないっていうのは
農産物とあとは海外から色んな原材料
輸入するにあたってどれだけ
輸入しやすい港のそばにあるか
沿岸に工場建てるかということで
高度経済成長期に
日本各地では工業地帯と呼ばれるところでは
工場立地がされていました
その結果として沿岸部では海汚染があったりして
それが見直されて環境対策ということが起きてるんですけれども
実際には私が小学校の頃に学んだ四大工業地帯とか
京浜、東京周辺
それから中京、名古屋の周辺
それから阪神、大阪、神戸そして北九州ということに加えて
さらに高度経済成長期
東京の周辺の京浜のすぐ隣の
千葉の京王と呼ばれる地域
さらには中京のさらに端の方
例えば(奥地、北地)とか
トヨタの自動車の工場がある地域とか
逆には四日市からさらに西の方へ
それから大阪周辺も
阪神地区から更に伸びて阪南地区と言われる
和歌山の方面へ とか
あとは瀬戸内の辺りでも岡山、倉敷、水島周辺ですとか
様々な所に工業地域
それからコンビナート、立地しましたけれども
さらにどんどんどんどん時代とともにその工場も海外へ移転したり
日本の産業の空洞化ということもあったりして
原材料の輸入をしながら加工するという産業も
かなり実は廃れつつある非常に厳しい状況です
例えば北九州の製鉄ですとか
こういったところも
だいぶ下火になってしまって
かつての繁栄はどこ行ってしまったんだろう
ということなんですけれども
日本が生き残りをかけるにあったっては
せっかく色々な気象の条件だとか
地理的な条件で工場の立地があったり
メーカーが会社を起こしてものを作ってきたわけなんですけれども
この状況をどこまで続けるかという問題はあるんですけれども
まずは今後さらに合理化して
さらに原材料、部品を輸入してモノを作るということであれば
温暖化しつつあるこの日本の気候、気象条件
基礎的には今のこのような分類にはなるんですけれども
このような気候の分類だけではなくて
今は気にしなければいけない気象の変化というのはたくさんあります
当然温暖化で ゲリラ豪雨になったり
台風がスーパー台風で強くなったりして
禁止にしなければいけなくなったことがたくさんあります
集中豪雨で災害対策
特に洪水ですか暴風雨に高潮に対する対策
特に沿岸部で工場を持っている地域では
様々な問題をクリアしなきゃいけない
防災対策としては東日本大震災であったような
津波にも備えなければいけない
さらに火山層のそばにあるのであれば
地震の対策だとか火山の噴火に備えて
今各地で警戒をしているような
火山の周辺ですとそういったものも気にしなければいけないっていうのが
日本の現状です
実際に温暖化でさらに海面上昇があれば
今の工場立地が非常に厳しくなるっていう
将来も考えていかなきゃいけないと思います
さらに毎年によって雪が少ないとか
加水だとかいろんなことも考えられますし
例年このぐらいの雨が降るから
このぐらいであろうという予測が
だんだん難しくなってきています
スーパーコンピューターで
日々の天気の予測だとか気象の予報とか
だんだん精度は合ってるんですけれども
冬季予報に関してはまだまだ非常に厳しいというのが現実です
この11月、12月、1月の長期予報を見ても
実際には期近のこの11月、やや温度高め
12月やや温度低めという予報が出ていますか
確率論として100パーセントのうちの高め30パーセント
ほぼ例年通り40パーセント
低め30パーセント
じゃあどれなの?
それぞれの確率がもうほぼ30パーセントから40パーセント
直近の翌月に関してだけもう少しこの傾斜させて
40パーセントからもうちょっと確率高いんじゃないの?
という風に見たりするようなコアまでいってますけれど
本当だったらスーパーコンピューターで7割8割
こうなりますよっていうところまで持ってきたいですよね
じゃないと季節の例えば温暖化によって
冬物が売れなくなるとか
夏場のエアコンの売れ行きがとか
いろんなことを考えていった時に
なかなか生産計画だとか
販売中、需要予測ってのは立てづらくなってくると思います
そう言ったことを考えていく上では
当然日々の天気は毎日のデリバリーですとか
交通機関の影響
特に台風みたいにその対策が必要です
交通機関がとまってしまえば
その対策が必要です
納期、遅延とか
中長期的にはストップになってしまうということもあったりしますので
その対策が必要です
中長期的にはそう言った需要予測だとか生産計画に影響があるので
そういったものも考えなければならないんですけども
背景として日本列島がこういう土地にあって
季節でこういう変動があるんだってことを理解したうえで
なおかつ長期トレンドとして温暖化傾向にあるとかね
今年に限っては12月、やや寒めの予測
冬の訪れが早いとかって言われてるとかということで
若干のいろんな生産の開始を繰り上げるとか
数量増やすとかということになってくると思います
このような日々の天気
ある程度の中長期の予報の見通しを
どこまで正確に予測するかってことと
その情報をどこまで信じて
実際の生産に活かすかというのは
なかなか経営判断として難しいところだと思います
購買としては有料の情報を
例えばウェザーニュースさんから買うとか
ていうことで一般の
日本気象協会の天気予報の情報よりもさらに精度の高い
情報を入手するということも可能な時代になりました
いろんな地域差
気候の違いだけではなくて
傾向として今後日本全体がどうなるんだ
ということも知った上で原材料の調達をしていく
細い日々の納期管理については
今度は天気予報だとか気象の話
予報だとか警報、注意報
こういったものをどこまで情報として仕入れて
日々の納期管理に活かすか
品質管理に活かすかという話を次回にしていきたいと思います
今日はここまでになります
是非この天気、気象に関わる情報も
購買のコスト削減、品質の向上
無駄をなくすというためには
ぜひ活かして欲しいと思います
今日は以上になります
これで3回目の天気、気象、気候に関わる
購買の話、終わりにしてまた次回は
もう少しピンポイントの
ないしは直近の細かい天気予報に関わる
各産業の取り組みの話をしていこうと思います
今日は以上になります
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