製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?
今日はコスト削減
目標を達成するための10か条の最終回
第10項目目、サプライヤーとの信頼関係を構築するという話をします
実際にサプライヤーとの信頼関係といって
何をどうするかっていうことなんですけれども
こちらから一方的に価格を引き下げてくださいだとか
コスト削減をしてくださいと言っても
そう簡単にコスト削減っていうのは実現しません
当然サプライヤーの協力が必要です
彼らもビジネスですから利益を出さないといけない
今までの価格だとか数量、納期
さまざまなものが最適だと思って合意したものを改善する
また新しい契約になおすということになれば
当然今までと何が問題で
どうあるべきか
数量が増えるのか
納期が縮まるのか
さらには生産の効率
様々なプロセスを改善するのか
不良を減らすのか
様々な取り組みをした上で
購入単価を引き下げるということであれば
利益を確保したい
今後の設備投資のこと考えたらやはり出来るだけ多く販売する
売上を確保することによって
できるだけ利益を減らしたくないことになります
単価を引き上げるという条件の中に
様々なサプライヤーからの依頼事項ってあると思うんです
それをどこまでこちら側が飲めるかということになっていきます
相互の信頼関係ということはそれぞれが
相手の意見を聞いて少しでも協力をする
ということで取り組むということです
一方的に話を通そうと思っても難しいですよね
自分の意見を通そうと思ったら
まず相手の話を聞く
聞くだけではダメで
それを実行に移すということが必要です
双方のお願い事項がうまく良い解決策が見つかって
合意すればコスト削減は一歩前に進むということになります
そのような考え方を持って
ぜひサプライヤーと信頼関係を築く
それが場合によっては1年や2年ですまないかもしれません
もっと長い年月がかかっていくということがあります
是非そういった長い年月をかけての信頼関係を築く
時には別の競争相手と交渉することによって
緊張感を保たせるとか
様々な取り組みの方法はあります
それはまたはサプライヤーとの信頼関係ですとか交渉のテクニックですとか
三社見積もりの話だとか比較するとか
様々なサプライヤーの管理方法という話になってきますので
またそれは詳しく別途お話をさせて頂きます
今日はここまででコスト削減の目標を達成するための10か条
最後に繰り返して申し上げます
購買部門として取り組むべきことは
まず1つ目
製品知識を身につける
2つ目
製品の価格動向調査を行う
3つ目
サプライヤーの情報収集を行う
4つ目
交渉スキルを身につける
5つ目
コスト意識を持つ
6つ目
柔軟な発想力を養う
7つ目
時には買わないという考え方も受け入れる
8つ目
実際に使用する部門の立場になって考える
9つ目
エンドユーザー
使用者、完成品のお客様の意見を聞く
そして最後10項目目として
サプライヤーの信頼関係を構築する
この10項目が
コスト削減を目標達成するために必要な項目と思います
当然,
購買部門としてのこの10項目に加えて
サプライヤーが我々
購買に対してどうすべきかという話を
また次回にしていきます
そしてさらには
購買部門だけではなくて
生産部門だとか、営業部門だとか様々な部門が
やっぱり協力してくれないと
購買だけでコスト削減を実現しませんので
その話もまた別途をしていきます
今日はここまでになります
続きはまた
サプライヤーがすべきこと
それから購買部門以外の各事業部
及び管理部門、生産部門
さまざまな部門の協力
何をどう協力してもらうかという話を詳しくしていきます
本日は以上になります
調達購買業務の効率化だけでなく、システムを導入することで、コスト削減や製品・資材のステータス可視化のほか、属人化していた購買情報の共有化による内部不正防止や統制にも役立ちます。