製造業の購買担当者がAIにかわることってあり得るの?

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VAVEのコスト削減目標達成の10か条!其の四

VAVEのコスト削減目標達成の10か条!其の四

今日は購買の重要な仕事コスト削減 

このコスト削減の目標を達成するための 

10か条という話をずっとしてきておりますけれども 

今日は4回目 

項目としては5つ目 

コスト意識を持つという話をしていきます 

身の回りの製品もこれは材料は何 

原価はどのぐらい 

加工費はどのぐらい 

送料はといった 

疑問を持つ、常にということで 

さまざまなものに疑問を持つということが大事です 

目の前にあるもの 

例えば筆記用具、ボールペンなども 

これっていろんなもの、原材料からできてる 

プラスチックの素材から始まって 

インクだとか先端にあるボール、金属のボールとかこういったもの 

更には今滑り止めで 

ラバーがついてるとか 

いろんなものがあるんですけれども 

これはどういう構造でどうしたらこういう価格になる 

実際に100円で売られてるボールペン 

原価がおよそその半分だとしたら 

その中にあるものは何 

全て細かく分解してそれぞれがその素材で本当にいいのか 

形状がそうあるべきなのかっていうものを考える 

というようなことを 

全てにおいてということではないですけど 

時々そういう意識を持って 

ものを見てみるということだと思います 

  

例えばインクだって 

今いろんな形で進化が遂げていて 

ボールペンのインクも油性だけじゃなくて 

水性だとかゲルだとか書くだけじゃなくて 

消せるとか、汚れないとか 

速乾性だとかいろんな工夫がされています 

 

いろんなパステルカラーの綺麗なインクもありますし 

細い線を書くとか太い線を書くとか 

太さも0.2、3、0.5、1ミリ 

太い字が書けるとか 

もうさまざまな種類があります 

 

持ち手もあまり細いと書きづらいですけれども 

アンケートの調査の時なんかは非常に細くて 

小さくて使い捨てのようなものもあれば 

高級なボールペンなんかは1本何千円 

さらにはもっと高いシェーファーだとか 

モンブランとかいろんなボールペンもありますけれども 

そういった素材に至るまで 

幅広くさまざまなものがあるわけで 

それ、どれが適切か、それは使用の目的だとか 

耐久性だとか様々な要因で 

そういった原材料、部品が選ばれて 

形ができているということになるわけです 

  

こういった意識を持つことによって 

じゃ今自分が買っている原材料、部品が本当にそれが最適なのかどうか 

っていう疑問を持つだけではなくて 

その先、自分だったらこうしたい 

こうあるべきだということを考えて 

実際に調べてみるということが必要だと思います 

こういったコスト意識 

時間がある時にふと身近なものから考えてみるというようなことをすれば 

実際に自分が担当している原材料や部品で 

もしかしたらその閃きが 

どこかで活かせるかもしれません 

  

なので製品の数量や納期 

梱包形態から始まって 

デザインや色、材質に至るまで 

ないしは部品の数、加工組立の工数とか 

そういったことまで 

どこまで幅広く考えることができるかということになります 

  

是非こういったコスト意識 

何がどうするとそれだけのコストになるんだということを是非 

考えてみてほしいと思います 

  

次、6つ目は 

柔軟な発想力 

これどういうことかって言うと 

代替品だとかその製品そのものを同じものではなくて 

違う形状だとか全く違うもので同じ目的を果たす 

ということができるんじゃないか 

っていうことを考えるという意味です 

  

例えばスプリング、サスペンション 

それも空気のバネだとかというエアーサスペンション 

だとか油圧だったり鉄の鋼板の板バネだったり 

様々な形状があるわけで 

コイル状のスプリングなのか 

いや全く違う形状の金属のスプリングなのか 

様々なものが今、開発されています 

まだまだ自分の知らないことがいっぱいあるはずです 

すべてにおいてすべての品目で 

精通しろっていうのは無理なので 

どこまでそういった知識の源 

どこへ行ったらその情報が取れるのかっていうことを持っておけば 

十分なんですけども 

ただ自分が今担当しているものについては 

そこそこ精通する必要はあると思います 

でないとサプライヤーと交渉した時に 

相手から 

なんだそこまで知らないの?と言われた段階で 

もう交渉では同じ土俵に立ててないです 

同じ土俵に立てて対等で交渉するためには 

全く対等っていうわけにはいかないんですけど 

それに近い情報を持って交渉しないと駄目だと思います 

成果が出ないと思うので 

更にこちら側からもっとこうしたら 

っていうような提案ができるようになるためには 

それぐらいの知識と色んな情報力っていうのはやっぱり必要になってきます 

ぜひそういったことを考えて 

柔軟な発想ということを身に付けてほしいなと思います 

  

そして7つ目 

時には買わないという考え方 

これ支払い総額1年間の予算の中で 

どれだけ買うかというようなことになった時に 

購入数量とか購入時期 

これを検討すると 

削減目標として 

単価を下げるのか、年間の支払い総額を下げるか 

もっと先、3年先、5年先 

どうあるべきかっていうことを考える 

これなかなか実際は自分一人ではどうにもならない 

購買部門だけでもどうにもならないということなんですけれども 

様々な部門の協力を得た上で 

例えば設備の購買であれば買い替えなのか 

メンテナンス、修理をして 

もっと使うのかというような考え方です 

こういったものをぜひコスト削減の手段として 

取り入れるということを考えてほしいと思います 

  

究極のコスト削減っていうのは 

ものを買わないということになるんですけど 

買わないでは設備も原材料全く何もないところで 

メーカーとしてものを作れるはずがないので 

サービスを提供するということであれば買わなくて済む 

ということもあるとは思うんですけれども 

なかなか全く買わないというわけにはいかないと思います 

  

例えば原材料、部品に関しては 

リサイクルとか再生の部品だとか 

原料だとかという取り組みをしています 

例えばドイツ、BMWだけではなくて 

フォルクスワーゲン、アウディ、ベンツ、ポルシェ 

こういった会社は 

原材料、部品 

再生プラスチックから始まって 

再生された原料が新車の構成部品の85パーセントだって言われています 

どうしてもバッテリーはなかなか再生が難しくて 

廃液の処理をした上で 

もう廃棄するしかないんですけど 

それ以外はことごとく実は再生です 

例え7シリーズの高級車であっても 

ダッシュボードのプラスチックは 

実は全部再生プラスチックです 

というようにガラスも粉砕してもう1回溶かして使うと 

不純物は当然取り除いて 

洗浄して綺麗に分別して使うわけですけれども 

そういった再生 

実は逆にコストがかかると言われてるんですけれども 

うまく循環型できれいに買収した原材料、部品となる廃棄物の資源として 

使うようになれば 

これはどんどんどんどん処理のコストが下がってくると 

新品の原料と同じぐらいまで安くなります 

これはうまくシステムとして上手く回った時には 

処理コストっていうのはまだまだ下がります 

こういった環境にやさしいということも 

非常に重要な性能としてこれからは求められていきます 

こういった考え方ぜひ取り入れてほしいと思います 

  

今日はここまでにして 

また次回に送るんですけれども 

このコスト削減目標を達成するための10か条 

引き続き詳しい話を続けていきます 

本日は以上になります 

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