設計段階で不具合をつぶす | newji

NEWJI総研 / 設計・品質 研修テキスト

設計段階で不具合をつぶす

FMEA と FTA/工程 FMEA と AP/DRBFM/ワークシート/デザインレビュー/試作台数と信頼度 ― 量産の前に、どこまで言えるか

  • 29,800円税込・買い切り
  • 58 ページ本編・全 6 章
  • 2 点付属テンプレート(印刷用+Excel)

対象: 設計・品質保証・生産技術の実務担当に/付属テンプレート: DRBFM ワークシート/工程 FMEA シート

「試作 10 台で不具合は 0 件でした」。そこから言えるのは、信頼度 90% で「不良率 20.6% 以下」までです。本書は、不具合を設計と工程設計の段階で洗い出してつぶす手法——FMEA・FTA・DRBFM・デザインレビュー——と、少ない試作で何が言えるのかを、順に確かめられる形にした教材です。

本書の構成

全 6 章・107 見出し。買う前に中身をすべて見られるようにしています。

第1章FMEAとFTAの使い分け

  • FMEA(故障モード影響解析)とは
  • FMEAの基本と、その“落とし穴”
  • 現場で生きるFMEAのポイント
  • FTA(故障の木解析)の基礎と現場活用法
  • FTAは「なぜ起きたか?」を論理的に洗い出すための手法
  • FTAの実際的なアプローチ
  • FMEAとFTA、どちらをどう使い分けるのか?
  • 2つのアプローチの違いと補完関係
  • 実践に役立つ!現場発・FMEA/FTAのすすめ方
  • 1. FMEA・FTAの「勉強会」から始めない
  • 2. 「なぜ?」を5回繰り返す癖を持つ
  • 3. サプライヤー/バイヤー双方で活かす
  • 4. 管理職が主導し現場の壁を越える
  • FMEAとFTAを、資料作りで終わらせない

第2章工程FMEAの進め方と、故障モードの洗い出し方

  • 工程FMEAが扱うもの
  • 工程FMEAとは何か:形骸化を防ぐ本質理解
  • 「FMEAとは何か」から現場で押さえておきたいポイント
  • バイヤー・サプライヤーの双方が知っておくべき工程FMEA活用の意義
  • 工程FMEAの実施ステップ:現場で回る進め方
  • 1. 分析対象工程の明確化:範囲設定が最初の肝
  • 2. 構成要素の洗い出し:現実の作業・設備を「見える化」
  • 3. 故障モードの徹底抽出:ラテラルシンキングの発想で
  • 4. 故障モードごとの影響と原因の分析:深掘り思考で見逃しゼロへ
  • 5. 発生度・重大度・検出度のリスク評価:優先順位付けのコツ
  • 6. 未然防止策・管理特性の立案と実施
  • 現場で成果を出す故障モード抽出と原因分析のコツ
  • 「現場の暗黙知」「ベテランの感覚」を見える化する
  • 関係者全員で多様な視点を持つ
  • 不具合未然防止で必ず押さえたいポイント(留意点)
  • 1. 机上だけで終わらせない、絶えず現場検証・実証する
  • 2. 継続的な見直しとレベルアップ:FMEAは一度きりで終わらない
  • 3. ドキュメントをただの紙にしない:作業教育と連動せよ
  • バイヤー・サプライヤーに必要な視点:工程FMEAが強み・信頼になる
  • バイヤーが評価すべき「現場の見えるFMEA」とは
  • サプライヤー目線での「FMEAを経営資産に昇華する」発想
  • 工程FMEAで迷う場面
  • 工程FMEAを生きた資料にする

第3章DRBFM ―― 変更点に絞って議論する

  • DRBFMとは何か? 製造業における位置付け
  • なぜ今、DRBFMが再注目されるのか
  • 製造業を取り巻く環境変化の中で
  • 昭和的な”暗黙知”頼みが通用しない理由
  • DRBFM導入にあたってのポイント
  • 1. 「変化点を見つける力」こそが最大価値
  • 2. 集中的な議論の場「グッドディスカッション」の作り方
  • 3. デジタルツールとのベストミックス
  • DRBFMを現場に定着させる実践ステップ
  • ステップ1:小さく始めて成果を味わう
  • ステップ2:現場リーダーを巻き込む
  • ステップ3:サプライヤー・協力工場との連携強化
  • DRBFMの導入で迷う場面
  • 変化点と対話に焦点を合わせる

第4章DRBFMワークシートの書き方

  • 変更点を1枚に書き出す理由
  • DRBFMとは:従来手法との本質的な違い
  • DRBFMの位置づけと目的
  • 昭和的な現場への馴染みやすさ
  • DRBFMワークシートの基本構成
  • DRBFMワークシートとは
  • ワークシートの作成ポイント
  • DRBFMワークシート活用の実践ステップ
  • ステップ1:変更点の抽出と「見える化」
  • ステップ2:関係者の巻き込みと部門横断
  • ステップ3:ワークシートを使ったディスカッション
  • ステップ4:評価・管理・アクションプラン作成
  • DRBFMワークシート定着のコツと現場目線の落とし穴
  • 「記入が目的」ではなく「現場の思考習慣化」を目指す
  • 昭和的現場文化に根付く潜在的リスク
  • サプライヤー・バイヤーの共感を得る活用術
  • ワークシートで迷う場面
  • ワークシートの電子化
  • クラウド運用と遠隔コラボレーション
  • AIによるリスク抽出の支援
  • ワークシートは「問いかけ」の連鎖

第5章デザインレビューを形だけにしない

  • デザインレビューが機能しないと何が起きるか
  • デザインレビューとは何か?昭和的「形骸化」からの脱却
  • DRが“お作法化”していないか振り返る
  • なぜDRが形骸化してしまうのか
  • 実践的なデザインレビュープロセス改善ステップ
  • 1. なぜDRを行うのか“自分ごと”で腹落ちさせる
  • 2. デザインレビューの“場”を変える
  • 3. DR記録を「ナレッジ」として蓄積・見える化
  • 4. 調達・バイヤー目線とサプライヤー目線の融合
  • 5. DR演習形式:ケーススタディで“痛み”を実感する
  • デジタルで変わること、変わらないこと
  • AI時代のデザインレビュー支援とは
  • 工場自動化・スマートファクトリー時代の課題とチャンス
  • デザインレビューを演習として回す
  • デザインレビューで迷う場面

第6章試作の台数が少ないときの設計評価

  • 試作の台数と、言えることの範囲
  • 昭和から抜け出せないアナログ的慣習:なぜ試作台数は増えないのか
  • 試作台数不足の設計評価がもたらす主なリスク
  • 1. 本当の“不良率”や“落とし穴”が見えない
  • 2. 現場の勘と属人的判断に依存せざるを得ない
  • 3. バイヤーとサプライヤー間での不信・トラブル激化
  • コスト・納期優先の陰で見落とされる「統計の本質」
  • バイヤー目線で見た試作台数不足の課題
  • 量産移行時の“隠れリスク”の把握困難
  • 発注・購買部門での社内コミュニケーションの難しさ
  • サプライヤー視点で知っておきたいバイヤーの懸念
  • 台数を増やせない現場でできる設計評価の工夫
  • 1. 目的志向の詳細FMEAによるリスク可視化
  • 2. 実機評価の繰り返し・ストレス探索テスト
  • 3. レガシーデータ/過去のトラブル事例の再活用
  • 台数以外で補う手段
  • 1. シミュレーション/CAEの活用
  • 2. IoT・ビッグデータ活用による量産フィードバック
  • 3. サプライヤー連携による品質ネットワーク構築
  • 台数の限界を知ったうえで評価を組む

無料サンプル(14 ページ)

全章の要約に加えて、ワークシートと演習は実物が入っています。ご記入いただくと、そのままダウンロードできます。

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