検収・支払・棚卸
受領拒否と返品の線/支払通知書/書類は何年残すか/棚卸のやり方/棚卸表の作り方 ― 納品されたあとの流れ
- 29,800円税込・買い切り
- 57 ページ本編・全 5 章
- 2 点付属テンプレート(印刷用+Excel)
対象: 調達・購買の実務担当に/付属テンプレート: 検収書・支払通知書の様式/棚卸表・カウントシート
「検収が終わってから 60 日で払えばよい」。起算点は検収した日ではなく、受け取った日です。本書は、納品されてから書類を捨てるまでの流れを、受領・支払・保存・棚卸の順に確かめられる形にした教材です。
本書の構成
全 5 章・165 見出し。買う前に中身をすべて見られるようにしています。
第1章受領拒否・返品・やり直しはどこまで許されるか
- 3 つの行為は時点で分かれている
- 受領拒否——拒めるのは 2 つの場合だけ
- 違反とされた受領拒否の理由
- 納入指示カードを使う生産方式での注意
- 生産打切りのとき
- 返品——検査の方法で期間が変わる
- 検査方法と返品できる期間
- 合格ロットの中の不良品
- 再び受け取る約束をした返品
- やり直し——費用を負担すれば問題にならない
- 費用を負担せずにやり直させられる場合
- 数量を増やすのは変更ではない
- 減額との関係
- 令和 7 年度の運用状況から読めること
- 発注側が整えるべきこと
- 受領と返品で迷う 4 つの場面
- 取引先の同意があれば返品してよいですか
- 正式な発注をしていないものを作られた場合は
- 受入検査でいったん合格にしたものは、いつまで返品できますか
- この規制は自社に適用されますか
- 3 つは時点で分かれている。同じ扱いにしない
- 参考資料(受領拒否・返品・やり直し)
第2章支払通知書とは——請求書なしで支払を確定させる仕組み
- 支払通知書とは何か
- 支払通知書が「請求書等」になる根拠
- 書くべき 6 項目
- 相手方の確認をどう取るか
- 方法 1:端末に出力して確認の通信を受ける
- 方法 2:データを提供して確認の通知を受ける
- 方法 3:一定期間内に連絡がなければ確認があったものとする
- 「一定期間」を何日にするか
- 返品があるときは適格返還請求書を兼ねられる
- 控除欄が取適法の論点になる
- 保存と電子化
- 導入するとき決めること
- どの取引先に出すか
- 相手の同意をどう取るか
- 登録番号をどこで持つか
- 控除欄を洗い出す
- 誤りの連絡を誰が受けるか
- 支払通知書で迷う 6 つの場面
- 相手が免税事業者でも支払通知書を使えますか
- 請求書も届いてしまいます
- 確認の返事が返ってこない取引先があります
- 締め日をまたぐ納入分はどう扱いますか
- 紙で郵送してもよいですか
- 支払通知書に印紙は要りますか
- 確認の取り方と控除欄が、運用の肝になる
- 参考資料(支払通知書)
第3章注文書・見積書は何年保存するか——法人税法・会社法・電帳法の違い
- 根拠になる法律が 3 つある
- 法人税法の 7 年は「書類の日付から 7 年」ではない
- 3 月決算の会社で数えてみる
- 欠損金が出た事業年度は 10 年
- 青色申告でなくても 7 年
- 会社法の 10 年は範囲の解釈が問題になる
- 消費税は 6 年目と 7 年目に緩和がある
- 個人事業主は 5 年のものがある
- 電子データでも年数は変わらない
- 社内規程に書くべきこと
- 年数ではなく「いつまで」を書く
- 事業年度ごとにまとめる
- 欠損金が出た年度に印を付ける
- 取引先ごとの契約書は別扱いにする
- 廃棄の記録を残す
- 保存で迷う 6 つの場面
- 不採用にした見積書も 7 年ですか
- 同じ書類を紙と電子の両方で持っています
- 会社を清算する場合はどうなりますか
- 7 年を過ぎたら必ず捨てなければなりませんか
- 注文書の控えは自社作成分でも対象ですか
- 倉庫代を減らしたいのですが
- 年数ではなく「いつまで」を書く
- 参考資料(書類の保存)
第4章棚卸のやり方と手順——仕掛品と預け在庫の扱い
- 棚卸とは何をすることか
- なぜやるのか
- 実地棚卸と帳簿棚卸
- 一斉棚卸と循環棚卸
- 一斉棚卸
- 循環棚卸
- 製造業でつまずく 2 つ
- 仕掛品をどう数えるか
- 手元にない在庫
- 手順
- 1. 範囲を決める(2 週間前)
- 2. 現物を整える(1 週間前)
- 3. 伝票を締める(前日)
- 4. 数える(当日)
- 5. 集計する(翌日以降)
- 6. 差異を処理する
- 金額の決め方
- 差異の原因を分けて見る
- 記録漏れ
- 単位の取り違え
- 数え漏れ・二重カウント
- 破損・不良
- 目減り
- 外注先での消費
- 棚卸を軽くするには
- 置き場を決める
- 動かすときに記録する
- 持ち出しの扱いを決める
- 不良品置き場を分ける
- 数える精度を上げる工夫
- 置き場順にシートを出す
- 数え終わった区画に印を付ける
- 単位をシートに印字しておく
- 数えにくいものは先に決めておく
- 差異が出た品目だけ再カウントする
- 翌期に向けて残すもの
- 棚卸で迷う 8 つの場面
- 棚卸は年に何回やるのか
- 棚卸の日は生産を止めるべきか
- 不良品や長期滞留品も数えるか
- 差が出たとき、どこまで原因を追うべきか
- 人手が足りず当日に終わらない
- 途中で入荷や出荷が発生してしまった
- 棚卸の記録はどのくらい残すか
- 外注先の在庫を数えに行くのか
- 差異は原因を分けて見る
- 参考資料(棚卸)
第5章棚卸表の作り方——外せない項目と様式の考え方
- 棚卸表とは何か
- 棚卸表に載せる項目
- 製造業で外してはいけない 4 項目
- 区分
- 単位
- ロケーション
- 所有区分
- カウントシートと棚卸表を分ける
- カウントシート(現場が書く)
- 棚卸表(経理が作る)
- 棚卸表の作り方——手順
- 1. 数える前に範囲を決める
- 2. 基準時点を決める
- 3. カウントシートを印刷する
- 4. 二人一組で数える
- 5. 集計して差異を出す
- 6. 差異の原因を記録する
- 保存とその形式
- エクセルで作るときの注意
- 単価を手入力しない
- 行の挿入で数式を壊さない
- ファイル名に日付を入れる
- 差異の列を必ず作る
- 棚卸のスケジュール
- 2 週間前——範囲と担当を決める
- 1 週間前——現物を整える
- 前日——伝票を締める
- 当日——数える
- 翌日以降——集計と差異の確認
- 立会いを受けるとき
- 棚卸表から見えること
- 金額の上位品目
- 動いていない品目
- 差異が毎期出る品目
- 棚卸表で迷う 7 つの場面
- 棚卸表に決まった様式はあるか
- 単価は何を使うか
- 全品目を一度に数えられない
- 外注先に預けている材料はどう扱うか
- 数えた数と帳簿が合わないとき、どちらを直すか
- 紙とエクセルのどちらで作るべきか
- 不良品も棚卸表に載せるか
- 現場が書くものと、経理が作るものを分ける
- 参考資料(棚卸表)
- 本書の各章は、newji が製造業の実務者向けに蓄積した知見を、印刷・社内配布用に再編集したものです。出典は各章末と巻末に記載して
- います。
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