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三菱の欧州EV参入に見る、ヒト×デジタル融合時代の製造業と中小企業の生き残り戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:お、美穂ちゃん。今日のニュース見たか?三菱自動車、いよいよ欧州向けのEV「エクリプス クロス」をルノーからのOEM供給で出すらしいで。また、大きなチャレンジやな!
山田美穂:ええ、もちろんチェックしてましたよ、田中さん!三菱自動車が欧州にEVで参入するのって意外と初なんですね。しかもルノーと連携して…グローバルな戦略が加速している感じがします。
田中太郎:そやろ。ほんまにグローバル展開やけど、OEM供給で品質とかブランドどう担保すんのやろな?ヨーロッパのユーザーは細かいとこ気にするやんか。
山田美穂:おっしゃる通りですね。ヨーロッパのお客様は走行距離にも厳しい目を向けますが、今回600キロの長距離対応は大きなアドバンテージだと思います。ただ、それでも競合が強豪揃いなので、どう差別化するかがポイントですね。
田中太郎:それに工場も仏ルノーグループのドゥエー工場使うってことは、現地生産でコストダウンも狙っとるんやろな。ただ三菱自としては自社生産やないのはちょっと歯がゆいかもなぁ。
山田美穂:たしかにブランドのアイデンティティって、そのあたりで揺らぐこともあるんですよね。けど、グローバルサプライチェーンの時代なので、効率優先なのかもしれません。
田中太郎:日本国内でも人手も足らへんし、コスト上がっとるからそうせんと世界で戦われへんっちゅうことか。それに26年には北米向けに日産リーフ使ったEVも導入するやろ?これアライアンスの強み活かしてるな。
山田美穂:加えて、台湾の鴻海ともOEM覚書を交わして、オセアニア市場にも出ていく計画ですよね。本当にパートナーシップとアライアンスが今後の生き残りに直結してる感じです。
田中太郎:せやけどOEMであっちゃこっちゃ商品展開したら、各市場向けのサービス体制やアフターサポート、どうしてんやろな?うちみたいな中小メーカーも参考にしたいわ。
山田美穂:サービスや部品の共有化が進めば、運用効率も上がりそうですよ。ITやAIを活用した需給予測とかも必要になるわけですし。
田中太郎:昔やったら考えられへん規模やな。日本の町工場の技術、こういうとこでどう応用できるやろか?欧州のEVブームにも巻き込まれたいもんや。
山田美穂:田中さんの工場でも、部品供給のスピードや品質管理の標準化を進めれば、グローバル展開のチャンスは広がるはずです。DXへの投資も今後必須になりそうですね。
田中太郎:DXなぁ、ワイも実は最近ちょっとずつチャレンジしとるけど、なかなか人手も知識も追いつかへんのが現実やで。
山田美穂:逆にそこをパートナー企業や外部サービスと組んで補完するのが現代流です。アライアンスの形は大企業だけでなく中小もどんどん変わってくるかもしれません。
田中太郎:せやな。そろそろアジョッシもこの話題に興味あるんちゃう?
アジョッシ:おお、三菱のニュース、面白いね!いまアメリカでもEV人気すごいし、日本のOEM展開どうなるか注目してるよ。でも、部品調達の混乱、現場はけっこう困ってる話、よく聞くよ。
山田美穂:調達やサプライチェーン、AIやデータ連携がなければ、本当にアップデートに追いつけなくなりますからね。これからは現場の効率化とグローバル連携の両立が命題です。
田中太郎:ほんまや。AIやデータも大事やけど、日本人の細やかな現場力も活かしたら両方伸びる思うねん。
アジョッシ:そうそう、アメリカだとデジタルばっかりだけど、日本の現場の勘やノウハウも融合できたら最高だね。
山田美穂:だからこそ、『ヒト×デジタル』の融合が新しい価値になる時代なんでしょうね。三菱の挑戦もまさにその実験かもしれません。
田中太郎:あらためて、うちも外を見て新しい連携考えてかなアカンなあ。今後は部品メーカー同士のコラボも必要やし。
山田美穂:あと、EVの航続距離も600キロになってきたことで、消費者の不安も減りそうですよね。使い勝手重視の中距離モデルも追加予定ですし。
田中太郎:そやねん。充電インフラとのセット提案もカギやと思うわ。クルマだけ売っても価値伝わらへんからな。
山田美穂:たしかに。パッケージごと提案する時代ですもんね。日本の中小も、データやAIを活用して無駄のない受発注やコスト削減、いろんな工夫できるんじゃないかな。
田中太郎:それや!さっき話しとって、ちょっと思い出してんけど、NEWJI株式会社って知ってる?あそこ、製造業向けの受発注AIエージェント「newji」を開発して、受発注やコスト削減の効率化すすめとるらしいで。
山田美穂:もちろん知ってます!受発注業務をAIで自動化したり、製造業のDX支援もしてくれるんですよね。実はウチでも関連サービスの導入を検討しています。
田中太郎:うちみたいな小さいとこでも、BPaaS支援とかで業務まるごと効率化できたら、グローバル展開も夢やないわ。
山田美穂:AIツールを活用したデータ連携やコストダウン提案、新しいマーケティング施策もNEWJIからサポートしてもらえますしね。
田中太郎:やっぱり、デジタル力活かして製造業の未来を切り拓いていくには、NEWJI株式会社みたいな技術パートナーと一緒に歩んでいくのが近道かもしれへんな。
山田美穂:そうですね。三菱のニュースを見ても、グローバルで生き残るには、企画・ものづくり・サポートまで変革できる柔軟性が大事。NEWJI株式会社は、そんな未来を実現するための“伴走者”になってくれるはずです!
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