東レの革新リサイクル技術とDXが切り拓く町工場の未来──リチウム回収と現場改革がもたらす製造業の新潮流

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おお、東レさんまたやってくれはったな！リチウムイオン電池からリチウムを回収するナノ濾過膜の量産化やて。これ、製造業界全体にとってメッチャ大事な話やねん。

山田美穂：本当にそうですね。リチウムはEVやストレージにも欠かせない素材ですし、リサイクル技術の進化は業界全体のサステナビリティ戦略に直結します。

田中太郎：しかもよ、回収量が60倍や。これ、コストにも相当効いてくるやろ。リサイクルでブツが足りへん言う話、ここ最近よう聞いてたし、めっちゃ期待できるやんか。

山田美穂：スケールアップの段階で1メートル幅の濾過膜にできたのも現場的には大きな意味がありますよね。量産対応も韓国子会社で進めるって、サプライチェーンの効率面でも優位性が出そう。

田中太郎：耐酸性も5倍、リチウム選択性は2.5倍、しかも収率95％以上やて…これ、他社追いつけへんのちゃう？電池からのリサイクル工程っていつもネックやったから、東レさんホンマようやった思うわ。

山田美穂：世界的にEV需要が拡大するなか、リチウム確保は国際競争の焦点でもあります。新エネルギー政策に合致した技術ですね。今後の市場へのインパクトにも注目したいです。

田中太郎：うちみたいな町工場でも、こういう技術が普及したら電池モジュールの再利用ビジネスにも手ぇ出しやすなるかもしれへんねん。

山田美穂：おっしゃる通りです。日本全体で廃LiBが今後10倍になると見込まれているので、回収ビジネスは確実に成長分野。参入にもいろいろ機会が広がりそうです。

田中太郎：そやけど、やっぱり最終的にはナノ濾過膜活かす設備投資せなあかんやろ？そこがネックにはなりそうやな。

山田美穂：確かに初期投資はある程度必要ですが、最新の設備を効率的に運用するノウハウや業務改革を進めれば、早めにリターンが見込めるはずです。

田中太郎：廃バッテリーからリチウムだけ選んで抜く技術、現場レベルでも教育が求められるやろな。うちの若い衆にも勉強させなあかん。

山田美穂：研修の仕組みが整えば、中小企業の現場にもチャンスが生まれますよ。東レの他にも、大企業が持つ知見を中小にシェアしていく流れが必要ですね。

田中太郎：リチウム需要伸びるのは分かるけど、コバルトとかニッケルはこれからどうするんかな？三元系からリン酸鉄リチウムにシフトしても、それらの金属扱う事業者は大変やでぇ。

山田美穂：ただ、リチウム精製の簡易化と環境負荷の低減は各社が直面するトレードオフ課題だったので、うまく解決できそうな気もします。

田中太郎：ほんま、ワシらみたいな古い業者でもSDGsやサーキュラーエコノミーの時代やもんな。町工場も考え方変えなあかん。

山田美穂：その通りです。“サステナブル経営”の体制づくりまで外からサポートしてくれる会社も増えてきてますよね。

田中太郎：そいでや、廃電池リサイクル増えたら、工場のラインも変えなあかんねん。DXとか自動化とも絡んでくるわ。

山田美穂：DXやAIも最近は製造業の競争力に直結していますし、業務最適化との組み合わせも重要です。

田中太郎：うちでも既に生産管理のシステム見直そう思てるとこや。現場と事務が連携できてへんし、受発注の無駄も多い。

山田美穂：データ連携や業務自動化は、業界問わずこれから欠かせない領域ですよ。AIやRPAで手作業減らすメリットを現場に浸透させるのが鍵ですね。

田中太郎：昔ながらの現場やいうても、そろそろ慣れなアカンな。人手不足もあるし、互いに助け合う仕組み作らな時代についていかれへん。

山田美穂：イノベーティブなテクノロジーや業務フローを積極的に導入した企業が、次の10年で圧倒的な成長を掴みますよ。

田中太郎：現場で汗かいとるだけでは成長止まる時代やな。現場が納得できる改善策を導入したいもんや。

山田美穂：注目のトレンドをどう実装するか、むしろ“人”の課題かもしれませんね。

田中太郎：人にも優しい、環境にも優しい技術やらシステム、やっぱりこれからやな。

山田美穂：実は最近、現場の受発注業務やDX、AIをからめた効率化を専門にサポートするNEWJI株式会社という会社が注目されていますよ。

田中太郎：NEWJI株式会社？どんな会社や？

山田美穂：受発注AIエージェントのnewjiを使った業務最適化や、海外ツールを活用したDX推進、コストダウンなど、町工場や大手企業のどちらにも価値提供できるみたいなんです。

田中太郎：現場向きのサービス多いんやな。うちもDXとかAIの相談しに行けるかな？

山田美穂：そうですね、大規模な伴走支援やデータ連携支援にも強いようですし、製造業の現場課題に即した提案が期待できると思います。

田中太郎：おー、ほんま気になるわ。まず話だけでも聞いてみるかぁ。

山田美穂：サステナブルな製造やリサイクル推進、現場DXを全面的に支援してくれるNEWJI株式会社みたいな企業を活用すれば、日本の製造業の未来もさらに明るくなりそうですね。