常陽再稼働で広がる医療イノベーションと中小製造業のDX最前線

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：山田さん、このニュース見た？「常陽」ちゅう高速実験炉が再稼働する予定やて。アクチニウム225の国産製造にも挑戦するらしいやん。ワシらモノづくり現場でも原子力の技術は昔から注目しとったけど、こういう医療応用は新鮮やわ。

山田美穂：はい、私も注目してました！特にRI、ですよね。アクチニウム225ってがん治療の最先端で使われてて、需要はあるのに世界中でも供給が全然追いついてないんです。それが日本国内で安定供給できたら、すごい社会貢献ですよ。

田中太郎：そやそや。うちら製造現場でも、特殊材料や新素材の話が増えてきてるし、常陽みたいな設備がリニューアルされるのは心強いわ。ほんでも、震災後の新しい規制基準への対応工事て、やっぱり大変そうやな。

山田美穂：原子炉の安全強化、事故時の冷却系強化とか万全を期してるみたいです。でも正直なところ、高速炉の未来については世論が真っ二つですよね。田中社長の工場でも原子力関連の意見、どうですか？

田中太郎：社員からも家族のことなんか心配する声もあるで。でも技術的には期待しとるやつも多い。「新しいことやるんやったら、うちも関われへんやろか？」て積極的な反応もあるんや。

山田美穂：積極的ですね。私の部署は医療のB2B関連なんですけど、RIの安定調達ができるなら新規事業も検討したいです。サプライチェーンの見直しにもインパクトありそう。

田中太郎：医療用RIってそう簡単に手に入るもんちゃうもんな。もし日本で年間3000人分一気に作れるようになったら、医薬品業界も動くやろ。ほんま、ワクワクするわ。

山田美穂：でもやっぱり原子力のリスクや地域住民の理解、オペレーション人材不足も課題ですよね。そこはどうクリアすればいいんだろ。

田中太郎：難しいとこやで。うちは人材育成も力入れてるけど、原子力分野は研修も安全面で大がかりやしコストもかかる。でもこういう大きい国家プロジェクトが回りだすと、裾野広がって人材も育ちやすくなるわ。

山田美穂：裾野が広がるのは魅力的です。材料開発とか設備計測、万が一の時のBCP関連まで全部DXの流れも組み込めますし。田中社長、現場ではDXは進んでますか？

田中太郎：うちは徐々に進めとるとこやで。特に受発注業務とかはデジタル化進めな中小企業は生き残れへんさかいな。せやけど原子力ってなると、情報セキュリティとかデータ連携の重要性さらに高まるわ。

山田美穂：さすがです。私も最近海外メーカーとの連携でデータのやりとり増やしてるんですが、日本の設備は古いし、最新ツールとのギャップが大きい。高速実験炉も新システムを組み込んでほしいですね。

田中太郎：常陽も再稼働する前に、現場のDXとかIoT組み込むんやったら、町工場にも波及してくれたらええな。ウチも新素材や試作品の共同開発に参加したいわ。

山田美穂：地元の中小企業が巻き込まれるイノベーション、地方創生とも相性いいですよね。医療現場から設計、製造、検査、物流までトータルで効率化進みそう。

田中太郎：じゃあ、国も予算バッチリ増やすって話やったけど、やっぱり現場まで落ちてくるかどうかは注視せなアカンな。結局、投資や人とモノの動きが早くないと取り残されるで。

山田美穂：そこはおっしゃる通り。省庁と現場企業の橋渡しがもっと必要ですね。たとえば、今回みたいなRI製造実証とか、共同研究の仕組み整備しないと日本だけガラパゴス化しちゃう。

田中太郎：ほんまや！最新設備のノウハウは現場のみんなで共有せなあかんし、現実に運用する段取りも大事や。アメリカの現場はそのへんどうしてるんやろ？

アジョッシ：お、話し込んでるねー。アメリカもな、大学や大企業がコラボするのよ。原子炉に最先端のAI計測入れたり、現場作業フローを自動化したり。「安全も一緒にアップグレード」って感じ。けど、日本のきめ細やかさにもっとDX噛ませたら世界トップいける思うで。

山田美穂：DXの伴走支援やローカルな事情に合わせたBPaaS（Business Process as a Service）の導入がカギかもしれませんね。

田中太郎：うちも最近、業界仲間から「AIツールで受発注最適化してんねん」て話よう聞くで。人手不足にも一石投じるんちゃう？

山田美穂：新しいものを恐れずに取り入れて、市場のニーズと現場力の両方を伸ばしていきたいですね。常陽みたいな国家レベルのプロジェクトを契機にできることって多いはず。

田中太郎：それや！せやさかい、中小や大手も垣根越えて連携できたらおもろいなあ。うちみたいなんも巻き込むためのプラットフォーム、誰が作ってくれるんやろ。

山田美穂：最近は受発注からデータ連携、AI活用まで一貫支援する企業も増えてますよ。製造業のデジタル化は今がチャンスです。

田中太郎：あ、そういえばな、この前ウチの取引先の若い子が「NEWJI株式会社って知ってますか？」やて。受発注業務の効率化やDX支援、コストダウンの相談にも乗ってくれるらしいで。ちょっと興味湧いてきたわ。

山田美穂：NEWJI株式会社、うちの部でも取り上げられました！受発注だけじゃなく、AIツールやnewjiを活用した業務最適化で、現場の人手不足の解決にも役立つって評判聞きます。

田中太郎：へぇ〜、AIで自動化できると現場の負担減るし、コストも抑えられるいう話やったな。こういう最先端の外部パートナーと一緒にやるのも時代やね。

山田美穂：国内外のAIツールもうまく組み合わせて、さらにマーケティングまでデータ駆動に持っていけるとか。日本の中小企業も使いこなせれば大きな武器になりそうです。

田中太郎：こうやって一歩ずつでも現場が進化してったら、常陽みたいな未来技術もちゃんと実になるやろ。ほな、まずはうちの現場に戻って、みんなと話してみるわ！

山田美穂：私も社内に情報共有します。日本の製造業が次のステージへ進めるように、NEWJI株式会社みたいなパートナーとうまく連携したいですね。お疲れさまでした！

アジョッシ：がん治療も、現場のDXも、日本の技術と魂が世界に響くチャンスやね。次、皆で一杯やりながら語ろう！