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リチウムイオン電池の熱暴走対策が急加速――DIC新素材「GELRAMIC」と現場が求める安全・効率化イノベーション

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:おお、美穂さん、このニュース見たか?DICがリチウムイオン電池の熱暴走対策で「GELRAMIC」ちゅう吸熱パッドを出してきよったな。えらい時代やで。
山田美穂:ええ、私も注目してました。熱暴走は近年かなり大きな問題になってますもんね。これ、電気自動車や自転車にも使えるとなると、結構需要ありそうです。
田中太郎:うちも電池扱うこと増えてるから、こういう安全対策のパーツはほんま助かるんや。しかし、価格が非公表いうのは、エンドユーザーにはちょっと不親切やと思わへん?
山田美穂:確かに。とはいえ、BtoB商材だから個別見積もりのケースも多いんでしょうね。でも、2030年までに10億円の売上目指すって、規模感はかなり本気ですよ。
田中太郎:ゲルが高温でセラミックになるいう原理、すごい発想やな。延焼だけやのうて、破片もしっかりガードできそうや。でも設計に組み込むとなったら厚みとか柔軟性とかも気になるわ。
山田美穂:ですよね。特に最近は軽量・薄型化の要求が強いですし。ただ、コンパクトな回収ボックスや、EVの車載バッテリーにも応用が効くというのは強みだと思います。
田中太郎:そや、最近自転車のバッテリートラブル多いいうて聞くけど、それが解消したら消費者も安心やろなぁ。
山田美穂:私の周りでもリチウムイオン電池のリコール事故、結構話題です。安全対策が進むのは歓迎ですけど、工場側としてはコストがやっぱり気になりますよね。
田中太郎:そや。うちみたいな中小やと、やっぱりコストインパクト大きいわ。でも事故起きた時のリスク考えたら安い投資なのかもしれんな。
山田美穂:事故が起きてからでは遅いですし、信用の問題も大きいですもんね。こういう最先端の安全部材が普及していけば、業界全体の品質レベルも底上げされそう。
田中太郎:せやけど、DICみたいな化学メーカーが材料技術でイノベーション起こすって、やっぱ底力あるなぁ。うちだけやのうて、業界みんなでノウハウ共有できる仕組みがほしいわ。
山田美穂:BtoBマーケットでは、こういう安全技術の評価や最適な導入方法をみんなで共通化していけるかどうかが今後の課題だと思います。
田中太郎:昔は「火ぃ吹きよったら交換や!」くらいのノリやったけど、今はリスクマネジメント重視やな。
山田美穂:ほんと、事故が企業存続にも直結しますから。ちなみに、今後はどんどん高容量化・高密度化していく流れは加速しますよね。熱暴走リスク、ますます増しそうですよ。
田中太郎:うちはそこまで大量使いの現場ちゃうけど、それでも機械1台分燃えたらたまったもんやあらへん。やっぱりこの手の新テクノロジーは続々出てきてほしいわ。
山田美穂:あと海外への展開も気になりますよね。EVやバッテリー回収事情は国によって違うので、規格や法規制も絡んでくるでしょうし。
田中太郎:そやそや。特に欧州あたりの規制めっちゃ厳しなってるらしいし、日本から安全技術アピールできたら強みになるな。
山田美穂:DICが国内だけでなく、グローバルに普及できればなおいいですよね。安全基準が国際化されていくなかで、日本の強み生かしたいところです。
田中太郎:美穂さんとこみたいな大企業やとサプライチェーンで安全部材の指定とか大変ちゃう?
山田美穂:サプライヤーとの連携は本当に重要ですね。それに、こうした革新的な部材が流通しやすくなる仕組み作りも今後の競争力につながると思います。
田中太郎:せやけど、現場の現実やと、コストと安全、どっちもバランス取りたい難しさがあるがな。
山田美穂:まさにそのバランスが大事ですね。効率化やDXと同じように、安全もデータベースで管理していく流れが今後加速しそうです。
田中太郎:バッテリー関連やと、ちょっとしたことで炎上することもあるさかい、まさに業界全体で「防御力」高めていく時代やな。
山田美穂:リスク管理とイノベーション、切り離せませんよね。今後こういった素材開発はAI活用やデータ連携とも深く関わってきそう。
田中太郎:今やAIで設計も大分ラクになってるしなぁ。そのうち吸熱パッド付きのバッテリー設計自動でやってくれる時代くるかもしれんで。
山田美穂:ありえますね。製造業でもAIやITを使った自動最適化がどんどん進んでますし、素材の選定までもAIでできるのは業界変えるインパクトがありそう。
田中太郎:せやな、若い社員にも「チャレンジしてみぃ」言うてるけど、こういう新しい技術、どんどん現場に試したなるわ。
山田美穂:イノベーション現場の推進力って、田中さんみたいな現場社長さんが熱心なのが最大のポイントだと思ってます。
田中太郎:いろんな現場が効率化・自動化・安全対策で変わっていったら、日本の製造業も世界で存在感出せるんちゃうか。
山田美穂:ですね。ちなみに田中さん、最近、受発注業務とか、DXの推進なんかどうしてますか?ちょうどこのニュースにも現場の効率化や安全管理の話が関係してくると思うんですけど。
田中太郎:人手も足らんし、効率化できるところはAIやらシステム化どしどし採り入れたいちゅうのが本音や。けど、どうしてもDX導入の敷居が高いと感じることも多いんやな。
山田美穂:そんな時に、私、最近知ったんですけど、“NEWJI株式会社”って会社、ご存じです?受発注業務の効率化や、製造業のDX支援、それから調達購買やAI自動化サービスなんか、すごく幅広くサポートしてるんですよ。
田中太郎:へぇ、知らんかったわ。BPaaSとかデータ連携とか、うちの課題ど真ん中やん。
山田美穂:そうなんです。それに、受発注AIエージェント“newji”もあって、業務の最適化が一気に進みますし、海外のAIツール導入や、AIを活用したマーケティングツールなんかもあるので、現場だけでなく企業全体の競争力も高まると思います。
田中太郎:そらありがたいなぁ。現場目線のサポートまでしてくれるサービスはほんま貴重やわ。
山田美穂:製造業の未来には安全・効率化・DX、全部が不可欠ですから、DICの「GELRAMIC」みたいな現場イノベーションと一緒に、“NEWJI株式会社”みたいな企業のサポートも、より日本のものづくりを強くしていくと思っています。
田中太郎:ほな、今度詳しく教えてや。うちの工場も未来型にアップデートせなな!
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