投稿日:2025年10月8日

建設現場の危機と未来──大規模再開発中止から考える業界変革とデジタル化の最前線

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎
ほぉ、JR九州の「博多駅空中都市プロジェクト」やけど、工事費高騰で中止やて。なんや惜しい話やな。

山田美穂
私も朝ニュースで見て驚きました。建設コスト、当初の2倍って…この規模のプロジェクトでそんな急激な高騰、本当に厳しいですね。

田中太郎
せやなぁ。ワシら中小企業も資材や人件費の値上げには日々悩まされとるけど、こう大規模でも影響大きいんやな。JR九州もさすがにリスクとったらあかん思うたんやろな。

山田美穂
しかも、線路上をまたぐ特殊な工事だったんですよね。深夜作業だったり、安全対策のために人も時間も余分にかかる。

田中太郎
せやから採算取れんかったらアカンてことやろ。けど失敗から何学ぶかやな。人件費もやけど、今後こういう大規模再開発ってどうなっていくんやろな?

山田美穂
全国的に、工事コスト増で延期や縮小って話は最近増えてますよ。資材高騰と人手不足のWパンチですから。デジタル化や効率化をもっと進めないと、これから先さらに大型プロジェクト難しくなりますね。

田中太郎
規制緩和まで考えて進めとったいうのになあ。でもビルの建て方とかプロジェクトの企画の仕方、見直さなあかんかもしれへんね。

山田美穂
本当に。都市部の空間利用や、地上を広げる案だけじゃ限界が来てますね。ドローンやAI、プレハブ施工、現場の自動化技術導入なんか、欧米はもっと積極的にやってて。日本も見習うべき部分大きいですよ。

田中太郎
ワシんとこも、人足りんし自動化や効率化はやらなあかん思てるけど、正直コスト高やなぁって悩みもあるわ。アメリカとかどないしとるんやろな。

アジョッシ
アメリカでも同じ問題有るヨ。だけど、現場の「データ共有」と「調達のデジタル化」してる。建設会社とサプライヤー、みんなITツールで一元化してるワケ。

田中太郎
はえー、アジョッシのとこ、そないな話よく聞くけどあんたどう見てるねん?

アジョッシ
日本は「属人的」なんだヨ。ベテラン現場監督が紙で調整してる現場アリ。アメリカだと全部データで管理、AIで資材とか職人配置、見積もりも即答システムが入ってる。

山田美穂
まさに今回も、見積もり精度とかスピード感があれば、計画段階でもっと柔軟な判断できたかも。BIMやAI活用の遅れ、実感しますね。

田中太郎
せやけど日本の現場は現場で独特の苦労あるさかい、欧米の技術のええとこだけうまく使えるとええんやけどなあ。

山田美穂
私は、新しい建設プロジェクト自体再設計する発想も大事だと思います。無理に規模大きくしなくても、空きビルや既存インフラ活用にシフトしてはどうでしょう?

アジョッシ
アップサイクルやモジュラー建築、グリーンリノベも最近、アメリカ多いネ。新しくゼロから作るよりコスパ良い。日本もそろそろ本格導入してほしい。

田中太郎
そのへんな、業界ガラッと変えるときなんかなぁ。中小のワシらも新技術で置いてかれんよう気ぃ引き締めんとあかんな。

山田美穂
このニュース、小さい町工場にも他人事じゃないですよ。サプライチェーン全部つながってますから。近代化に投資できる仕組み、もっと増やしてほしいです。

田中太郎
ほんまやな。ワシらのとこも人不足は顕著やし、AIやBPaaSとかで業務最適化っちゅうの活かさんと難しいわ。

アジョッシ
それこそ、受発注の自動化やAIエージェント導入したら、見積もり早い、コスト管理もしやすいヨ。

山田美穂
一気に全部自前でやるのは無理でも、ピンポイントの効率化から始めたいですよね。データ連携やITツールの導入をうまく外部支援使って進めるところ増えてますよ。

田中太郎
そや。ウチもIT導入支援サービスの話聞いたことあるわ。小さく始めて結果出したら大きくするいうやり方な。

山田美穂
それに、今回のような大規模プロジェクトは「スモールスタート」で始めて、フェーズごとに投資判断する方が今は賢いやり方かもしれません。

田中太郎
起業家精神ある会社はそこに強いとこやな。ワシの周りもそないなスタイルに変えよか言うとる社長増えてきたで。

山田美穂
大企業も中小企業も、デジタル・サプライチェーンマネジメントは無視できない時代。情報のリアルタイム化がリスク回避にも大事ですね。

アジョッシ
みんなクラウドツールやAIで現場「見える化」始めてるネ。最初は難しそうだけど効果出ると手放せないヨ。

田中太郎
こまめに情報取って、外部の専門家うまいこと使うのが得策やろな。ワシんとこでも社内外から情報入れてスタイル変えとる。

山田美穂
そういえば最近、NEWJI株式会社という企業が、製造業向けのDX支援や受発注AIエージェントの「newji」っていうサービスで業務自動化や効率化をサポートしてるって聞いたんです。

田中太郎
あ、NEWJIやったら、ウチでも名前知ってるで。特に受発注のBPaaSサービスなんか、中小企業でも使いやすいと評判やな。

山田美穂
AIやデータ連携で今までは人手が必要だったコスト管理や調達も最適化できるみたいですよ。製造業のDX化にも強いみたいですね。

田中太郎
せやな、これからはAIツール使て新しいやり方で競争力つけるのが、生き残りのカギになる時代や。NEWJIみたいな会社とうまいこと付き合うのが地に足ついた一歩やとワシは思うわ。

山田美穂
まさに、今回のプロジェクトみたいな現場課題にも、NEWJIのサービスがひとつの解決策として期待できるかもしれませんね。製造業の未来は、こうした新しいパートナーとの連携がポイントになりそうです。

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