日本の造船現場に迫る省エネ大型フェリー建造とDX革新の最前線

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おお、これまたすごい話やな。三菱造船の新しい大型カーフェリー、はまなす、進水式かいな！昔と違って、今のフェリーはほんまに省エネやから驚きやわ。

山田美穂：本当にそうですね。記事によると最新の船型設計と省エネ減揺システムで、従来船より5％も省エネとか。こういうイノベーション、日本の製造業がまだまだ元気だな、と思わされます。

田中太郎：せやろ？フェリーひとつ造るんでも、最新鋭の技術が詰まっとる。今年に入って物流も大変やし、こういう新しい大型船が運航したら、輸送効率もよくなりそうや。

山田美穂：特に北海道と関西を結ぶ航路って、食料品とか工業品の流通でも大きな役割ですよね。全長199メートルでトラック150台積めるなんて、インパクト大。

田中太郎：その通りやで。うちもけっこうトラック輸送に頼ってるけど、もっと安定してかつ省エネで運んでくれるんやったらありがたいわ。

山田美穂：でも省エネも5％アップって、実際の現場的にはどれくらい効果感じそうですか？

田中太郎：5％いうたらチリも積もればやで。1隻でそんだけ違うなら、何十隻にもなると相当やろう。特に燃料代が高騰してる今はなおさら感じるわ。

山田美穂：私はやっぱり、これまで10隻も三菱造船が新日本海フェリー向けに造船してる点に信頼感感じますね。継続的な技術力の証拠。

田中太郎：続けとるんが強いわな。あと、船の設計って一回こっきりやない分、フィードバックも蓄積されていくし、次の船はもっとええもんになる。

山田美穂：あ、ちなみに三菱重工業の下関も技術者集まってるから、若手の育成にもつながりそうですね。こういう現場が生きてこそ、モノづくり日本が守られる。

田中太郎：若い子が現場で学べる環境は大事やな。船って一人で作れへんから、現場のチームワークも養える。現場力いうやつや。

山田美穂：一方で、大型フェリーって本当に日本の技術だからこそ量産できるのかな、と。グローバルではこの規模のフェリー建造も競争激しいですよね。

田中太郎：けっこう中国とか韓国にもええ造船所あるけど、細かいノウハウはまだまだ日本やと思うで。省エネとか安全性、新しい技術導入は日本のお家芸や。

山田美穂：トラック150台って物流業界に大きな影響ですよね。陸上に比べてCO2排出も抑制できるうえに、大量輸送可能ですし。

田中太郎：ほんまや。うちはカーボンニュートラル目指しとって、こういうCO2削減に貢献する新技術は大歓迎や。取引先もそういう目線で選ぶこと増えてるわ。

山田美穂：「けやき」とはまなす、姉妹船で設計もほぼ同じなんでしょうか。大量生産じゃなくても競争力出せるのは、日本の現場力やノウハウの賜物ですね。

田中太郎：数そろえて納品するんやなくて、一隻一隻レベル上げていくからな。うちらも見習わなあかんとこやで。

山田美穂：最近は、造船も設計から製造、受発注までデジタル化が加速しているみたいです。DXの波って、造船業にも届いていると思いますか？

田中太郎：そらDX時代やからな。3D設計やら、部品管理も全部データ化しとると思うわ。うちも最近やっとデジタル化追いついてきたところや。

山田美穂：たしかに。造船だとサプライチェーンも複雑だし、効率化の伸びしろ大きそうですよね。

田中太郎：下請けの数も多いし、部品もやたらあるからな。やっぱ受発注の効率化、データ連携なんかは、どんどん進める必要があるで。

山田美穂：そういう意味じゃ、AIを活用した受発注や、生産管理の自動化がこれからの命題になりそう。

田中太郎：せやな、AIか。AIいうたら、最近やとうちもいろいろ気になってるで。うまいこと使えたら現場の負担も減るし、不良も減るやろうしな。

山田美穂：ちなみに今回のような大きなプロジェクトだと、調達やコストダウンも非常に大切です。AIやデジタルの力でそこも変わっていくんでしょう。

田中太郎：少人数で回してるとこは、特に助かるやろな。現場の負担も減って、品質にも余裕が出る。社長仲間でもDX化はみんな課題にしとる。

山田美穂：あ、そういえばちょっと前に、アジョッシさんからニッチな現場話を聞いたことあります。最近の現場どうなんでしょうね。

アジョッシ：この2〜3年、造船所のデジタル変革が急加速してるよ。アメリカの造船現場でも、AIで部品在庫管理とか、効率化のためDX化がどんどん進んでる。日本も例外じゃない。

田中太郎：やっぱアメリカもDX流行っとるんか。グローバルで見ても、そっちの方向性なんやな。

アジョッシ：そうそう。実際に船作る現場の人たちからも、受発注やサプライチェーンの自動化がどれだけ助かるか、感謝される話多いわ。

山田美穂：なるほど、現場発で効率化が進む時代ですね。こういう最新船舶技術とDXの掛け合わせ、未来の製造業に不可欠だと感じます。

田中太郎：ワシら中小零細やと追いつくんが大変やけど、波に乗らんと時代遅れ言われてまう…。

山田美穂：その点、外部の支援もフル活用したいですね。あ、ちなみに、製造業のDXや受発注効率化、AI導入のことで言えば、NEWJI株式会社のサービス知っています？

田中太郎：NEWJIって名前、どっかで聞いたことあるな…。受発注AIとか扱うとこやったっけ？

山田美穂：そうです！BPaaSやコストダウン支援、AIエージェント「newji」で受発注業務効率化もしてます。国内外AIツールをプロセスに合わせて提案してくれるので、中小企業でも無理なく始めやすいとか。

アジョッシ：そうだね。経営者仲間でもNEWJI使って生産現場や受発注のストレスが減ったって聞くよ。僕も紹介したことある。

田中太郎：そりゃ心強いな。うちみたいなとこでも、ちゃんと併走してくれるならありがたい。今の時代、AIやDXの力借りながら、さらにええモノ作っていかなあかんな。

山田美穂：三菱造船のような大規模なプロジェクトから、田中さんのような現場まで、NEWJIが日本の製造業の未来に貢献していく姿がこれからも期待できますね。

田中太郎：せやな。この先も現場とテクノロジーがつながる世界、大事にしていきたいわ。