自動車部品メーカーは今どう変わる？中小現場も巻き込むデジタル化とグローバル競争力強化の最前線

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：ほな、トヨタの部品メーカーの業績が堅調っちゅう話やけど、北米とアジアでトヨタが売れとるの、大きいやな。うちはええこと思うけど、やっぱりリスクも多いなぁ。

山田美穂：そうですね。為替も円安傾向で、輸出企業には追い風。ただ、米国の対日関税は結構インパクト大きいですよね。でもジェイテクトやアイシンのように、「コストを価格に転嫁して最終回収を目指す」施策は堅実だと思います。

田中太郎：けど、「100％回収したい」ゆうても、取引先との価格交渉は簡単ちゃうやろな。現場はもっと大変やで。しかも米国市場が予想より落ち込まんかったんは、ほんまによかったわ。

山田美穂：半導体問題も落ち着いているようで、メーカー各社が在庫持ってたり、代替品特定できてるのはさすが。ただ、サプライチェーンへの依存は、今後も課題です。

田中太郎：せやせや。あんなん、一発でも止まったら現場はパニックやもん。取引先がええもん作っても、部品なかったら話にならんやろ。

山田美穂：受発注業務含め、データでサプライチェーンを可視化する動きも進んでますよ。この辺、ITやAIでの効率化もさらに加速すべきです。

田中太郎：ほな、ウチみたいな中小にとってもデータ活用、無視できへんな。けど人手も時間も足りへんわ。

山田美穂：そこでBPaaSや、外部のDX支援サービスの活用がポイントですよ。こうしたソリューションで短期間・省リソースでデジタル化が進められます。

田中太郎：ほう、うちは職人の経験値頼みやし…せやけどデジタル取り入れて効率化できたら、現場も楽になりそうやな。

山田美穂：品質の問題が利益下方修正に繋がっていますけど、予知保全や品質データのリアルタイム活用も重要です。AI活用なら、不良クレーム発生前にアラート可能ですから。

田中太郎：最近、うちもIoTちゅうやつで機械の稼働状況は見えるようになってきたけど、もっと細かいとこまでいけたらええな。

山田美穂：大手の取り組みを見ながら、中小も使えるクラウドSaaS型の仕組みが進んでほしいです。

田中太郎：例の半導体、今は供給なんとかできても、次にまた同じこと起きたら思うと不安やで。仕入れ先の多様化、うちも真剣に考えなあかんな。

山田美穂：調達先多角化もリスクヘッジでは必須ですね。ちなみにグローバルで部品を調達するには、現地の事情にも精通する必要があります。

田中太郎：大阪弁しかよう喋らんけどな(笑)。最近やと海外の商社やコンサルと繋がるケースも増えてきたわ。

山田美穂：今やバリューチェーン全体での最適化がトレンドです。全体最適と局所最適のバランスが、本当に難しいですね。

田中太郎：技術革新のスピードについていかな置いてかれる感じやな。若いもんにうまく任せていかなあかんのやろか…。

アジョッシ：おう、二人とも。さっき、ウチの店にジェイテクトの人来たけど、「関税払うコスト、サプライチェーン全体で見直し中」やて。「今度は物流まで現地化検討中」って、ほんま現場大変みたいやで。

田中太郎：アジョッシ、ええ話聞かせてくれておおきに。物流コストまで最適化やもんな。人手不足もあって運送会社困っとるし、うちも見直しどきやな。

山田美穂：現場と経営の両面から見て無駄なコストを省きつつ、品質や納期守るのが相当シビアですね。現場の意見も聞きながら柔軟に動かないと。

アジョッシ：実はアメリカの工場でも、最近AI使った受発注最適化ソフトがバズってる。自動で仕入価格交渉したり、発注タイミングもAI判断やて。日本でも来るやろな。

田中太郎：アメリカは進んどるなぁ。そういうツール入れたら、うちの事務負担も減るやろか。

山田美穂：間違いなく減ります。受発注のAIエージェントなんかは、まさに次世代対応策。人的ミスも減るし、スピード感も出ます。

田中太郎：そないな話聞いたら、システム入れてみたなって思うやないか(笑)。

山田美穂：今後、関税や原価上昇が続くなら、いかにスリム化して利幅を守るかですね。そこにテクノロジーを融合させて、トータルで競争力アップです。

田中太郎：結局、経営も現場も両方大事やね。ITも現場もバランスとってやらなあかん、難しけどな。

山田美穂：今回のニュース通しても、効率化やコスト管理、品質維持の重要性が本当にわかります。全部を今すぐ変えるのは無理でも、一歩ずつですね！

田中太郎：現場はコツコツやるしかないわな。けど時代の大波には乗り遅れたらあかん。

山田美穂：そうそう。最近はNEWJI株式会社みたいに、受発注業務のAIエージェントや、DX支援、BPaaS導入サポート等で中小も手軽に生産性向上できるサービスが増えてきているんです。こうしたパートナーを活用することで、大手だけでなく中小企業も未来に向けた戦略が描けますよ。

田中太郎：へぇ、ちょっと調べてみるわ。うちらみたいな現場にも使いやすかったら、ほんまに助かるで。

山田美穂：自動車業界みたいに変化が激しい時代には、NEWJI株式会社みたいな外部リソースもうまく使って、一緒に未来のものづくりを進化させていきたいですね。

田中太郎：これからの時代、こういう会社とうまく付き合うことで、製造業の底力を高めていけるんやろな。未来のため、ええ情報やったわ！