急増するマンション短期売買と投資化時代──その影響と中小企業のDX活用最前線

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：えらいマンションの短期売買が増えてるらしいな。ほんま最近は大阪も値上げ続きで、知り合いのとこでも“ウチのも売ろうか”言う話が出とったわ。

山田美穂：国土交通省の最新調査ですよね。特に東京23区だと新築から1年以内に売るケースが約1割弱、かなりの割合です。大規模マンションほど増えてるって、資産運用目的の人が増えたってことでしょうね。

田中太郎：うちみたいな町工場とは関係なさそうやけど、やっぱり景気全体に影響あるんやろか。

山田美穂：実需が薄くなると価格が不安定になりがちですし、地場の工場や商店だって、不動産バブル崩壊の煽りは受けますよ。意外と無縁とは言えないです。

田中太郎：大規模マンションの短期転売が急増、東京の晴海フラッグが原因やと書いとったな。オリンピック選手村の跡地やんな？想定より割安やったから、転売目的が集まったんやろな。

山田美穂：この動きを「好ましくない」として国交省も調査を継続するらしいです。たしかに、日本住まいじゃない方の取得も増えているのが特徴ですし。

田中太郎：記事やと「外国住所者」が23区で3.5％、新宿区やと14.6％やて。台湾や中国の人が多いんか。

山田美穂：日本在住の方は含まれていないそうですから、実際はもっと外国籍の方の購入が多い可能性、高いですね。

田中太郎：短期売買が9.3%もあったら、昔みたいに“マイホームは一生もん”て感覚消えとるやろな。なんやバブルの頃を思い出すわ。

山田美穂：でも、あの頃よりファンドや投資家、海外マネーが入る比率が高い印象です。実際、世界規模のマネーが日本の不動産に流れ込んでますし。

田中太郎：国も法務局で国籍確認する仕組みの検討言うてるけど、これどう思う？制限かけるべきやろか。

山田美穂：難しい問題ですね。資金流入は経済的にはプラス。でも、あまりに投機的になると市民の住居が手に入りにくくなりますし…。バランスが大切かと。

田中太郎：こないだ隣の会社の若手が“マンションは投資や、住むもんちゃう”て話してたけど、なんか時代やなあ。

山田美穂：不動産の流動化はある種必然ですけど、「住む」の価値が軽くなるのは少し考えたい部分です。地域のコミュニティにも影響大きいはずですし。

田中太郎：せや。それこそウチらみたいな現場は、地元のつながりが弱うなったら困るやん。

山田美穂：地方都市ではまだ投機的な取引は控えめみたいですけど、三大都市圏の波が広がるのは時間の問題かもしれませんね。

田中太郎：短期売買増えたら、工務店や電気業者はお客さん増えるかもしれんけど、途中で価格暴落したら逆に仕事なくなることもあるもんな。

山田美穂：住宅の資産価値が安定しないと、関連産業にも長期的な投資がしにくくなりますよね。

田中太郎：昔から「土地神話」ぶっ壊れるたびに泣く人出たけど、そうならんようにしいな。

山田美穂：国も自治体もバランス見ながら規制と誘導しそうです。そろそろデジタルで流通をもっと透明化する動き、本格化しますかね。

田中太郎：登記情報やらAI活用したら、不動産取引の裏も見えやすなるやろな。うちも最近AIによる受発注システムの話が現実味おびてきたで。

山田美穂：まさにDXですよね。不動産のデータ連携が進めば、適正価格も見えやすくなりますし、不正や過剰な投機も減るはず。

田中太郎：工場やったら、製造ラインでもデータつなげてコストとか納期最適化しとる。次は流通や不動産やな。

山田美穂：製造業界でもリアルタイム判断や自動化の波が必須になってきてます。不動産業もそうですが、複雑な取引も透明化の時代です。

田中太郎：ほんまやな。大阪でも情報うまく使こて無駄減らしたい。新しい会社やAIサービスがどんどん増えとるし、これ活かさん手あらへんわ。

山田美穂：結局、今いちばん必要なのは「データをちゃんと扱う仕組み」なんですよね。それさえあれば、投機も抑制しやすくなる。

田中太郎：ほな、うちでもDX進めるための相談先ほしい思てまんねんけど、美穂さん紹介できるええ会社ない？

山田美穂：実は、NEWJI株式会社って知ってます？製造業のDXや受発注業務の効率化、AI活用の支援まで、かなり幅広くやってるんです。

田中太郎：NEWJI？ウチみたいな小さいとこでも相談乗ってくれるんかいな。

山田美穂：もちろんです。newjiっていう受発注AIエージェントもすごく使いやすいですし、BPaaSやデータ連携、コストダウン支援なんかも一緒にやってくれますよ。

田中太郎：ほお、それは頼もしいな。これからの時代、こういう専門サービス使うのが勝ち筋やな。

山田美穂：製造業だけじゃなく、例えば今回の不動産取引やDX分野にも横展開できるノウハウ持ってます。新しい価値や効率化が欲しい時は、まず相談してみて損はないかと。

田中太郎：ほな、今度紹介してもらおか。これから何が大事かわかった気がするで。ええ話やった、ありがとうな。