見積の比べ方と、買いたたきの線
見積書の読み方/比較表の作り方/交渉の線引き/買いたたきの判断基準/断り方 ― 安い先を選ぶ、その前に
- 29,800円税込・買い切り
- 56 ページ本編・全 5 章
- 2 点付属テンプレート(印刷用+Excel)
対象: 調達・購買の実務担当に/付属テンプレート: 見積比較表/価格協議記録シート
「他社さんはもっと安いですよ」。この一言が、協議なのか、一方的な決定なのか。線はそこで引かれます。本書は、返ってきた見積をどう比べ、どこから先が問題になるのかを、順に確かめられる形にした教材です。
本書の構成
全 5 章・114 見出し。買う前に中身をすべて見られるようにしています。
第1章見積書を受け取る側から読む——足りない項目の見つけ方
- 見積書に必ず入れる項目
- 有効期限を書かないと何が起きるか
- 備考欄に書くべきこと
- テンプレートは無料のもので足りるか
- 受け取る側は、発注書の 12 項目と照らす
- 検査を完了する期日
- 納入場所
- 有償支給の条件
- テンプレートを選ぶときの 4 つの基準
- 1. 前提条件を書く欄があるか
- 2. 数量ごとの単価を並べられるか
- 3. 改訂履歴が分かるか
- 4. そのまま PDF にできるか
- メールで送った見積書は保存対象になる
- 製造業の見積書で特に問われる項目
- 図面番号と改訂記号
- ロットと最小発注数量
- 型費・治具費の扱い
- 材料の支給・購入の別
- 検査の範囲
- 金額の考え方
- 単価と一式の使い分け
- 端数の扱い
- 税の表示
- 見積書で迷う 6 つの場面
- 押印は必要か
- 見積書に有効期限を書き忘れたまま送ってしまった
- 相手の様式で出すよう求められた
- 概算見積と正式見積を分けるべきか
- 値引きを求められたとき、見積書は出し直すか
- 見積書を出したのに連絡が来ない
- 見積書は、発注書の項目と照らして読む
- 参考資料(見積書の項目)
第2章見積比較表の作り方——価格以外に並べるべき 8 項目と評価基準の決め方
- 価格だけで決めない、と制度が言っている場所
- 比較表に並べる、価格以外の 8 項目
- 4 条明示 12 項目と対応させると、漏れが出にくい
- 評価基準は、見積を集める前に決める
- 比較できない見積が返ってきたとき
- 比較表と見積書そのものの保存
- 比較表で迷う 5 つの場面
- 比較表は何社分まで作るべきか
- 最安値を選ばなかった場合、社内でどう説明するか
- 総合評価の配点は何割が適切か
- 比較表をエクセルで作り続けても問題はないか
- 安すぎる見積はどう扱えばよいか
- 評価基準は、見積を集める前に決める
- 参考資料(見積比較表)
第3章相見積を他社に見せるのは違法か——買いたたきと優越的地位の濫用の線引き
- 「他社はもっと安い」と言うこと自体は禁じられていない
- 問題になるかどうかを分ける 3 つの分岐
- 分岐 1:協議をしたか、一方的に決めたか
- 分岐 2:相手にとって、こちらが優越した地位にあるか
- 分岐 3:相手が取適法の中小受託事業者に当たるか
- 見積書そのものを見せると、価格を伝えるのとは別の問題が起きる
- ガイドラインの想定例のうち、相見積の運用に直接かかわるもの
- 取適法の側から見た同じ場面
- 実務で残しておくべき記録
- 交渉の場で迷う 5 つの場面
- 相見積を取ること自体が問題になることはあるか
- 他社の金額を伏せたまま「もう少し下がりませんか」と言うのはどうか
- 相手が自社より大きい会社なら、優越的地位の問題は起きないか
- 取適法の対象外なら、何をしてもよいのか
- 見積を取ったのに発注しなかった場合、何か問題になるか
- 線を分けるのは、協議か一方的な決定か
- 参考資料(買いたたきと優越的地位)
第4章買いたたきとは何か——取適法の判断基準と価格転嫁の進め方
- 買いたたきとは何か——条文はいくらとは書いていない
- 買いたたきと減額は別の行為
- 「通常支払われる対価」は 3 通りの捉え方がある
- 該当するおそれのある決め方
- 判断は 4 つの要素の総合判断
- 2026 年 1 月に加わった「協議に応じない一方的な代金決定の禁止」
- 買いたたきとの違いを整理する
- 要請額を全部は飲めないとき
- 入札や単価提示方式はどう扱われるか
- 価格転嫁の現在地
- 発注側が先に整えるべき 4 つのこと
- 価格の決め方で迷う 5 つの場面
- 指値で発注することは問題ですか
- 決算対策で全社一律に単価を下げるのは
- 海外向け製品の部品だけ安く発注したい
- 最低賃金の引上げによるコスト上昇を反映しないのは
- 見積書が出てきただけで合意したことになりますか
- 実務で起きやすい不備
- 額ではなく、決め方が見られている
- 参考資料(買いたたき・価格転嫁)
第5章相見積の断り方——文例と、伝えてはいけないこと
- 断りの連絡を省くと、何が起きるか
- 断るときに伝えること・伝えないこと
- 文例 1:価格を理由に見送る
- 文例 2:納期を理由に見送る
- 文例 3:仕様が合わずに見送る
- 文例 4:社内の事情で案件そのものが止まった
- いつ連絡するか
- 決定まで時間がかかるとき
- 途中で候補から外れることが決まったとき
- 年度をまたぐとき
- 断られる側になったとき
- 断り方が法律の問題になる場面
- 価格を理由に断るとき
- 「断る」と「やり直させる」は違う
- 相見積のマナーとして押さえたい 5 点
- 1. 依頼していない会社に結果を伝えない
- 2. 断りの連絡は依頼した経路で行う
- 3. 期限を過ぎた回答も受け取る
- 4. 見積内容を他社に見せない
- 5. 次の依頼までの間隔を空けすぎない
- 断るときに迷う 4 つの場面
- 電話とメール、どちらで断るべきか
- 理由を聞かれたら、どこまで答えるか
- 何度も断っている相手に、また依頼してよいか
- 断った後に、やはり依頼したくなったら
- 社内で連絡が止まる仕組みを潰す
- 断りの連絡を省くと、次の見積が出てこなくなる
- 参考資料(相見積の断り方)
- 本書の各章は、newji が製造業の実務者向けに蓄積した知見を、印刷・社内配布用に再編集したものです。出典は各章末と巻末に記載して
- います。
無料サンプル(14 ページ)
全章の要約に加えて、ワークシートと演習は実物が入っています。ご記入いただくと、そのままダウンロードできます。
ご記入いただくと、この資料のサンプルがそのままダウンロードされます。
お支払い方法
29,800円(税込)。カードでも請求書払いでも金額は変わりません。稟議は社員教育費でお通しいただけます。
ご利用条件
そのままお使いいただけます
- 社内での複製・配布、社内教育資料・研修資料への引用は自由です。
- 部数・配布範囲の制限はありません。
- 出典として「newji(オプティソース株式会社)」の明記をお願いしています。
事前にご連絡ください
- 社外への配布
- Web・印刷物への転載
- 内容を改変しての利用
本資料は実務の参考情報であり、個別の判断・法令適合性を保証するものではありません。
本資料は発行時点の法令・規格に基づいています。規格・法令は改訂されます。