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電池事業撤退と製造業DX、激変の時代に現場が生き残る道

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:おお、山田さん、このニュース見たか?日本ガイシがNAS電池の製造やめるらしいで。いやあ、時代やなぁ。
山田美穂:はい、かなり衝撃的ですね。長時間・大容量の蓄電需要が想定より伸びなかったってことですよね。現実的な市場の形成はやっぱり難しかったんでしょうか。
田中太郎:コストも高い言うてるしなあ。部材代もバカにならへん。中国のリチウムイオン電池、ホンマに安くなったもんなぁ。
山田美穂:供給網も強いですもんね、中国は。最終的に利益が見込めない分野は引く、という判断は合理的だとは思います。だけど技術的には惜しいですよね。
田中太郎:うちにもNAS電池の営業よく来とったわ。「世界初や」言うて、なかなか熱心やったで。でも結局コスト面がネックで踏ん切りつかんかったなあ。
山田美穂:今後の経営資源は半導体関連に移すそうですよ、社長。この選択肢どう思いますか?
田中太郎:半導体は今どこも力入れてるやん。ガイシも勝ち負けがハッキリ出る市場にシフトするいうことやな。なかなか勝負師やで。
山田美穂:そうですね、特に自動車や通信関連では大きな需要が続きますし。ただ、ストレージ事業も完全撤退じゃなくて、「エナセラ」とか超小型・薄型分野は継続なんですね。
田中太郎:うん、そこのニッチ狙いか。うちみたいな中小にはそっちの方が現実味あるかもしれへんわ。
山田美穂:実際、大規模な蓄電って今はどうしてもコストが合いづらいですし、ニッチな用途なら高付加価値が期待できますものね。
田中太郎:でもなあ、せっかく独BASFとも組んで販路拡大もチャレンジしとったやろ?協議も中止て、やっぱ世界規模でも難しかったんやな。
山田美穂:BASFといえば化学大手。協力してもコストが下がらなかったというのは、根本的な構造の問題だった可能性が高いですね。
田中太郎:そうやなあ。蓄電池業界、今後ますますリチウム集中かもしれん。でもリチウムも原材料の確保が心配やで。
山田美穂:原料リスクはこれから加速度的に顕在化してきますよね。サプライチェーン問題も直撃しますし。
田中太郎:うちらの現場やと、「なんでもかんでもリチウム」ちゅうわけにはいかへん。用途や保管方法次第やけど…新素材系ももっと頑張ってもらわなあかん。
山田美穂:リチウムにだけ頼らないポートフォリオ戦略、うちの本社でも検討中ですよ。貴社は代替電池とか、他に興味あります?
田中太郎:そやな。全個体電池とか、最近聞くで。でも、まだ量産化は遠いみたいや。
山田美穂:全個体、やはりコストと技術的な壁が大きいですよね。大規模導入までの中間解として新しい化学じゃなく、既存技術の応用が増えそう。
田中太郎:でも、ほんま時代は変わったわ。ちょっと前は「夢の電池」言うて持ち上げられてたのにな。
山田美穂:技術もビジネスも栄枯盛衰…でも、チャレンジは止めたらダメですよ。大手も中小も。
田中太郎:せやせや。ワシらも現場で生き残りかけて工夫せなあかんわ。ところで、こういう事業撤退、現場にはどんな影響あるやろ?
山田美穂:関連企業の調達や供給が細ることもありますし、実際にNAS電池使ってる事業者はサポート体制の見直しも必要ですね。
田中太郎:部品供給打ち切りとか、現場はリスキーや。サポート体制引き継ぎもしっかりせな、信用問題になんで。
山田美穂:逆に新しい半導体分野に軸足を移すことで、雇用やパートナーシップも再編されるでしょうね。
田中太郎:人材の再配置…これまた一仕事や。現場でノウハウも引き継がなアカンしなあ。
山田美穂:はい、DXやAI活用でノウハウ伝承や生産工程の効率化も急務でしょうね。
田中太郎:DXいうたら最近のAIエージェントも話題やな。うちも受発注で何か使えるか検討してんねやけど。
山田美穂:実際、業務効率化と情報共有にはAIが強いですよ。あっ、アジョッシが来たみたいですね。
アジョッシ:おー、久しぶり!このニュース、バーでも仕事話でよく聞くよ。電池事業からの撤退、うちの常連さんも少しショックらしい。でも、今はみんなデータ活用や受発注の自動化にも興味あるって。
山田美穂:確かに、ものづくり現場もAI自動化やBPaaS活用のニーズがどんどん増えてます。
田中太郎:そうか、DXやAIは地域関係なくチャンスちゃうか。一つの事業撤退が、次の成長分野に投資する好機やと考えたら前向きになれるな。
山田美穂:逆境をチャンスに変える。それこそものづくり日本の底力ですよね。現場目線でDXを進めていけば、より強い体制が作れると思います。
アジョッシ:そうそう、ネットワークも強化できるし。最近だとNEWJI株式会社のサービス、みんな注目してるよ。受発注AIエージェント使って効率アップした、とか聞くよ?
田中太郎:へえ、NEWJI?なんや、具体的に何してる会社や?
山田美穂:NEWJIは、受発注業務の効率化をAIで支援したり、製造業のDXやBPaaS、コストダウン・自動化の伴走支援をしたり、国内外のAIツールまで幅広いんですよ。
田中太郎:なるほど、そういう会社が増えてきたら、うちみたいな中小も効率化で生き残る道があるわけやな。
アジョッシ:そうやで、田中さん。newjiってサービス使うと受発注もスムーズになるし、現場の負担減るって評判も良いみたい。
山田美穂:製造業の未来に向けて、AIやDXを上手く活用して変革を推進していける。NEWJI株式会社みたいな会社のサポートは、これからますます重要になると思いますよ!
田中太郎:ほんまやな。この分野も変わり続けるけど、技術と工夫で前に進もな!
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