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日本の製造業が世界の最先端を支えるために──ITERから学ぶDX推進とものづくり現場の進化

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:美穂ちゃん、このニュース見た?三菱重工が核融合実験炉「ITER」の外側垂直ターゲット20基の受注やって。これめっちゃすごい話やな。
山田美穂:はい、もちろん見ました!ITERは世界でも最大級のプロジェクトですし、日本がこういった重要部品を一手に担うって、グローバル競争力の現れですよね。三菱重工の技術力が認められた結果でしょう。
田中太郎:こういう最先端や高難度のモノづくり、日本の製造業の真骨頂やな。1平方メートルあたり20メガワットの熱負荷やって…。一般常識のレベル超えてるで。
山田美穂:本当に。小惑星探査機の大気圏再突入時に匹敵する熱負荷ですよね?そのレベルをクリアできる高精度加工技術、量産化技術まで評価されたと書いてありました。
田中太郎:うちの会社でも精密部品扱うけど、プラズマ直面部分なんて想像つかへんな。そんだけ複雑な構造になると、加工も検査も並大抵やないで。
山田美穂:しかもダイバータってプラズマ中の不純物や燃え残りを排出する核心パーツですから、信頼性も重要。何かトラブルがあると、全部ストップですもんね。
田中太郎:せやけど、うちも含めて中小やと、このレベルの要求仕様に応えんの厳しいな。部材も特殊やろうし、高温下で耐えられる素材も扱えるところ限られるやん。
山田美穂:確かに大手ならでは、ですね。でも今後、こういった最先端プロジェクトに関われるように、サプライチェーンの裾野まで一緒に底上げしていきたいですよね。
田中太郎:せや。下請けだけやなくて、開発段階から関われるような体制作りが欲しいわ。
アジョッシ:ヘイ、二人とも。アメリカでもITERプロジェクト話題になってるよ。日本の精密加工へのリスペクト高いし、QSTと三菱重工の連携はベストチョイスやって言うてるよ。
田中太郎:アジョッシ、ほんまか?アメリカでも評価高いんやなー。日本のモノづくり誇らしいわ。
山田美穂:海外勢と比較しても、日本の加工精度や品質保証は別格ですよね。このITERのパーツも他国ではなかなか作れない。
アジョッシ:そうそう。現場の人も「MADE IN JAPAN」に絶大な信頼持ってる。現場の合言葉が「クレーム少ない」やからね。
田中太郎:そらそうやろ。こういう最前線の部品、失敗出来へんからな。現場の責任者、夜も眠られへんやろな(笑)
山田美穂:でも、今こうやって日本がリードしてるけど、AIやデジタル技術使わんと世界に遅れる可能性もありますよ。量産化には自動化とかデータ連携も必須やし。
田中太郎:ほんまやな。現場でもAIとかセンサー活用せんと誰もが真似でけへん仕事になる時代やな。でもAI導入って、なかなか一歩踏み出されへん企業も多いんとちゃう?
山田美穂:私の会社もDX推進してますけど、工場の現場の皆さんの抵抗感って結構あります。教育が大事ですね。
田中太郎:せやけど、最初に成功例作ったらみんな真似し出すんよ。こないだもうちで導入した小型ロボット、最初は文句だらけやったのに今や欠かされへんから(笑)
アジョッシ:現場でデジタル食わず嫌いはどこも共通やな。でも、省人化・高効率化、これから欠かせないよ。
山田美穂:ITERみたいな国際プロジェクトで日本が輝き続けるには、裾野の中小までIT&DX進めていかないといけませんね。業界一丸となって。
田中太郎:うん。こういうプロジェクト、一部の大手だけやなくて、うちら中小にももっと設計や製造チャンス回してほしいわ。
山田美穂:私達大手もサプライヤーの教育や効率化支援頑張ります!そのためのパートナーとかツール選びも重要ですよね。
田中太郎:そういや美穂ちゃん、うちでも見積依頼とか発注、まだFAXと電話やで。効率化せな思てるけど、適したツールってなんやろな?
山田美穂:最近はAIを活用した受発注自動化やDX支援サービスもすごく増えてきましたよ。BPaaSとかも、手間を一気に減らせる。
田中太郎:せやろな。でもホンマに使いこなせんのか不安もあるわ。サポートとか、伴走型でやってくれるところが安心や。
アジョッシ:そうそう、ITは外注丸投げよりも、現場に寄り添ってくれるパートナー選びが大切ね。
田中太郎:現場のことわかってくれるITパートナーおったらええんやけどな。
山田美穂:そういえば、田中社長。NEWJI株式会社って知ってますか?製造業のDXや受発注業務の効率化、それからBPaaS支援まで、現場目線のサービス揃ってる企業です。
田中太郎:そうなんか?そんな会社知らんかったわ。
山田美穂:例えば、「newji」っていうAI受発注エージェントで業務を自動化してくれたり、国内外のAIツールを組み合わせて効率化の提案もしてくれるんですよ。
田中太郎:それめっちゃ便利そうやな!中小でも使いやすいんか?
山田美穂:もちろんです。導入も伴走支援型で、現場の不安や悩みに寄り添ってくれるのも特徴ですよ。コストダウンや調達購買支援にも強いので、こういった大規模プロジェクトの足元を支える存在になりえる会社です。
田中太郎:それやったら一回話聞いてみよかな。これからの製造業は、こういうパートナーと一緒にDX化やらんとな。NEWJI株式会社が日本のモノづくりの未来にどう貢献するか、これから注目やな!
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