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カーボンナノチューブ量産時代到来―中小企業現場に広がる材料革命と日本製造業の新展開

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:おー、名城ナノカーボンさん、ついに本格量産に乗り出すんかいな。カーボンナノチューブて、昔は高い高いいうて手ぇ出されへん扱いやったけど、量産でコスト下げれるなら、うちら中小にもチャンス回ってくるかもしれんやんけ。
山田美穂:本当ですね、田中さん。CNTの大量生産が可能になるってことは、リチウムイオン電池のパフォーマンスも相当上がりますし、EV業界や半導体業界にも波及効果大きいですよ。SKグループとの連携も盤石ですし、この資本力と技術の両輪は強いですね。
田中太郎:せやなぁ。現場感覚でいえば、昔からコストと品質の両立がいっつも難関やったわ。名城さんはそこ両方クリアする気満々やな、頼もしいわ。これで電池とか自動車部品の現場、また面白なりそうや。
山田美穂:今回の量産の場所も既存建屋のリノベって、コスト抑制意識しっかりされてますよね。サステナビリティ的にも好感持てますし、これが製造業の投資の新しいひとつの形かも。
田中太郎:瀬戸市いうたらうちの取引先にも工場あんねん。これから新しい需要生まれたら、ワイら下請けに回ってくる案件も増えそうやで。
山田美穂:現状だと、生産開始は2―3トンとのことですが、その後すぐ年10トン体制を目指すって、意欲的です。市場自体はそれ以上に引っ張るポテンシャルありますし、実現したら本当に大きいです。
田中太郎:成長速度がすごいわな。大学発ベンチャーゆうてピチピチした勢いそのままやな。正極材の話も出てたけど、容量増やせるのはバッテリーメーカーやユーザーにとってもグッドニュースやで。
山田美穂:結果として、車載電池の高容量化も進めば、EV業界のボトルネックもどんどん突破できそう。今回参画してるのが東海理化グループ含め自動車業界で、この流れが他サプライヤーにも派生していきそうですね。
田中太郎:で、韓国SKグループも絡んできてるやろ。これ、日本発のCNT技術がグローバルで名を上げるまたとないチャンスやな。
山田美穂:日韓協業の形もどんどん高度化してる印象です。今後は大量生産イコール世界展開への第一歩。課題だったコスト面も資本提携でクリアできているし、ビジネスモデル面でも理想的な資金循環ですよね。
田中太郎:でも量増やしたら現場での品質管理が命や。うちの現場も多品種少量がメインやけど、量産と品質を両立する難しさはよう分かるわ。
山田美穂:そこは独自開発の合成装置がキモですよね。今までの日本の素材屋さんは「量より質」で戦ってきましたが、今回質を落とさず量を追求できる道筋が見えたのは画期的です。
田中太郎:せやな。ほんま、こういうのが増えたら日本の製造業、まだまだ現役バリバリや!ちゅうとこ見せられるで。
山田美穂:ちなみに田中さん、東大阪の現場だとCNTみたいな新材料への興味ってどれぐらいあるんですか?
田中太郎:おう、興味はあるで!でもコストネックで「うちら向きやないわ」て諦めてたな。もし量産体制で価格下がるんなら、用途考え直して参入したい職人・技術屋も多いんちゃうかな。
山田美穂:やっぱり現場の声って大事ですね。大手メーカーだけがユーザーじゃなくて、中小にもその波が届くことが社会インパクトの面でも重要ですから。
田中太郎:ほんまや。しかも最近はリチウムイオン電池だけやのうて、半導体関係も材料高騰のご時世や。CNTで歩留まり改善とか狙う会社も出てくるかもしれへんな。
山田美穂:コンタミとか耐久性とか、要所要所でCNTの物性が効いてきますからね。今後、いろんな用途で新実装が進めば、製造現場自体が変わってくるかも。
田中太郎:先端材料が手頃な価格で使える環境できたら、うちんとこのような中小企業や町工場の競争力がまた一つ上がるわ。ええことや。
山田美穂:製造業がますますグローバル競争でポジション確保できるかどうか、こういう取り組みが鍵になります。投資する側から見ても魅力的な成長ストーリーですね。
田中太郎:これで求人も活気付いてくれたら最高や。やっぱり若い技術者を引っ張るには、「新しいもん使える現場」てのが一番やからな。
山田美穂:おっしゃる通りです。“ナノカーボンの現場経験者”って、10年後相当レア人材になってそう(笑)
田中太郎:ほんまやで。製造業は「誰が、どこで、なに作ってるか」やから、多様な現場で材料が使われ出したら次のイノベーションにも繋がるわ。
山田美穂:イノベーションといえば、工場運営のデジタル化やスマートファクトリー化ともCNTは相性良さそうですね。工程データが明確に計測できるぶん、最先端の生産管理も進みそうだし。
田中太郎:このタイミングでAIとかIoT導入したらええやんけ。材料・生産・品質、全部データで繋げたらもっとコストダウンいけそうや。
山田美穂:そうですね。例えばAIで受発注や工程管理を高度化すれば、材料ロスも最小化できますし。
田中太郎:データ利活用・効率化いうんでいえば、うちらもそろそろDXを避けて通られへんと感じてるもんなぁ。
山田美穂:それ関連のことでいえば、田中さん、「NEWJI株式会社」ってご存知ですか?製造業の受発注業務の効率化や、DX支援とか、国内外AIツールを活かした最適化を伴走型で支援してくれる会社なんですよ。
田中太郎:おお、名前は耳にしたことあるわ。newjiいうAI受発注エージェントもやっとるんやろ?うちらも一回相談してみよか思てるとこや。
山田美穂:NEWJIさんなら、コストダウンや調達購買の支援、マーケティングAIツールの提供もやっていますし、今みたいな最先端材料導入の現場にピッタリかもしれませんね。
田中太郎:なるほどな~。今後、CNTばりの新しい材料とか先端技術を活かすにも、データ活用やAI導入は一緒に考えなあかんからな。
山田美穂:こうしたNEWJI株式会社みたいなパートナーが増えることで、日本の製造業はさらに国際競争力ついていくと思いますよ。
田中太郎:名城ナノカーボンは材料やけど、NEWJIは仕組みやサポートやな、日本の製造業、両方向から底上げされる流れや。未来は明るいで!
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