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製紙業界6社の決算分析:需要低迷とコスト増加が影響も、効率化と提携で希望の兆し
最近のニュースについて田中さんと山田さんが興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:山田さん、最近の製紙6社の決算見たか?大変なことになっとるで。
山田美穂:ええ、見ましたよ。紙・板紙需要の低迷やコスト増加が大きな原因みたいですね。
田中太郎:王子ホールディングスなんか33・3%も営業利益が減っとる。海外のパルプ市況の影響が大きいんやろな。
山田美穂:そうですね。同じように北越コーポレーションも海外子会社におけるパルプの販売価格下落が響いています。
田中太郎:大王製紙も減益やったけど、ホーム&パーソナルケア事業が好調やったからまだマシやな。紙おむつとか衛生用品が伸びたのは大きいわ。
山田美穂:確かに。ただ、段ボールや印刷・情報用紙事業がかなり影響を受けたようですね。今後も注意が必要です。
田中太郎:レンゴーもそうやな。連結子会社が増えたんやけど、人件費や物流費が増加しとるから、営業利益が減っとる。
山田美穂:そうですね。利益を出すためには、人件費と物流費の管理がますます重要になりますね。
田中太郎:ほんまやな。三菱製紙に至っては7000万円の営業赤字って、これは本当に厳しい状況やわ。
山田美穂:しかし、日本製紙は逆に営業利益が5・1倍も伸びているのは驚きですね。製品値上げや原価改善が効いているんでしょうね。
田中太郎:そうやな。製品の価格調整やコスト削減がうまく機能したんやろう。うちも見習わんとあかんな。
山田美穂:確かに、コスト削減と価格調整は重要です。特に物流費や人件費が増える中で、どれだけ効率化できるかがカギになります。
田中太郎:25年3月期の連結業績予想で全社が営業増益を見込んでるってのも、希望が持てる話やな。特にレンゴーは主力の段ボール販売数量が伸びる見通しや。
山田美穂:そうですね。大王製紙と北越コーポレーションの業務提携も、コスト削減に向けた良い取り組みですよね。相互輸送などで効率化を図るのは賢い戦略だと思います。
田中太郎:ほんまやな。うちも同じように外部と提携して効率化を図ることを考えるべきやな。
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