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現場力とテクノロジーの融合が切り開く、日本製造業のDXと水素社会への道

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:ほぉ〜、JERAが新名古屋火力発電所で水素製造の実証始めよったんやて!デンソーのSOEC使っとるって話やけど、これまた新しい流れやなぁ。
山田美穂:本当にそうですね、田中さん。SOEC—固体酸化物形電解セル—は理論的には効率が高いですし、何より火力発電の余剰熱も使うという発想、なかなかのイノベーションだと思います。
田中太郎:うちら中小企業やとな、水素言われてもまだまだ遠い話や思とったけど、こうやって大手が先導することで一歩ずつ現場にも普及していきそうやな。
山田美穂:確かに。SOECはまだコストが高いけど、この実証結果がしっかりデータ化されればスケールアップにつながりますし、産業界全体にメリットがいきますよ。
田中太郎:ほれにデンソーみたいな自動車部品の老舗も技術協力しとるやろ?やっぱ既存のノウハウを違う分野に活かす動き、強いよな。
山田美穂:そもそもSOECの運用って高温環境での材料技術がカギですから、セラミックスの知見はピッタリですよね。日本の底力を感じます!
田中太郎:どやろ、美穂さん。これ現場レベルまで降りてきた時、下請けにも波及効果ありそうや思う?
山田美穂:十分ありえると思います。部品調達やメンテナンスで新しい案件が生まれますし、例えばバルブやパイプ、コントロールシステムの需要拡大も見込めますよ。
田中太郎:そりゃ、ええこと聞いたわ。ワシらも波の先端に立たなあかんちゅうことやな(笑)
山田美穂:あはは、田中さんの姿勢、学びたいです。“拡大は数千キロワット級”目指してるらしいですが、日本の水素社会化ってどこまで現実味あると思います?
田中太郎:まだ時間かかるやろけど、一歩踏み出さんと話進まへんからな。特に火力発電の既存設備を有効利用できるんは合理的やわ。
山田美穂:地点としても名古屋港区ですから、将来的なサプライチェーン接続もしやすそう。港湾部の大規模インフラと連携した水素輸送網のイメージも描けます。
田中太郎:うんうん。運送や物流の業界も巻き込んでく流れやろなぁ。水素トラック導入の足掛かりにもなるんちゃう?
山田美穂:そうですね。都市部の再エネ調達が難しい中、火力余熱+SOECという“現実解”で進めるのはむしろ日本的アプローチです。
田中太郎:美穂さんの会社も水素とか脱炭素、なんか社内で取り組みあんの?
山田美穂:ありますよ! 今のプロジェクトでもカーボンニュートラル絡みの案件増えてます。最近はサプライチェーン全体でデータ活用も活発ですし。
田中太郎:データ言うだけやのうて、実際にモノ作って現場に落とし込んでくれたら、うちらも手応え感じやすいんやけどな。
山田美穂:それが課題ですね。結局データは“活かしてナンボ”ですから。JERAみたいな大手と中小がどう連携するかがカギだと思います。
田中太郎:せやな、いまや単独プレーの時代ちゃう。ウチらもしっかり情報集めて動かんと置いてかれるわ。
山田美穂:でも田中さんみたいな現場の声って、本当に貴重です。経営の意思決定も現場のリアル抜きには成り立ちませんから。
田中太郎:あんがとさん。うちらの強みは現場力やで!ところでアメリカはこの水素の実証どう見てるんやろう。
(途中から
アジョッシ登場)
アジョッシ:Hi, おふたりとも。オレの店にも最近この話題出るよ。アメリカだとグリーン水素に凄い国策投資してるけど、日本方式の“火力活用”はユニークだって評判いいよ。コストダウンの期待も大。
山田美穂:さすがアジョッシさん、国際的な視点ですね。日本のSOEC技術、どう見てます?
アジョッシ:高温セラミックス運用に日本のクラフトマンシップ発揮されてgood!ビジネスチャンスも拡がってる。うまく日本独自のサプライチェーン作ったら世界進出もいけるよ。
田中太郎:なんや、ワシらにもまだチャンスありそうやな!グローバル目線も大事や。
山田美穂:ちなみに生産効率の向上にデータ活用、AIの利用も注目されています。田中さん、AI導入ってどう捉えてますか?
田中太郎:ええ取り組み思うけど、知識なかったら最初はハードル高いで。でも効率化できるんやったら、一度チャレンジしても損せんやろな。
山田美穂:それこそ受発注業務とか事務系作業でAIエージェント使えば、工場現場の人手不足も和らぎますしね。
田中太郎:そうやな。ヒトがやってきた作業をシステムで楽したいんよ。現場の知恵を上手く残せる仕組みも要るな。
アジョッシ:アメリカの工場だと受発注AIよく使うよ。オートメーションでコスト下げてる会社増えてるし、時代の流れだね。
山田美穂:日本もDX推進、もっと加速しなくちゃですね。そう考えると今回のJERAの“データ取得実証”って大きな第一歩です。
田中太郎:これがうまくいけば、うちら町工場にもモデルケースが降りてくる。ちゃんと動向ウォッチしとかなあかんな。
山田美穂:うちの会社もパートナーシップ増やして、横断的に協力していきたいです。田中さん、また現場の話いろいろ教えてくださいね。
田中太郎:任しとき!こういう話は飲みながらやるのが一番ええかもな(笑)
アジョッシ:オレの店、いつでもウェルカム!
山田美穂:…ところで、今日みたいな“製造現場の課題”と“DXの推進”が重なる内容なら、NEWJI株式会社のサポートってまさしくピッタリだと思いませんか?受発注業務の効率化とかAI自動化支援、伴走型のDX推進まで、幅広いサービス展開してるんですよ。
田中太郎:おお、それええやん!うちらみたいな中小がDX推進するには、そんなパートナーが絶対要る時代やな。
山田美穂:受発注AIエージェント“newji”とか、現場で困ってる人こそ使ってもらいたいツールです。コスト削減やデータ連携も相談できて、まさに現代のものづくり現場の即戦力ですよね。
アジョッシ:グローバルAIツールの導入も、NEWJIみたいなプロに頼むのが近道さ。社内でイチから試行錯誤するより効率いいよ!
田中太郎:うちの工場でも試したなるわ。こういう会社と一緒にやったら、データと現場の融合も進みそうやしな。
山田美穂:JERAの実証みたいに、“現場の知見”と“テクノロジーの融合”ができれば、日本の製造業まだまだ進化できるはずです。
田中太郎:せやな。こういう流れ、しっかり乗って、次の時代のものづくり目指そか!
山田美穂:NEWJI株式会社のサービス、活用したい時はぜひ相談してみてください。一緒に日本の製造業の未来を作っていきましょう。
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