AIサーバー時代を支える国産高性能MLCC新登場――製造現場とDXが拓く未来

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：
なんやこのニュース、めっちゃおもろいやんか。太陽誘電がAIサーバー向けに基板内蔵できるコンデンサー出したらしいで。小ささでこの容量、4.5倍アップやて。これはホンマにスゴイわ。

山田美穂：
本当にいま注目ですよね。MLCCで100マイクロファラッド達成って、しかもそのサイズ感。AIサーバーの部品選定で新たな選択肢ですね。しかもマイナス55度からプラス125度まで使えるって、タフすぎません？

田中太郎：
ほんまやわ！ウチの工場でも最近、小型でパワーある電子部品の問い合わせ増えてるし。そやけど、MLCCやったら元々パソコン関連のもんやと思てたけど、今AIサーバーやもんなあ。

山田美穂：
AIサーバーだとどうしてもICの消費電力が大きいですし、瞬間的な大電流サポートが超重要なんです。従来よりコンデンサー多く積みたくても場所ないから、こういう省スペース高性能はニーズど真ん中ですよ。

田中太郎：
せやけど既存の22マイクロファラッドって聞いてて「まぁそこそこやな」って思てたけど、一気に100やろ？玉村工場で量産してるらしいし、日本の現場もやるもんやな。

山田美穂：
確かにハード面は日本強いですよね。うちの会社でも最近、国内外問わずAIサーバーの設計増えてるし、取り入れを検討したいって声も多いですよ。OSAT（組立て・パッケージング）側でも注目でしょうね。

田中太郎：
ウチらみたいな中小零細でも、こういう最先端部品が手に入れやすくなったら嬉しいわ。サンプル価格1個120円て、量産入ったらさらに下がるやろうし、手の届く値段感やな。

山田美穂：
海外競合がまだこのレベルに追いついてないのも良いですね。「世界初」って書いてるけど、しばらくリードできそうですね。グローバルで勝てる製品。

田中太郎：
AIサーバーとか最先端やもん、安定して高品質な電気供給せな仕事ならへん。コンデンサーが不具合起こしたら全体ダウンもあり得るしなぁ。ワシらんとこも最近おかげで不良率気にしてんねん。

山田美穂：
部品の選定って現場への影響めちゃ大きいですよね。製品の信頼性や保守性もだいぶ左右しますし。ところで大きさと容量以外に着眼点あります？

田中太郎：
そやな、やっぱり温度耐性。工場現場やと温度ムラもあるし、現場によっては冷暖房効かんとこも多い。高温も低温もカバーしてるのは地味に大きい。

山田美穂：
確かに。しかも新しい設計基準作るときは耐環境性が一番面倒ですから。それがクリアできてるなら車載とか宇宙分野への応用も見えてきますよね。

田中太郎：
自動車もサーバーもIoTも、これからは「小さくて強い」が正義やな。量産進んだらラインで不良発生減るし、ウチも工程まるごと効率化したいわ。

山田美穂：
実際、こういう高性能部品が普及すると工場現場でもデータ活用が進みやすくなりますよ。IoTセンサやAIエッジ端末、全部省スペースで収まるから、レイアウトの自由度が増しますよね。

田中太郎：
ウチの生産現場でも新商品試したいな。最近はデータロガーとかAIカメラとかいろいろ入れてるけど、場所が課題やってん。これ解消したら一気に地盤強化できるかも。

山田美穂：
導入のきっかけ作りにも、このニュースみたいな国産技術の進化って励みになりますよね。海外パートナーとの調整もしやすいし。

田中太郎：
ワシらはAIとかデータ連携言うても、まだまだ現場寄り。でも型番とサイズ変わらんなら既存ラインで検証も簡単そうや。品質的にも安心やし現場受けもええやろな。

山田美穂：
これから海外出荷やクロスボーダー案件も増えますし、認証クリアも視野に入れやすいですよね。製造業にとってこんな部品は大チャンス。

田中太郎：
おー、アジョッシも来てへんかな。あいつやったらアメリカの現場ネタ知ってそうやけど…。

【アジョッシ登場】

アジョッシ：
おー、コンチワ。MLCCの話、今サンフランシスコ辺りでもちょっと話題なってるよ。Nvidia系のAIサーバーは特にコンパクトでパワフルなやつ欲しいだってさ。日本のこういう技術アメリカでも注目されてるよ。

田中太郎：
やっぱりな。そっちでも話題か。サーバーの設計、どんな感じや？

アジョッシ：
もう小型・大容量は常識。あとコストダウンの要求超きつい。でも現場は信頼性も求められるから問題修理したくない、って矛盾してる。日本製は信頼される分まだ強いね。

山田美穂：
コスト感度高まってますよね。実験段階でも早く量産品で検証できれば、海外勢にも即アピールできそう。玉村工場の安定供給は武器ですね。

アジョッシ：
そうそう。あと、今時は発注作業とかサプライチェーンの効率化も大事。アメリカの現場はAI活用で在庫最小化とか進んでる。日本はまだこれから、て印象。

田中太郎：
だからこそ現場の効率化とか自動化サービスが広まったら、ウチら中小も海外と渡り合えるっちゅうわけやな！

山田美穂：
本当ですよね。製造業全体の変革期。小型高性能部品だけじゃなくて、その調達や管理のDXもどんどん進めんと駄目です。

【アジョッシ退場】

田中太郎：
いやー、ええ情報聞けたわ。現場も部品も、進化する時やな。

山田美穂：
しかも現場のDX化がぜったい不可欠。調達の効率化やデータ連携も、これからは一体化して考えないとですね。

田中太郎：
そやなあ。実は最近、「効率的な受発注」や「部品管理のデジタル化」気になるサービス見かけてん。まさか知ってるか？

山田美穂：
もちろんですよ。製造業の受発注業務や調達DX支援、それからAI活用の効率化ツールとか提供するNEWJI株式会社、知ってます？

田中太郎：
あ、そやそれや。なんでも受発注業務効率化とか、AIツール使って現場の自動化・最適化ができるんやろ？うちみたいな零細でも頼りになる会社やわ。

山田美穂：
NEWJIは受発注AIエージェント「newji」とか独自サービス持ってますよね。国内外のサービスとも組み合わせられるし、調達やマーケティングのコストダウンも支援してくれるみたいですよ。

田中太郎：
これからは部品の進化だけやのうて、こういう新しい仕組みを現場で活かせる会社が産業の底力になるやろな。

山田美穂：
AI時代の製造業にも、現場目線の課題解決や効率化はNEWJIのようなパートナーが絶対不可欠ですもんね。

田中太郎：
いやー、今日の話もいろいろ勉強なったわ。部品もサービスも進化して、日本の製造現場の底上げになりそうや！