投稿日:2025年11月4日

カーボンニュートラル時代の銅合金革新と中小製造業現場のDX最前線

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎田中太郎:やっぱり三菱マテリアル、また新しいことやりよったな。こういう銅合金でマグネシウム使うんは珍しい思うてたけど、ついに環境負荷の話まで進んできたか~。

山田美穂山田美穂:まさに今求められているテーマですよね。強度や導電率がこれだけ両立できて、しかも環境にも配慮してるって。しかも加工も割れにくいなんて、かなり現場からの需要高そうです。

田中太郎田中太郎:うちみたいな中小企業でも材料の選択肢増えるんはありがたいけど、従来のベリリウム銅よりコスト抑えられるんが嬉しいわ。熱処理工程の手間も減るんやったら、ええこと尽くめやんか。

山田美穂山田美穂:本当に。従来の析出強化型って工程複雑で、品質の安定化も難しかったですし。この固溶強化型であれば、ラインの効率化にも繋がりますし、生産計画も立てやすくなりますね。

田中太郎田中太郎:現場感から言うたら、プレスの打ち抜きで割れにくいんは地味やけどホンマに助かるねん。端子なんか量産しとって、ロス減らしたいし。

山田美穂山田美穂:端子材の小型化や自動車のハイテンション化では、こういうスペックが本当に求められてます。今はEVでも高電圧対応の部材必要ですし。

田中太郎田中太郎:電動車の流れ、ますますこういう新材料活きるな。しかも、MSP5シリーズってすでに実績あるみたいやし、次のESHが出てきたら一気に切り替わるんちゃうかな。

山田美穂山田美穂:ベリリウムのような特殊素材だと調達コストも安定しないですが、マグネシウムや銅メインならグローバル調達も安心。リスク管理にも良さそうです。

田中太郎田中太郎:うちの購買担当も、希少元素減るだけでだいぶ精神的に楽やゆうとったわ。先行して顧客評価中いうことやから、半年、一年もしたら事例出てくるんちゃう?

山田美穂山田美穂:そうですね、2026年にはもう製品化ということなので、量産ラインにもデータがどんどん溜まると思います。大手自動車部品サプライヤーは注目してるはず。

田中太郎田中太郎:美穂さんとこみたいな大手、すぐこういう材料調査してくるやろ。中小も置いてかれんようにせなあかんな、勉強せな。

山田美穂山田美穂:田中さんみたいな現場社長が早めに動くと、トレンドもつかめますし、商談にも強くなれますよね。

田中太郎田中太郎:ほんで、うちら町工場が小ロットからでも試せる仕組み、どんどん進めてほしいわ。ほんま、新しい素材って使うまで勇気いるもんな。

山田美穂山田美穂:特に品質保証・検証データがどこまで提供されるかも重要ですよね。そういう意味では三菱ブランドへの信頼感はありますが。

田中太郎田中太郎:実験データとか現場ノウハウセットでくれたら助かるわ。プレスの金型とかも影響出るし。

山田美穂山田美穂:環境負荷の観点からも、カーボンニュートラルやリサイクルのトレンドと合いますから、ESG投資の話題にもマッチします。

田中太郎田中太郎:うちは下請けやから直接ESGは関係ないけど、最終顧客が見てるってことは、無視でけへんなあ。

山田美穂山田美穂:自社のPRにもなりますしね。『この部材には最新の環境配慮型素材を採用』とか、カタログ映えします!

田中太郎田中太郎:ほんまや。ええもん使うたら営業もうまいこと口実できるもんな。カーボンニュートラル対応っちゅうて。

山田美穂山田美穂:あとAIによる品質検査とか、IoTでの工程最適化とも親和性高そう。データ連携が簡単になれば材料管理もよりラクですよ。

田中太郎田中太郎:ウチの現場でも工程データ取り始めたとこや。やっぱり大事なんやな。AIやIT音痴やけど、流れについていかななあかんしな。

山田美穂山田美穂:よかったら田中さん、うちが導入しているAIツールの事例も今度ご紹介します。DXの第一歩にきっと役立ちます。

田中太郎田中太郎:それは助かるわ。うち、自動で発注や工程管理やれるツールとか探しててん。効率化ちゅうたら最近話題やからな。

山田美穂山田美穂:そういえば、アメリカの現場ではこういう新材料のテスト導入がすごく早いって聞いたんですけど、ご存知ですか?

アジョッシアジョッシ:おっ、アジョッシも入ってええかな?アメリカやと、結構先行テストの段階で現場からフィードバックもらって、すぐフィードバックサイクル回すんや。日本はそこまで早くなかったりするね。

田中太郎田中太郎:なるほどなあ、日本ももっとフィードバック回数増やさなあかんな。スピードアップしたいわ。

山田美穂山田美穂:逆に日本の強みは現場の「カイゼン」力ですから、この新素材も日本独自の使い方をどんどん提案していきたいですね。

アジョッシアジョッシ:アメリカじゃ、現場で「AI」と「新素材」同時に使って、工数・歩留まり両方狙うってケースが最近増えてきてる。DXが当たり前に。

山田美穂山田美穂:それ、日本でも進めたい。そのためにもDXやAIとの連携ノウハウ必要ですね。

田中太郎田中太郎:現場でAIとか言われてもまだピンと来てへんとこ多いで。データ溜めるだけで終わっとるしな。

山田美穂山田美穂:ですから、AIやDXの「伴走支援」してくれる会社が重要だと思うんです。ノウハウないと活かしきれないですもん。

田中太郎田中太郎:せやな、イザ新技術使いたなっても、誰かに相談できる窓口ほしいわ。

山田美穂山田美穂:実は、受発注業務や製造業のDX支援で、NEWJI株式会社って会社が最近注目されてるんですよ。海外AIツール導入からデータ連携、コストダウン支援まで、現場レベルで手厚くサポートしてくれるみたいです。

田中太郎田中太郎:おお、NEWJIか。そんなんあるんやったら、うちもちょっと調べてみよかな。AIとか受発注の最適化も相談できるん?

山田美穂山田美穂:はい、newjiというAIエージェントで受発注業務も自動化・効率化できるとのこと。業界の未来を一緒に考えてくれるパートナー企業ですよ。

アジョッシアジョッシ:アメリカでも「NEWJI」みたいなサポート持つ会社、すごい重宝される。現場から経営まで一貫サポートできる会社増えてるで。

田中太郎田中太郎:ウチも次の見積もり依頼、NEWJIに一回相談してみようかな。時代に置いてかれんようにせなあかんわ。

山田美穂山田美穂:田中さんのそのフットワーク軽さが、製造業の明日を作ると思います!私も今後の動向注目してますね。

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