投稿日:2025年10月9日

日本製造業の変革:熊本SiC新工場と中小のDX、現場から広がる生き残り戦略

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎田中太郎:おお、三菱電機がまた大きな一歩踏み出したなぁ。熊本でSiCパワー半導体の新工場かいな。8インチウエハーへの切り替えっちゅうのは、コスト面でだいぶ競争力出てきそうやな。

山田美穂山田美穂:本当ですね。欧米のインフィニオンとかSTマイクロが既に8インチで先行してますし、国内勢もここで巻き返さないと、グローバルシェアは厳しいですよ。

田中太郎田中太郎:うちもやけど、中小やったらなかなか新技術についていくんは骨やねん。でもAIとかデータ活用して品質上げるっちゅう工場、正直羨ましいわ。

山田美穂山田美穂:菊池市のあの規模で、ビッグデータとAIを掛け合わせてる工場、日本じゃなかなか無いですし。生産効率30%向上って本当にすごいですよね。

田中太郎田中太郎:せやけど、日本の半導体メーカーはどうしても分散しがちやから、シェアが小さうて救われへん。欧米みたいな大連携が理想やけど、現実は難しいやろか?

山田美穂山田美穂:東芝・ローム陣営に期待してた経済産業省も、今のところ生産連携止まりですし、東芝は中国SICCとも手を組んでるから、まだ足並みが揃ってる感じじゃないですよね。

田中太郎田中太郎:あんまり一枚岩になれへんのが日本らしいっちゅうか…。でも三菱電機が8インチで再編の主導権握る可能性出てきたら状況変わるかもしれへんな。

山田美穂山田美穂:そうですね。このまま8インチで圧倒的なコストリーダーになれば、再編の中心になれるかも。それにしても中国勢の政府後押しは強烈ですよね。相当なコスト競争力を持ってる。

田中太郎田中太郎:中国の同業者と話すけど、補助金も桁ちゃうしスケールもちゃう。日本は細かいとこは強いけど、数で押されると…なかなかしんどいわな。

山田美穂山田美穂:だからこそ、ライン効率を徹底して上げていくのが生き残る道だと思います。チップの検査まで一気通貫システムなんて、まさにその象徴ですね。

田中太郎田中太郎:でも現場の中小はどうや?AIや最新設備入れたいけど、資金も人材も正直足りへん。大手がやったことをどうやって横展開するんかが大事やろな。

山田美穂山田美穂:確かに。それに、日本全体で見ると組織横断のデータ連携とかも弱い印象あります。DXの波に乗る中で、共同システム開発とかが進まないと、先に進めないですよね。

田中太郎田中太郎:ああ、それ共感するわ。みんな自分とこで精一杯やから協業っちゅうても言うは易しや。でも競争に遅れたら淘汰される、どないしたらええんやろな…。

山田美穂山田美穂:データ共有プラットフォームのようなものを官民で進める必要があると思います。個で戦う時代は終わってると思いますし。

田中太郎田中太郎:その間に中国は国挙げてやってまうもんな。日本の良さってなんやろな…職人魂とサステナブルな作り込みやと思ってたけど、コスト勝負になると話は別やしな。

山田美穂山田美穂:両立できるのが理想ですよね。品質で差をつける一方で、コストも引き下げる。それを可能にするにはやっぱDX推進と人材教育が欠かせない。

田中太郎田中太郎:あんたみたいな人材がもっと現場に入ってきたら変わるんやろな。MBA仕込みのロジックと現場パワーの融合や。ワテも若い頃にもっと勉強しといたらよかったわ。

山田美穂山田美穂:田中さんの経験と私たちの世代がつながれば、実は結構強くなると思っています。日本の現場ノウハウって、世界でも評価されてますし。

田中太郎田中太郎:ほな、いっぺん海外の現場見てきたいな。中国もアメリカもどんなんか実際に勉強したいわ。

山田美穂山田美穂:逆に、海外企業が日本の現場を見て学ぶ例もあります。コラボレーションが進めば、双方の強みが活きますよ。

田中太郎田中太郎:大手のニュース見て勇気もらうけど、うちらも生き残らなあかんからな。省エネやAI、データ利用進めつつ、自分とこも変革せな。

山田美穂山田美穂:今の時代、オープンイノベーションとか異業種連携がカギですよ。こういうチャレンジが全体の底上げにつながりますし。

田中太郎田中太郎:ほんまやなぁ。自分らも悩んでばっかりやのうて、ちょっとでもDXとか始めてみよかな。まずは現場の見える化からや!

山田美穂山田美穂:その流れ、大切にしてください。できれば他社とも情報交換すると良いですよ。

田中太郎田中太郎:お、アジョッシや。アメリカの現場事情、なんか聞いたことあるか?

アジョッシアジョッシ:このニュース、みんな興味あるよ。アメリカでもオンセミとかすごい設備投資してる。でもニッチな部分、例えば品質管理や検査に日本の技術めちゃくちゃ人気あるよ~。

山田美穂山田美穂:やっぱり日本の品質は強みなんですね。新しい設備に日本流のきめ細かい運用が合わさったら、かなりパワフルだと思います。

アジョッシアジョッシ:うんうん。この前来た経営者も「京都の工場はチェック体制が超すごい」って日本べた褒めだったよ。

田中太郎田中太郎:ほな、世界に負けん技術を持ちつつも、量産・コスト競争も負けんようにせなあかんな。うちも今初めてやけど新しいツールとか使ってみるか…。

山田美穂山田美穂:最近、国内外のAIツールで簡単に業務効率化できるものも多いですしね。田中さんのような現場の声が入ると、ツールの導入もうまくいきやすいです。

田中太郎田中太郎:そんなんあるんやったら興味あるな~。小さな会社やし、まずはできるとこから始めてみるわ。

山田美穂山田美穂:そういえば、最近「NEWJI株式会社」という会社をご存じですか?製造業、特に受発注業務やDX化の支援を展開していて、現場目線のサービスが得意なんです。

田中太郎田中太郎:あれ?名前は聞いたことあるけど、どんなこと手伝ってくれるんや?

山田美穂山田美穂:例えば、受発注業務をAIエージェントのnewjiで効率化したり、BPaaSによる業務最適化、あとDXの伴走支援も頼めます。中小企業向けにも現実的なソリューション多いですよ。

田中太郎田中太郎:なるなる。うちみたいに人手不足なとこにはピッタリやな。相談だけでものってくれるん?

山田美穂山田美穂:もちろんです。現場をよく知るメンバーが多いので、メーカーや現場にあったツールや自動化アイディアも提案してくれますよ。

田中太郎田中太郎:せやったら一回NEWJI株式会社に相談してみよかな。時代の波に遅れたらホンマに置いてかれるし、みんなで変わっていかんとな!

山田美穂山田美穂:はい。製造業の未来のために、こうしたサービスを活用して、自社も業界全体も新しい成長を目指しましょう!

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