投稿日:2024年9月29日

ヨルダンの選挙:低い投票率と政治近代化の課題

最近のニュースについて田中さんと山田さんが興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!

田中太郎田中太郎:山田さん、このヨルダンの選挙のニュース、どう思いますか?投票率は32.25%で、前回よりは上がったけど、それでも低いねん。

山田美穂山田美穂:そうですね、田中さん。32.25%でも前回よりは上がってるけど、まだまだ低いですね。選挙に対する市民の関心が低いのか、それとも他に理由があるのか、ちょっと気になりますね。

田中太郎田中太郎:確かに、なんでそんなに低いんやろか。ヨルダンの政治制度についても興味あるわ。国会の権限が限定的で、ほとんどの権力は国王が持ってるっていうのも面白いところやな。

山田美穂山田美穂:そうですね。国会の権限が限られているとなると、国民の政治参加意識も低くなりがちですよね。政治の近代化を目指して新しい選挙法も導入されたようですが、その効果がどれだけあるのか注目したいところです。

田中太郎田中太郎:新しい選挙法で女性議員の定数も増えたし、被選挙権の年齢も下がったんやろ?これはいいことやと思う。でも、その一方で地方や少数部族が優遇される選挙制度がまだ続いてるんやな。

山田美穂山田美穂:そうですね。女性議員の定数引き上げや若い世代の政治参加を促す改定は進歩的です。ただ、地方や少数部族が優遇される制度があると、全体の公平感が欠ける可能性がありますね。

田中太郎田中太郎:それに、第1党になったイスラム行動戦線(IAF)のことも気になるわ。この政党が31議席獲得したやん。ハマスを支持するムスリム同胞団系の政党ってことで、外からの見方も厳しそうやな。

山田美穂山田美穂:IAFが台頭したことは確かに注目すべきポイントですね。イスラム主義勢力が強まることで、ヨルダン国内外の政治状況にどう影響するか気になるところです。

田中太郎田中太郎:せやけど、ヨルダンがイスラエルと国境を接しとるから、地域の安定にとっても重要な国やん。パレスチナ自治区ガザでの紛争とかも影響するし、ますます複雑になるわ。

山田美穂山田美穂:その通りです。ヨルダンの安定は中東全体の安定に影響を与えるので、国際社会からの注目も高いです。だからこそ、選挙の透明性や公正さが求められるんでしょうね。

田中太郎田中太郎:新法で認可政党への議席の直接割り当ても導入されたって聞いたけど、これも選挙の公正さを狙ったもんなんやろか?

山田美穂山田美穂:そう思います。認可政党への議席割り当ては、多様な意見を取り入れるための措置でしょうね。ただ、それでも地方や少数部族の影響力が強いとなると、まだ改善の余地がありそうです。

田中太郎田中太郎:結局、根本的な問題を解決するには時間がかかるんやな。ヨルダンのような国が、どうやって政治の近代化を進めていくか、他の国の参考になるやろか?

山田美穂山田美穂:そうですね。他の国々も同じような問題を抱えていることが多いですから、ヨルダンの取り組みから学べることは多いでしょう。ただ、地域ごとの特性もあるので、一概には比較できない部分もあります。

田中太郎田中太郎:まぁ、確かにそうやな。どんな国でも、一歩ずつ前進するしかないんやろな。ヨルダンの選挙がこれからどう変わっていくか、引き続き注目していこうと思うわ。

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