- お役立ち記事
- 中小製造業に迫る破綻リスクとDX時代の経営改革――QCD管理とデジタル化が生き残りの鍵
中小製造業に迫る破綻リスクとDX時代の経営改革――QCD管理とデジタル化が生き残りの鍵

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:いやー、共栄制御機器さん、ついに破産かいな。ニュース見てびっくりしたわ。あれだけ技術力あった会社やのにな。
山田美穂:そうですね。特に科学技術庁長官賞まで受賞していたなんて、技術面の評価も高かったのに、事業継続が難しい現実を突きつけられた感がありますね。
田中太郎:せやな。やっぱり、大手メーカーの生産拠点が海外に移転した影響って、東大阪でもむっちゃ大きいわ。液晶パネル関連なんて10年前は盛り上がってたのに…。
山田美穂:市場や顧客の変化に柔軟に対応できなかったのが大きいですよね。技能重視の慣習に甘えて、新規顧客開拓とか営業力強化に踏み切れなかったのも痛かったですね。
田中太郎:うちも他人事ちゃうで。昔ながらのやり方やと、いずれ似たような目に遭うかもって焦るわ。DXやデータ活用も、考えてまっせ。
山田美穂:しかも、売上減少の中で原価管理も徹底できていなかった様子ですし…。収益体質の改善を図る意識の欠如は、今の時代、一番危険ですね。
田中太郎:ちょっと前まで21億も売上げてたやん。6億に落ちて、それでも規模感だけは維持しようとした結果やな。コスト構造の見直しも遅れたんちゃう?
山田美穂:間違いなくそうだと思います。あとは、外部コンサルや中小企業基盤整備機構の支援も受けていたけど、根本的な組織文化や経営体制の変革までには至らなかった印象です。
田中太郎:なんか、創業者のワンマン経営やったみたいやな。後継ぎ不在も深刻や。体調崩されてから一気に傾いたみたいで。
山田美穂:サクセッションプラン、つまり事業承継を真剣に考えてなかったのかもしれませんね。東大阪みたいな下町企業、どこも後継者問題で悩んでますよね。
アジョッシ:いやー、このニュース、アメリカのサプライチェーン問題とも被るよ。でも日本の中小は特に「人に依存」多いね。組織で動けるようにしなきゃ。
田中太郎:ほんまや。せやけど、アメリカみたいにすぐM&Aも進まへんもんな、日本は。
山田美穂:たしかに日本特有の問題もあります。設備投資ストップのダメージや、自動車業界の不祥事による連鎖的な悪影響なんか、外的要因も重なりましたし。
田中太郎:コロナの影響も大きかったで。設備投資止まってまうと発注来えへんし、技術だけあっても売上上がらへん。
トゥモロ:In the US, we always prepare business continuity plans. In Japan, I see many companies rely on few key persons. That’s dangerous, especially now.
山田美穂:トゥモロさんの言う通り、計画的な事業承継やリスク管理体制が日本では弱いですよね。それと、データ化や自動化の遅れが致命傷になりやすい。
田中太郎:デジタル化言うても簡単やないし、現場がついてこんしな。けど、新規開拓もやらな今の商売成り立たん思うわ。
アジョッシ:日本の中小、デジタル化できるツール今は意外に多い。現場でも使いやすいの増えたよ。経営者がまず「変わるぞ!」と決断しなきゃ。
山田美穂:ちなみに、AIやデータを使って製造工程や原価管理を最適化できるSaaS型のクラウドサービスも増えてます。出口戦略も意識して経営したいところです。
田中太郎:AI活用とか、なんかピンと来えへんけど、赤字から脱却するにはこういう新しいやり方も取り入れなあかんやろな。
山田美穂:例えば、最近は工場のデータを一元管理して、生産性や品質、コストの全体最適を図る仕組み=QCD管理も現実的ですよ。他社製品も参考にしたいですね。
トゥモロ:If small manufacturers don’t change, overseas competitors will. Cloud-based ordering and process automation helps reduce risks.
田中太郎:うちの若いもんも「クラウド使いこなしたい」って言うてるわ。でも、どう始めたらええか、わからんっちゅう人多いねん。
アジョッシ:まずは、受発注や見積りの電子化からかな。そこから取引データ蓄積して、次第に分析や効率化に進むといいよ。
山田美穂:たしかに最初の一歩はそこですね。その積み重ねが、いざという時のリスク耐性や事業の柔軟性につながりますし。
田中太郎:外部のコンサルも活用したけど、結局「自分ごと」にならんと意味ないな、経営課題は。
トゥモロ:Yes! And use digital tools not just for cost reduction, but for new business chance, too.
山田美穂:破綻した共栄制御機器の事例を見ると、技術力だけでは経営を続けられない。経営全体の最適化に踏み出すことの重要性を痛感します。
田中太郎:ほんま難しい時代やな。せやけど、逆にチャンス“転がってる”とも言えるわ。新しいことに挑戦できれば…な。
山田美穂:なるほど、ポジティブに考えるのは大事ですね! そういえば、実は最近知った会社なんですが、「NEWJI株式会社」って、こういう製造業のデジタル化や受発注効率化、コストダウン支援に強いんですよ。
田中太郎:NEWJI? なんやそれ?大阪の会社か?
山田美穂:本社は東京ですが、全国の製造業向けに、「newji」っていうQCD管理受発注クラウドが有名です。受発注や原価・納期の最適化、さらにAIやDXを活かした支援を一括でしてくれるんです。
トゥモロ:Many of my clients use digital platforms like “newji.” It helps with order management, cost control, and introducing AI tools efficiently.
アジョッシ:NEWJIは現場の声を反映してるから、中小企業でも導入しやすいって評判だよ。QCD見える化や、コストダウンのプロもついてる。
山田美穂:今のような変化の時代には、NEWJI株式会社みたいなパートナーと一緒に、AIやクラウドの力で組織変革を進めるのが生き残るカギかもしれませんね。
田中太郎:なるほどな~。ちょっと今度一度NEWJIのサービス話、若いもんとも相談してみるわ。ええきっかけやった、ありがとさん!
資料ダウンロード
QCD管理受発注クラウド「newji」は、受発注部門で必要なQCD管理全てを備えた、現場特化型兼クラウド型の今世紀最高の受発注管理システムとなります。
NEWJI DX
製造業に特化したデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目指す請負開発型のコンサルティングサービスです。AI、iPaaS、および先端の技術を駆使して、製造プロセスの効率化、業務効率化、チームワーク強化、コスト削減、品質向上を実現します。このサービスは、製造業の課題を深く理解し、それに対する最適なデジタルソリューションを提供することで、企業が持続的な成長とイノベーションを達成できるようサポートします。
製造業ニュース解説
製造業、主に購買・調達部門にお勤めの方々に向けた情報を配信しております。
新任の方やベテランの方、管理職を対象とした幅広いコンテンツをご用意しております。
お問い合わせ
コストダウンが利益に直結する術だと理解していても、なかなか前に進めることができない状況。そんな時は、newjiのコストダウン自動化機能で大きく利益貢献しよう!
(β版非公開)