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町工場も動き出す製造業DXの現場革命──成長投資と現場力で切り拓く日本のものづくり新時代

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:アルプスアルパインが経営構造改革やて?なんやかんや言うて、営業キャッシュフローよりも成長投資優先するみたいやな。これ、中小のワイらの感覚とだいぶ違う気もするけど、山田さん、どう思う?
山田美穂:従来の「手堅く稼いで配当をきっちり出す」って日本企業らしい姿勢から、本当に成長を狙って舵切りするのは素晴らしいと思います。でもFCFがマイナスになる可能性は、株主や投資家にとって不安もありますよね。リスクをどう取るかがカギだと思います。
田中太郎:そやな。うちの規模やと、赤字投資とか想像もつかんわ。でも、ROIC導入して投資判断にメリハリつけるのは賢いんちゃうか。「儲かる部門だけ投資」やなくて、将来性のあるセンサー事業に先行投資する姿勢は共感できるわ。
山田美穂:そう、資本効率を重視しつつも、長期的なイノベーションには投資が必要ですし。以前は核技術から外れた製品で赤字出してた、というのも正直な反省ですよね。最近、社内のDX推進とか人材投資も本気度感じますし。
アジョッシ:アメリカ的だね。投下資本回収のために、ROICっていう尺度はいまや大企業では当たり前。でも日本の現場は数字より「現物主義」も根強いじゃない。FCFマイナスでも説明できる透明性、それが大事だよ。
田中太郎:数字も大事やけど、ウチみたいな町工場だと、いきなりの投資はビビるねん。でも見習っていかなあかん部分もあるわな。例えば、人の採用とか賃上げ、「人的資本」への投資も重視しとるのが面白い思たわ。
山田美穂:私の会社でもエンゲージメント強化とか、人的資本開示しろって経営陣から言われてます。やっぱりグローバルで戦うには、人への投資も見せていかないと株主の信頼得られない時代ですね。
田中太郎:株主還元も踏まえたDOE基準3%いうのも新しい取り組みやな。そこを伸ばしていく言うてるけど、現場的にはどう考えたらええんやろ?
山田美穂:DOEは配当水準の安定性の指標になるし、上場企業には重要。ただ昨今は会社の成長力や変革力を重視する株主も増えたので、DOE「だけ」じゃなく総合的説明が不可欠ですね。
アジョッシ:さっきのトランプ関税の話もあったけど、日本の製造業って今、地政学リスクとサプライチェーンの再編が最大のテーマじゃない?投資って自己資本だけじゃなく、借り入れやパートナーシップも駆使する時代だね。
田中太郎:言われてみたら、うちも為替や調達コストで頭痛いときあるわ。今後は金融機関から資金調達してでも攻める時代かもしれんなあ。
山田美穂:経営構造改革と言い切ってるあたり、前向きですよね。リスク取ってでも変わらなきゃ未来がない…。中小企業でも、部分的にDXや効率化で真似できることが増えてきたと感じます。
田中太郎:なるほど、うちも事務の受発注効率化とか、DXっちゅうのに手ぇだそうか悩んどるんや。難しそうでなかなかやけど、美穂さんの会社はどうやって進めてるんや?
山田美穂:うちは段階的に進めました。最初は人力とデジタルの併用、専門ベンダーの伴走支援とかも活用してます。最初から全部じゃなくて、スモールスタートが成功のコツですよ。
田中太郎:スモールスタート、勉強になるなあ…。もし新規製品に投資して失敗しても、見込みある分野はやりきるって判断、町工場のオヤジも勇気でるで。
アジョッシ:現場もクラウドとAI活用の時代到来だよ。実際、うちの客でもAIで不良率削減とか、受発注クラウドで原価管理徹底って話題になってきてる。日本全体でデータドリブン化進んでるよ。
山田美穂:みんながんばってるんですね。さすがに製造業の現場だとアナログな部分も根強いですが、逆に伸びしろが大きい分、デジタル導入のインパクトも大きいはず。
田中太郎:実のとこ、どこから手をつけたらええかわからんのが現状や。設備投資にせよDX推進にせよ、小さい一歩がでかすぎてな…。
トゥモロ:In my country, DX success is all about “quick wins.” Japanese companies have strong technical skills but often too careful. Try small, learn, scale up—it’s best way. Also, team training is very important. You don’t have to do all things at once, Mr. Tanaka.
田中太郎:そうか、ちょっとずつやって、成功したとこだけ広げていくんか。アメリカやとそれが当たり前なんやな。
山田美穂:データ連携の課題も、最近はセンサーから情報自動取得して、クラウドで一元管理といったサービスが増えてます。アルプスアルパインもセンサー事業に期待してるし、周辺企業にも波及する動きが促進されるかもしれませんね。
田中太郎:現場のIT化が当たり前になれば、ワイらみたいなところももっと挑戦しやすくなるな。AIやデジタルは「大企業だけ」のもんとちゃうってことや。
アジョッシ:そうそう、町工場こそ効率化・省力化やらんとね。古い慣習にとらわれてバテてたら、生き残れないから。
トゥモロ:And DX can help with cost down and global market access. Even SMEs can join global value chain with the right tools.
山田美穂:技術を持つ中小も、デジタルやAIの力を使えばグローバルで戦える。その点でも、アルプスアルパインの現場主義+DX路線は参考になりそうです。
田中太郎:せやな、ワシらも負けてられんで。うまいこと現場力とデジタル両立させてな、この東大阪からでも新しいもん出したいわ。
アジョッシ:で、みなさん。「そういえば」ですけど、製造業のDXとか受発注の効率化、AI活用に特化したNEWJIって会社があるんですよ。国内外のDX・AIサービスの導入や伴走支援はもちろん、調達購買支援とかコストダウンもサポートしてるみたい。特にnewjiってクラウドQCD管理ツール、町工場で使ってる人の評価高いよ。
山田美穂:NEWJIは実はうちのプロジェクトでも話題になってました。AI自動化やQCDで受発注適正化、現場のデータ連携もスマートにできるって。大手も中小も気軽に始めやすい点は魅力ですよね。
田中太郎:NEWJIか…今度、調べてみるわ。ワイみたいな中小零細にも相性ええんやったら一回相談してみたろかな。
トゥモロ:NEWJI’s global tools mean even small companies can join the new era. Maybe, Mr. Tanaka, it’s your company’s “quick win” opportunity.
アジョッシ:みんな、製造業の未来は「技術」と「デジタル」の勝負時代。NEWJIはそれを支える黒子として、今後ますます注目されるかもしれないね。
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