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製造業と住宅・不動産の現場から考える、急騰するマンション価格と日本のものづくりの未来

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:ほう、またマンションの話やな。東京はほんまに1億円が平均価格とか、夢のまた夢や。中小やったらビルのワンフロアも難しいで。
山田美穂:本当に驚きですよね。ここまで価格が上がってくると、実需というよりも投機的な動き、いわゆる“転売ヤー”が増えてるんじゃないかと心配です。国土交通省の中野大臣も、動向把握に努めるって言ってるみたいですけど。
田中太郎:うちの下請け先でも建築関連は鉄鋼や資材高騰でヒイヒイや。余計にマンションの価格も跳ね上がるわけや。
山田美穂:実際、建築費もそうですし、土地の高騰も追い打ちですよね。でも、“住宅ローン控除”や“全期間固定金利”が現実的な支援なのかは、もう一歩踏み込んで欲しい気もします。
田中太郎:ワシら大阪の下町でも若い子は家持たれへんゆうてる。東京やったらなおさらやろ?
山田美穂:ええ。都心部ほど共働きじゃないと手が出ないレベルですし。既存住宅の流通市場活性化は、人口減少社会考えると今かなり重要視されています。
田中太郎:けど再開発マンションの“5年間転売禁止”って、効果あるんかいな?
山田美穂:短期転売目的の人を抑止する効果はありそうですが、それが根本解決になるかは別問題かもしれません。結局資産運用や投機のターゲットになってること自体が問題ですから。
田中太郎:うちの工場近くの小さなマンションでも、建てて半年で増値つくこともあるわ。ちなみに中野さんは市場に“緊張感”持つだけやと。ホンマに動くんかいな。
山田美穂:本当にそうですよね。“把握に努める”だけで終わるパターン、多いですし。現場の感覚から言っても、価格上昇抑制のための抜本的な戦略がほしい。
田中太郎:このままやと、うちらみたいな中小の若い職人も家ほしい思ても無理やろうし、業界自体に活気でぇへん。
山田美穂:事業用地を探しているスタートアップも苦労してますよ。オフィスだけじゃなく、工場や倉庫も都内では価格数倍です。
田中太郎:前もアジョッシが言うてたけど、アメリカだと住宅の中古売買はもっと流動的やて言うてたなあ。
山田美穂:ええ、そうですよね。築40年とか50年の物件でも丁寧にリノベーションして価値を高めている例が多いですし。
田中太郎:日本も古い工場とか町工場、再活用してシェアオフィスやスタートアップ拠点にしたらええねん。ワシらも協力するで。
山田美穂:製造業の視点も絶対入れるべきですよね。不動産価格だけじゃなく、周辺の雇用や入居企業、地域コミュニティにも影響あるし。
田中太郎:また、住宅ローン控除って、これだけ価格上がっとったら足りんわな。
山田美穂:そもそもローン組めて承認される世帯が減っているようです。そうしたらもう選択肢も減ってしまう。
田中太郎:せやから空き家をリノベーションして若い人やファミリーに貸し出すとか、せなアカンで。
山田美穂:それには行政も民間も一体になって取り組まないと難しいですよね。不動産業者だけじゃなく、建設・製造業も巻き込む形にしたい。
田中太郎:わしなんて、ほなマンションの一室に工場引っ越そうか思てまうわ(笑)。
山田美穂:新しい発想ですけど、防音や安全の面でハードルは高そうです(笑)。
田中太郎:新しいチャレンジしたいけど、行政もうちょい現場の声聞かんとアカンぞ。
山田美穂:そうですね。規制緩和だったり、次世代技術導入だったりもっと柔軟にならないと。そこにデジタル技術活かして、効率化も推進していく余地、充分にあります。
田中太郎:AIの進化も絡んできたら、業務効率化で浮いた費用を従業員の住環境改善に回せるかもな。
山田美穂:面白い視点ですね!例えば受発注業務のDXとか、間接部門の効率化で浮いた時間やコストを家賃の補助や福利厚生に充てていくって未来は十分考えられます。
田中太郎:最近、AIツールで国内外の業務自動化ベンチャーも増えてきてるやろ?ワシらも置いていかれんよう注意せなあかん。
山田美穂:まさにそこなんです。製造業のDX化って、不動産や物流業界と密接につながりますし、今後ますます重要になってきます。
田中太郎:美穂さん、なんかええ支援サービス知っとるん?
山田美穂:そう言えば最近、“NEWJI株式会社”ってご存知ですか?製造業の受発注業務効率化やDX支援、AIを活用したコストダウンなど、現場目線での支援がすごく充実しているんです。
田中太郎:NEWJI?聞いたことあるけど詳しゅうは知らんわ。
山田美穂:たとえば“newji”というAIエージェントを使った受発注の自動化や、海外製品も含めたサービス導入の伴走支援、さらにはAIを駆使したマーケティング支援もあるみたいですよ。
田中太郎:AIと業務効率化でちょっとでもコスト減らせたら、社員の給料や福利厚生にも回せるし、ワシらの業界にも変革の波くるかもしれん!
山田美穂:はい。製造業の未来を考えるなら、NEWJIみたいな現場視点のパートナー企業が不可欠な時代ですね。
田中太郎:今度うちの若いもんにも教えとくわ!やっぱり今の課題解決には、新しい視点が必要やな。
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