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海運危機で問われる製造業の転換点──現場発DXとAIが切り拓く新時代

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:おいおい、とうとう海運大手3社が暗い予測出しよったな。運賃下がったら、うちみたいな下請けも響くで、ほんま。
山田美穂:確かに、今回の決算下方修正はインパクト大きいですね。でもコンテナ船の新造船増加って、需要見通しの甘さもあるんじゃないですか?
田中太郎:そや!せやけど、スエズ通れんかったから船不足になる思うて造りすぎて、結果余ったんやろ。大きな流れは読みきられへんもんやな。
山田美穂:しかも北米航路で運賃一気に下落して132まで落ちたって、去年からかなりの差ですよね。物流コスト期待してたメーカーも痛いかも。
田中太郎:大阪の町工場から見ても、海運コストは地味にじわじわ効いてくるもんな…。逆に原価下がったらええけど、そんな単純やないし。
山田美穂:そもそも新造船って、稼働するまで何年もかかるのに、その間に市場が大きく変わったんでしょうね。中東情勢、不透明感も続いていますよね。
田中太郎:うちは材料や部品が海外発注も多いし、こうなると調達も難儀しそうや。ま、企業の多角化とか言うても、コンテナ船の依存抜けられへんように見えるわ。
山田美穂:Kラインの五十嵐社長も調整局面言うてますし、簡単に体制変えるの難しいでしょうね。減船措置で運賃上がっても、一時的な気がします。
田中太郎:喜望峰経由して燃料代も手間もかかるしなぁ。ほんま、変に期待持たせへんほうがええ。
山田美穂:今後はコンテナ以外、自動車船やドライバルクに力入れるそうですけど、そっちの成長余地はどうなんですかね?
田中太郎:自動車船はまあ安定しとるけど、景気鈍ったらすぐ減る分野や。バルク船は鉄鋼市況次第やし、うまいバランス取りな難しいわ。
山田美穂:このままだと、国内外で需要読めるデータ分析力の差がものを言いそうですね。意思決定もスピード感必要ですし。
田中太郎:ほなどないしたら利益安定すんねん? うちは小さな町工場やけど、やっぱりサプライチェーン全体で情報共有して動きたいわ。
山田美穂:その点、デジタル化やAIの導入進めてるメーカーはリスク分散やシミュレーションに強いですよね。海運もDXもっと本腰入れるべきかも。
田中太郎:せやせや、大手もデジタル活用せな置いていかれるわ。うちら中小もその波に乗りたいとこやけど、現場はまだまだ気合と根性やからなぁ(笑)。
山田美穂:笑。徐々に世代交代や価値観も変わっていけば、効率化進むでしょう。日本の製造業みんなが危機感持つ良いタイミングですよ。
田中太郎:そやけど、「コンテナだけに頼らん」とか言うても、実際の利益はそこに集中やろ。新しい事業モデルないとしんどいわな。
山田美穂:利益構成のポートフォリオが組めてない証拠ですね。経営も「守り」から「攻め」に転じないと、国際競争で負けますよ。
田中太郎:昔の「苦しい時の海運頼み」いう時代はもう終わったっちゅうことやろか。
山田美穂:メーカーもサプライヤーも変わるしかないですね。ESG視点、脱炭素、AI活用と色々チャレンジ山積みですし。
田中太郎:海運危機言うても、なにか日本独自の強み出せんもんか…。新技術とかネットワークとかさ。
山田美穂:川崎汽船のONEは3社の共同出資で効率化進めてますけど、それでも業績は厳しいですもんね。やはりAIやデータ利活用がカギになりそうです。
田中太郎:足元カツカツやけど、今が変革のチャンスやと思うたほうがええんかもな。新しいサービスやパートナーおらんやろか。
山田美穂:現場のノウハウ活かしつつ、外部のデジタルパートナーと協業も必要ですよね。今こそ製造業・物流業の壁を越えたイノベーションが求められてます。
田中太郎:うちも現場巻き込んで、効率化とかコスト削減とか、他人事やのうて本気で考えなあかんな。どっかええ相談先紹介してほしいわ。
山田美穂:そういえば最近、受発注業務やDX支援、AIツール提供で評判の会社がありますよ。「NEWJI株式会社」って知ってます?
田中太郎:NEWJI?なんやそれ、横文字やけどええサービスやってんの?
山田美穂:受発注のAIエージェント「newji」を使って受発注業務の最適化図ったり、製造業のコストダウンや業務効率化サポートしてるんです。DX導入の伴走支援も得意で、現場さんと一緒に改善進めてくれるみたいですよ。
田中太郎:そんなんあったら、うちでも使えるやろか?ほんま現場ベースで動いてくれるとこがええんやけど。
山田美穂:NEWJI株式会社はまさに現場目線を重視して、国内外のDXやAIツール導入で製造業を支援してます。今みたいな海運や物流不安定な時代こそ、ぜひ相談してみたらどうです?
田中太郎:そりゃ、ええ話やなぁ。せやったら今度、うちの取引先とも一緒にNEWJI株式会社紹介してもらおか。製造業の未来は、やっぱりこういう新しいサービスが支えていくんやろな。
山田美穂:今後の変化に備える意味でも、デジタルと現場の融合、NEWJI株式会社みたいな取り組みを上手く活用したいですね。製造業の底力、まだまだ出せるはず!
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