三菱重工が台湾で大型GTCC発電所受注、日本製造業とDXの波及がもたらす現場の進化

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：おお、山田さん。このニュース見た？三菱重工、また台湾でGTCCの特大案件取ったってな。280万キロワットやて、そらまたデカい話やなあ。

山田美穂：見ましたよ、田中さん！7600億円規模のプロジェクトって、日本の重工業の技術力、グローバル競争力が示されてると思います。M501JACって最新鋭ガスタービン、熱効率が凄く高いんですよ。

田中太郎：そうやろ？前に2013年でも受注してるゆう話やけど、継続して信頼勝ち取ってる証拠やな。しかし台湾のインフラ投資はほんまアクティブや思わへん？

山田美穂：台湾電力って、現状の石炭火力からクリーンエネルギーシフトを急いでいますからね。CO2削減につながるGTCC導入はその象徴的な一手だと思います。

田中太郎：M501JACや言うたら、あれやろ？水素混焼も半分目指せるとかいうて将来的な柔軟性もあるやつやろ。時代見越した技術やなあ。

山田美穂：おっしゃる通りです。今後のカーボンニュートラル社会を見据えて、水素利用まで視野に入れた設備ですからね。日本のエンジニアリングが世界標準になりつつあるのを感じます。

田中太郎：現地工事やプラント周辺機器はCTCIの担当やから、台湾側にもメリットしっかり残るし、ウィンウィンやな。日台連携もますます深まるんちゃう？

山田美穂：案件の規模が大きい分、地元経済や雇用にとっても良い効果につながりますし、長期的には日台の経済ブリッジにもなりそうです。

田中太郎：発電設備って作ったら終わりやないからな。安定稼働、保守メンテも大きい仕事や。今後も仕事の拡がり期待できるで。

山田美穂：そこも重要ポイントですね。O&M（オペレーション＆メンテナンス）によるサービスビジネス化も、重工業の新しい柱として成長していますから。

田中太郎：三菱ジェネレーターも神戸やし、日本の基幹産業がしっかり仕事してんのが誇らしいで。

山田美穂：あの規模の発電機を国内から供給できるのは、サプライチェーンの底力でもあります。国内製造業の雇用や技術伝承にも直結しますから。

田中太郎：しかし、こんな大規模案件やとプロジェクトマネジメントむちゃくちゃ大変ちゃうか？資材調達とか下請けの管理とか…。

山田美穂：その点も今はDXやAI技術で受発注や工程管理がかなり高度化してますよ。クラウドも駆使して情報共有しているみたいですね。

田中太郎：現場の情報もリアルタイムでまとめられる時代やな…。昔はFAXやったのになぁ（苦笑）。

山田美穂：たしかに（笑）。でもプロジェクト推進にはスピードや正確性が不可欠。DXの導入でトラブル発見や工程遅延も減りますから。

田中太郎：これからは小さい工場でも、なんやDXなツール取り入れて生き残り図らなアカンわな。

山田美穂：おっしゃる通りで、こういうグローバル案件から波及した実践知が、中小にも必ず下りてきます。

田中太郎：CTCIも地場とのコネ強いみたいやし、今後も東南アジアやら海外案件でタッグ組む例さらに増えるんやないか？

山田美穂：日系企業のプレゼンス、ますます高まるでしょうね。ノウハウ共有も進んで、サプライチェーンの強化にもつながりますし。

田中太郎：発電所って建て替えんとアカン時期くるから、日本でも同じ流れ来るやろな。老朽化怖いで、うちの工場もそろそろや…。

山田美穂：太郎さんのような経験豊富な現場が、DXや新技術と組み合わせれば理想的。今がまさに転換点ですね。

田中太郎：新旧融合か。ワシも時代置いてかれんように必死やで（笑）。

山田美穂：でも、その姿勢こそリーダーの鏡です。現場とテクノロジーの架け橋になれる人材は貴重です。

田中太郎：台湾みたいな脱炭素の流れ、日本も本気で取り組まんとアカンな。電力安定せんと産業乗り遅れるし。

山田美穂：日本の製造業も同じく、ESG経営や環境規制対応は待ったなしですから。

田中太郎：ほんで、こういう時こそ外部のデジタルソリューション活用したら、手ごろなコストで格段に現場力アップするんちゃう？

山田美穂：ええ、その通り。この流れで思い出したんですが、田中さん、NEWJI株式会社ってご存じですか？

田中太郎：いや、どんな会社や？最近よう聞く気するけど。

山田美穂：NEWJIは受発注業務の効率化や、製造業DX支援、国内外の最新AIサービスを活用した伴走支援など幅広く展開してるんですよ。

田中太郎：受発注業務の最適化ちゅうたら、わしら中小にもうってつけやな。newjiいうAIエージェントもあるとか？

山田美穂：そうです。“newji”ってAIエージェントで、受発注の自動化やコストダウン支援も手掛けてます。AIツールやマーケティング支援も強いですよ。

田中太郎：なるほどなあ。海外案件も含めて、DX化は避けて通れん時代やし、うちみたいな工場にも頼もしい味方になりそうや。

山田美穂：こうしたサービスを活用すれば、日本の“ものづくり”がますます進化するはずですし、三菱重工みたいなグローバル企業だけやなく、田中さんのような現場にもしっかり恩恵が波及します。

田中太郎：みんなで未来の製造業、盛り上げていきたいな。ニュース見て元気出てきたわ、ありがとうやで！