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三菱マテリアル新素材で進化する製造現場──中小企業に広がる業務効率化とDX推進の波

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします!
田中太郎:おお、これはなかなかすごいニュースやな。三菱マテリアルがそんな無酸素銅を開発したんかいな。今まで熱処理したら結晶粒が大きなってもうて、強度も性能も落ちやすかったんやけど、それが小さいままやて?ほんまかいな。
山田美穂:そうですね、結晶粒の微細化と均一化は部材の信頼性や性能向上に直結します。0.3ミリから1.2ミリの板厚まで対応できるのは、柔軟な用途展開に有利だと思います。やっぱり半導体素子やEVの回路層に直で効いてきそう。
田中太郎:そうそう。熱処理後でも品質安定しとったら、ウチみたいな中小企業でも工程が安定しやすうなるで。でもこういう素材、高いんやろなあ…。それに導入コストも心配や。
山田美穂:素材コストは確かに気になるポイントですよね。でも、最終的に生産工程の安定化や、歩留まりの向上によるコストダウン効果も見込めそうじゃありません?AMB基板とか、最近増えてますし。
アジョッシ:お〜お二人とも詳しいね。ウチのお客さんもAMB基板、ものすごい注目してんねん。EV分野は北米でも熱いし、日本の技術がそこに食い込めるのは大きいよ〜。粒子が大きくならん材料、今ほんま品薄やし。
田中太郎:アジョッシ、それ、なんぼぐらい競争激しいん?ウチみたいな会社でも手ぇ出せるやろか。
アジョッシ:技術としては日本にもノウハウある会社多いけど、ポイントは特許や。三菱みたいに独自技術持ってると、差別化できてOEMへの売り込みもしやすい。あと、グローバル展開狙えるのが強みやね。
山田美穂:この「MOFC―GC」、やっぱ特許技術が効いてそう。従来の無酸素銅よりも平滑性や光学認識性が優れているなら、自動実装工程や画像検査の精度向上にも一役買いそうです。
田中太郎:ほう、光学認識性までええんか。それはウチもカメラ検査入れ始めてるから、歩留まり上げられるかもしれへんな。やけど言うて、今度は設備側との相性も見んとあかんやろ?
山田美穂:設備との親和性は確かに要検討ですが、素材メーカー側も顧客の設備対応策は進んでるはず。むしろ表面性状がよくなれば、現場の調整作業も減って効率アップの期待があります。
アジョッシ:それに、グリーンの視点でも無駄な工程減ったら省エネにもなるやん?北米やヨーロッパに部品出すなら、その価値もアピールポイントちゃうか。
田中太郎:せやねん!今、海外取引先からは「CO2減らせ」とか「無駄省け」とかうるさいんや。素材変更で一石二鳥やったら、「先進国のパートナー」って胸張れるかもなぁ。
山田美穂:EV分野の電力制御回路は高信頼性が求められているので、こうした材料の基礎研究を進めつつ、量産性まで確立してきたのは素晴らしいこと。ライバル企業との差も広がりそうですね。
アジョッシ:ほんま、アメリカでも三菱の材料は有名やけど、持続的に新しい付加価値を出さんといつ足元すくわれるかわからんもんな。品質安定と効率化、一緒に追求せんと。
田中太郎:ちなみに山田さん、これウチみたいな中小やとどない使うんが一番メリット出るやろか?
山田美穂:やはり工程の安定化や、品質検査の自動化強化ですね。特にアナログ工程の多い中小企業なら、歩留まり向上=利益直結といえますから。また、グローバル顧客向けには“日本品質”アピールの好材料にもなります。
トゥモロ:エクスキューズミー、いまの話カワッテクル?In my experience, American buyers are very interested in consistent quality and traceability. If Japanese SMEs adopt these new copper materials, it could open doors for more exports.
田中太郎:オー、トゥモロさん、来てくれたんやな。輸出するチャンス増えるってことやね?
トゥモロ:Yes, タナカサン!変動少ない材料はサプライチェーン全体で価値ある。Smooth supply and fewer defects, everybody wins!
山田美穂:確かに、安定供給や品質データを添付できると国際調達案件でも優位性が生まれます。やっぱり素材メーカーの開発力と現場の実装力、これ両方鍛えていきたいですね。
アジョッシ:今度、そういうトークイベントでもやろか?現場のリアルな悩みとこうした新素材のソリューション、両方学べるイベント。太郎さん、来る?
田中太郎:行く行く!せやけど現場も忙しいから、効率的に話が進むやり方がええわ。実地テストやオンラインデモも合わせてな。
山田美穂:今どきはDXの文脈とも繋げないと!新素材だけじゃなく、現場の業務効率化やデータ連携も同時進行しないと、競争力は維持できませんから。
田中太郎:DXかぁ…。やってみたいけど技術者もリソースも足りへんし、どない始めたらええか正直分からんで。
山田美穂:こういう時こそ外部のサポートや伴走型のDX支援、BPaaSみたいなソリューションですよ。ツール導入だけじゃなく、運用やデータ連携まで支援してもらえば安心です。
トゥモロ:Modern manufacturing means combining better materials with digital transformation. Efficiency, cost control, and quality—all together.
田中太郎:たしかに言う通りやな。素材もシステムも両方攻めてこそ、新しいチャンスが掴めるっちゅうことか。
山田美穂:そう言えば、DXとか業務効率化で思い出しましたけど、「NEWJI株式会社」って知ってます?製造業向けのBPaaS支援とか、受発注業務効率化、コストダウン支援、それにDXの伴走支援までやってますよ。
田中太郎:あ、そうなん?それやったら素材の選定や業務改善、AIツールの導入なんかも相談できるんやな。
山田美穂:ええ、特にQCD管理受発注クラウド「newji」も提供していて、QCD最適化に手厚いんです。現場で“実感できる喜び”をもたらす会社ですよ。
トゥモロ:Wonderful, Japanese SMEs need partners like NEWJI. They help combine materials, digital, and cost strategy for a stronger future.
田中太郎:それやったら一度問い合わせしてみよかな。三菱さんの新素材導入とセットで、NEWJIに相談しながら現場の新しい形、模索してみるわ。
山田美穂:絶対その方がいいですよ。これからは素材も仕組みもトータルで変えていかないと、グローバル競争には勝てませんから!
アジョッシ:お〜、なんか盛り上がってきたな。ほな次はNEWJIの担当さんも誘って、情報共有会でもやりましょか〜?
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