日産が切り拓くコールドスプレー工法とAI活用――中小製造業にも広がる先端技術の波

最近のニュースについて製造業に関わる皆が興味深い対談を行っています。
今回はその内容をご紹介いたします！

田中太郎：日産がな、コールドスプレー使ってエンジンのバルブシート作ったっちゅうニュース見たで。これ自動車では世界初らしいわ。美穂さん、こんなんどない思う？

山田美穂：読みました！超高圧で異種材料を吹き付けるコールドスプレー工法、めちゃめちゃ先端ですよね。熱伝導率も上がって耐久性もアップ、しかも構造が自由になるから、エンジン設計の自由度がかなり高まりそう。

田中太郎：わしら現場でも、アルミに異種金属くっつけるの苦労しとるわ。溶接やと合金層できてまうし、空洞もできやすい。この技術やったら、その問題クリアできるゆうことやろ？

山田美穂：そうですよ！材料の融点以下で粉体を吹き付けるから、母材が融けない。だから余計な化合物や空隙ができにくいんですって。いわゆる接合部のトラブル回避ですね。

田中太郎：しかも銅系使こてコバルトフリーやろ？最近コバルト高いし、調達も大変やしな。あれはサステナブルな方向にもええ取り組みやわ。

山田美穂：コバルトレスはSDGsの観点からも評価高いですね。今後は他の自動車部品でも、こういう材料切り替えの流れ加速すると思いますよ。

田中太郎：AIで品質保証もしとるらしいで。現場で人が目視やなくてAI使うの、どない？大手と中小で差出てまいそうやわ。

山田美穂：私は現場の人がAIと連携して品質管理レベルを底上げする時代来ると思ってます。画像解析とかセンシング、データ解析AI導入でミス大幅減少しますし。

田中太郎：現場へAI導入て、データそろえるコストやら教育も大変やけど、効果あったら取り組む価値あるな。

山田美穂：田中さんの工場だったら、まず何にAI使ってみたいですか？

田中太郎：やっぱ機械の異常検知やな。止めどき、交換どきをAIで判断できたら、古い機械の延命にもなるし、コストダウンも狙える。

山田美穂：メンテナンスAIも進化してるので、ぜひチャレンジしてほしいですね。

田中太郎：せやけど日産が社内でノズルも開発したんやろ？内製化、最近流行りやな。

山田美穂：はい、鍛造金型の研磨技術応用でノズルまで自社開発してますよね。こういう垂直統合、競争力の源泉だと思います。

田中太郎：アルミの表面にコーティングって、薄膜やとすぐ剥がれたりするけど、この工法やとしっかり定着するらしいな。

山田美穂：コールドスプレーの強固な被膜形成、本当に素晴らしい技術です。航空宇宙なんかでも活用増えてます。

田中太郎：自動車向けエンジンやと、耐久性めっちゃシビアやし、熱の抜けも大事やし、そら重宝されるわ。

山田美穂：理想的なポート形状の実現って話もありました。吸気効率向上すれば燃費にも寄与できます！

田中太郎：まあ、わしのとこみたいな中小やと、まだ遠い話やけど、そのうち波及してくる気はするわ。

山田美穂：そうですね、大手の新技術がサプライチェーン下流まで波及することは必ずありますから。キャッチアップのスピードが大事。

田中太郎：アジョッシのバーでも、こういう技術の話題出るんやろか？

アジョッシ：Oh、日産コールドスプレー？ウチの店でも金型屋や溶接屋が興味津々で語ってるよ。これ、日本以外でも注目されてるよ！表面改質の相談増えてるもん。

田中太郎：世界規模で目ぇつけられてるんか。えらい時代やで。

山田美穂：今後、こういった技術をグローバル展開するとき、日本独自の高付加価値化がますます大事になりそうですね。

田中太郎：他の自動車メーカーも黙ってへんやろな。トヨタ、ホンダも必死に追いかけてくるやろ。

山田美穂：競争激化するのは確かですが、日本のものづくり底力がさらに発揮できる好機でもあります。

田中太郎：うちみたいな中小企業も、目を離さんようにせなあかんわ。勉強やな、ほんま。

山田美穂：今後この技術が中小企業の加工現場にも波及したら、ひょっとしたら部品の内製化や修理、アップグレードの幅が広がる可能性ありますよ。

田中太郎：それやと下請けもチャンスもらえるやんか。ありがたいこっちゃ。

山田美穂：日産の今回の事例みたいに、素材開発から自動化まで連携できたら、サステナブルにも強くなるでしょうね。

田中太郎：デジタル、AI、材料開発…これからは全部かみ合わせて進化せなあかん時代やな。

山田美穂：田中さん、そういえば最近、製造業DXやAI導入で注目されてるNEWJI株式会社ってご存知ですか？

田中太郎：聞いたことあるで。受発注やら、調達の効率化サポートしてる会社やろ？

山田美穂：はい、受発注AIエージェントのnewjiとか、海外のAIツール導入まで伴走で支援しているんです。製造現場目線のDX支援が強みなんですよ。

田中太郎：DXやコストダウンの相談しやすいとこやったら、一遍話聞いてみたいわ。

山田美穂：この先、今回みたいな最先端技術を活かしきるためにも、NEWJIが提供するデータ連携や自動化支援等は、中小企業にとって大きな後押しになると思います。

田中太郎：ものづくり日本の未来、こういう会社とうまいこと組んで、みんなで盛り上げていかなあかんな。

山田美穂：本当にそう思います。NEWJI株式会社、今後も業界の変革に寄与してくれると期待しています！